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230131_鼻中隔湾曲症 手術前の説明(職業訓練期間中の手術)

以前、鼻中隔湾曲症(手術前検査について) にて手術前の検査について書きました。↓はその時の記事です。

今回は手術医の問診の際に決まったスケジュールに基づき、手術についての説明を行ったので、そのお話をします。

手術までのスケジュール

まず手術までのスケジュールは、手術医の問診の際に
以下のように組まれていきました。

2022年8月1週目 
手術医による問診(診察室でスコープで症状確認)
手術までのスケジュール日程の予約

2022年12月4週目
手術前検査

2023年1月3週目
手術についての説明

2023年1月末~2月1週目
入院から退院(予定では4日間)

手術についての説明 内容

手術についての説明において実施するのは以下の3項目でした。
①入院についての説明、病棟設備の説明(患者支援センター)
②麻酔についての説明(麻酔科)
③手術についての内容、詳細について(耳鼻科)
④手術後についての内容、詳細について(耳鼻科)

順番に説明しておこうと思います。

①入院についての説明、病棟設備の説明


 まず患者支援センターという事務に行き、身長体重、血圧を測りました。機械でやる簡単な測定といった感じです。その後にタブレットを渡され、病棟での過ごし方や手術の流れ、麻酔の説明の大まかな説明をビデオを確認させられました。

 その次に窓口カウンターに案内されて入院について、何床室がいいかなどを、確認されました。私の方からも院内の無線LAN設備があるか確認しました。今どきの病院ではなかったので無線LAN設備はありませんでした。残念

 私は現在職業訓練を受けております。このご時世授業もZOOMで受けられるのがよかったです。ただし私のスマホは現在楽天モバイルのため、屋内だと電波状況が明らかに悪くなるのです。ちょっと不安でした。

②麻酔についての説明(麻酔科)

 麻酔科のほうへ行き麻酔の説明を先生から受けました。今回改めて麻酔の方法は、全身麻酔と説明を受け、麻酔による効果と合併症などの起こりうるリスクについての説明を受けました。こういったリスクについては手術中麻酔専門医がモニターで確認しているので細心の注意をすると説明してくれます。
 逆にそれいってくれないと怖いですけどね。(笑)
リスクを覚悟してください!! だけとかね。

③手術についての内容、詳細について(耳鼻科)

 ここが本題です。
 まずここで症状の再確認と、アレルギーについて確認を受けます。私は以前にアレルギーの検査をしていたので、その時の書類を去年の8月ごろに先生に提出しています。初診の際にアレルギーの件は聞かれると思います。もしそういった書類を持っていなければ手術する病院で事前に受けることになるでしょう。
 
 次に前回行った手術前検査の結果を教えてもらいます。血液検査、レントゲンにて症状を一緒に確認します。心電図の結果においては、若干の不整脈を検知するのですが、微々たるもので影響はないそうです。

 次に手術方法についてです。今回は鼻中隔湾曲症の手術と下鼻甲介粘膜切除手術を行います。とのこと。

 あれっ、下鼻甲介、、手術? なんだっけ あ~そういえば去年8月の時になんとなくきいてたわ~って感じでした。
 私の場合、鼻の左側は鼻中隔湾曲症の手術で右のほうは下鼻甲介粘膜切除を行うらしいですわ。

 まず左の鼻中隔湾曲症の手術については以下の手順
1.粘膜をとる
2.   曲がった軟骨を切除(軟骨は完全になくなります。)
3.   シリコンプレートで両サイドから固定する
(※シリコンプレートについて は術後2,3回外来で通った際 止血剤を取るのと合わせて取ってしまいます)

 次に右の下鼻甲介粘膜切除について
これについては、左の鼻の通りが悪い分 右の鼻で多く呼吸するわけです。そのため通りが良い右の鼻は常時アレルギーで粘膜が腫れてしまっているみたいです。その腫れた粘膜を切除するというわけです。
まぁ粘膜なので術後また腫れることもあるそうですが、左の鼻が通るようになるので、術前よりは腫れないとのこと。


鼻中隔矯正術、下鼻甲介粘膜切除術

ちなみに全身麻酔ですが尿道カテーテルは術後抜いてもらえるのでよかったです。これは繊細な問題ですが、ちゃんと言った方がいいです。大がかりな手術でないので先生に言ってなしにしてもらったからです。言わないともしかすると管が尿道に入った状態で目覚めることになります。

④手術後についての内容、詳細について(耳鼻科)


 まず全身麻酔から目覚めたら、チューブが口から入っている状態かつ鼻に綿球が詰められた状態で目覚めます。止血剤も鼻についてますので鼻から大量出血するまではいかないまでも出血はするので、その綿球を適宜自分で交換するようです。
 
ただ鼻の穴にパンパンに奥の方まで詰め物がされているというわけではないそうです。鼻の穴の手前に綿球が詰まっている程度です。もちろん術後当日は鼻呼吸は基本できません。

 術後翌日から鼻洗浄なるもので、鼻に詰まった止血剤なんかをとるそうです。鼻の穴から水を流し口から吐き出すとのこと。

 術後1週間以降3回ほど外来通院するのですがそのタイミングで鼻に着けてた知る今プレートを取り除くそうです。

診察時間について

待ち時間を考慮して大体3時間くらいかかりましたね。
9時半ごろ受付して12時半ごろに病院を出る感じでした。

診察にかかった費用

¥220- 安っ

思ったこと

手術の説明なんかは丁寧に教えていただきました。
ただ手術までのスケジュールについてはあまり良くなかったかなと思いました。
というのも今回初めてきちんと手術の内容を説明してもらったんです。
患者にとってまず手術を受けるか受けないかの判断としてどのような手術でどのくらい日常生活に影響が出るか気になるところです。

それが手術の2週間前になってようやく出るのです。正直去年の8月の時点でこのレベルの内容は説明してほしかったですね。

2週間前だとその判断が直近過ぎて、仕事に影響したりするじゃないですか。そこらへんがもっと早く内容について説明してほしいと感じました。



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