【ゲームレビュー】イースVIII Lacrimosa of DANA

概要

今回の記事はゲームレビューとなります。未プレイの方に興味を持っていただくという趣旨で、基本的に内容のネタバレはせず、軽めの分量で書いていきます。

レビュー作品は、アクションRPG『イースVIII Lacrimosa of DANA』。私自身『イース』シリーズは未プレイでしたが、周りの評判が良かったため、この前の年末年始にプレイしてみました。

2016年にPS Vitaで発売、その後若干の追加要素有でPS4、Nintendo Switch、Steamに移植。私はSwitch版をプレイしました。

アクションRPGということで、プレイ感覚はSwitch作品でいうと『ゼノブレイド』シリーズに近いかと思います。

ゲーム内容の評価

ゲーム内容について、「ストーリー」「キャラクター」「戦闘」「音楽」「操作性」の5つの要素に分け、それぞれ評価させていただきました。

ストーリー

オーソドックスでよく練られた脚本で、王道のRPGをプレイしたい!という方には特にオススメです。
また、他の作品と比較して特に秀逸だと感じたのは、作中でのストーリー展開の手法です。巧みにプレイヤーの想像力を掻き立てる設計となっており、ゲームの進行が待ち遠しく、時には時間を止めたくなるかもしれません。

キャラクター

各キャラクターともバックボーンや主義主張があり、しっかり個性が形成されています。
ただなんといっても、メインヒロインが別格です。キャラデザインの美しさ、ストーリーとの関わり、… そして何より、担当声優さんの演技が素晴らしい。たくさん操作し、全てのボイスを聞いてみてください。

戦闘

他の要素が素晴らしいだけに、悪くはないけど可もなく不可もなく…というのが正直なところです。アクションに慣れてくると、若干の単調さを感じるかもしれません。
難易度設定を引き上げて、アクションを突き詰めると良いかも。

音楽

数々のBGMが使用されていますが、全てが名曲と言えるレベル。街中、ダンジョン、ボス戦… あらゆる場面において、それに相応しいBGMの数々があなたを待っています。
FFシリーズ等、過去のトップRPGもやはり名曲揃いでしたが、それらの作品と比較しても遜色ない、むしろ上回っているかもしれません。

操作性

各種アクション操作は、基本的にストレスが少なく快適だと感じました。例えば敵と戦いたくない場合は、ダッシュすれば簡単に逃げられます。一部のダンジョンでは意地悪な仕掛けもあったりしますが…
メニュー画面等のUIは、可もなく不可もなく…といったところ。

評価点・総評

先述した5つの要素について、それぞれ10点満点で点数化させていただくと、以下のレーダーチャートの通りとなります。

総合評価点としては、各要素の平均をとって8.8点/10点満点となります。

自分がこれまでプレイしてきたRPGの中でも、最高クラスの満足度でした。これまではFF10が総合的な満足度トップでしたが、それに匹敵するレベル、ストーリーや音楽の面では上回っているかも?と感じました。

もし興味が湧きましたら、プレイしていただけると嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?