私とちびの思い出 ちびがいない!
このお話は、ちびがちょっとおじいちゃんになった時のこと。
仕事が終わって、ちびただいまー。
いつもの場所に居るはずのちびがいない。
あれ?何処に行ったのかなぁ。
今日は暑かったからもしかしてここかな?
あら居ない。
2階で寝てるのかな。
寝室、子供たちの部屋、何処を探してもちびは居ない。
私は少し焦って、もう一度下に降りてちびー、ちびーと大きな声で探し回った。
すると階段からちびのカチャカチャの足音。
ママ、僕はここだよぉってしっぽをふってご機嫌なちびが降りてきた。
何処に居たのか不思議だったけど一安心。
それから少したった日の夜中、クローゼットの奥から、カチャ、カチャ、と変な音がして目が覚めた。
主人と2人、そっと目を凝らしクローゼットの奥の奥を覗いてみた。
そこには、一生懸命ここ掘れワンワンしているちびがいた。
そうか、そうか。ここで一仕事して涼んで居たんだ!見つからないはずだよ(笑)
お疲れ様ちび。
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