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#47 私には、夢がある

子供の頃、嫌いな質問があった。

「将来の夢は何?」



どう 答えれば良いんだろう。

夢なんか無い。

そう答えることも出来ずに

嘘の夢を語ったこともある。



そんなに簡単に夢って見つかるものなの?



スポーツ選手と言えるほど、
運動神経や体格が良いわけではない。

医者や政治家と言えるほど、
成績が良いわけでもない。

芸能人や役者と言えるほど、
顔が良いわけでもない。

そんな一般的な自分に、
夢なんか見つかるわけがない と思っていた。



でも、

でもね、

大人になって、

40代も後半になって
ハッキリと言えることがある。



「夢なんか だいそれたものは無くても大丈夫。


 ただ、

 心のトキメキや震えにアンテナを立てて、

 もし、そういうものが見つかったら、

 ただ、時間を忘れるくらい夢中になればいい。

 恥ずかしがらずにね。

 その先にこそ、夢があるから。」



そして、子供の周りにいる大人たちに言いたい。



「どうか、

 子供達に いろんな世界を見せてあげて。

 だって、子供たちは可能性の塊だから。

 心の底から、そう思ってる。

 宇宙飛行士になる可能性もある。

 ノーベル賞を取る可能性だってある。

 誰にでもね。

 ただ、子供たちは、

 そんな世界があることを知らない。

 そして、そんな可能性を

 自分が持っていることも知らない。

 だから、どうか、教えてあげて。

 こんな世界もあるんだよって。

 あなたには可能性があるんだよって。

 そして、誰よりも、

 その可能性を信じてあげてね。」




40代も後半になり、

生まれて初めて、

“夢”と言えるものにたどり着いた。



星空にときめき、震え、

その気持ちを大事に、そして夢中に育ててきた。

その先で見つけた “夢”。




『2026年までに、
 星空観察会を主催し、
 子供達に星や宇宙の世界を教えたい。
 そしていつか、
 天文台など、心震える場所を作りたい。』




これが、私がたどり着いた“夢”です。

ちょっと、恥ずかしいけどね。




「夜空を通じて みんなで幸せに」




そしてこれが、夢の先にあるゴール。

星や宇宙を好きにならなくてもいい。

世の中には いろんな世界があって、

たくさんの分からないことがある。

その中にはきっとあなたの心震えるものがあるから。

それさえ、星空観察会で伝えることができれば、

私は大満足。

人は自分の1番大切な夢を追求するのが怖い。

傷つくのを恐れている。

しかし、傷つくのを恐れることは、
実際に傷つくよりも辛いもの。

夢を追求している時は、
心は決して傷つかない。

追求の一瞬一瞬が神との出会いであり、
永遠との出会いだから。

「アルケミスト」より


さぁ、夢に向かって、冒険に踏み出そう。




それでは、


  『夜空を通じて みんなで幸せに』


良い星空浴を✨


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