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18.蜂窩織炎で3週間の入院

2016/9/6からは通所リハビリテーション「はーとぴあ」への通所が始まり、火曜日は「はーとぴあ」、土曜日は「ひだまりの家」に通所するという、週二回ではあるが目的が異なる場所への通所が続いていた。「はーとぴあ」では2016/12には食事会が行われることとなっており、すでに申し込みも済ませていた。
「ひだまりの家」の時も通い始めて2ヶ月前後で尿路感染になって9日間入院しているが、「はーとぴあ」でも例外ではなかった。体の抵抗力が落ちているのか、感染症にかかりやすくなっているように思われた。


急な発熱~蜂窩織炎の診断

2016/12/2、どうも具合が良くないらしい。熱を測ってみると38度越え。すぐに救急車を要請。東埼玉総合病院へ搬送された。救急隊員の話では足の内側が真っ赤になっていたとのこと(搬送時救急隊員も救急処置室に入室する)。
2時間位待って医師から呼ばれたが、診断は蜂窩織炎。足のリンパに菌が入って炎症を起こしたとのことで、そのまま入院となる。入院時の書類に記入して提出後、一旦帰宅。改めて洗面具など必要なものを持っていき、翌日再度来院することにした。当日渡されたのは看護計画書。
翌日には大部屋に移動していたが、帰るんだよ、帰るんだよの連発。これが一騒動起こすこととなった。

帰るコールで個室へ移動

2016/12/4の深夜01:30分頃、病院からTEL。何事かと思ったら、病室で大騒ぎしているので、個室に移動しても良いかと看護師からだった。どうも病室で帰るコールを連発し、大騒ぎになったらしい。
他の入院患者に迷惑をかけたな…ということだったが、結局1日6,000円の個室に移動することになり、翌日身体拘束の承諾書にサインし、改めて提出することになった。
結局、食事時間帯以外は手足を縛られたまま、ずっと点滴をつけられたまま寝かされることとなった。
後日、担当担当の依光一之医師 に呼ばれて話を聞いたときは、蜂窩織炎は本来皮膚科領域だけど、何時も内科に持たされるんですよ、とのこと。今回の入院では神経内科の町田医師は驚いていた。全然食事を摂ってくれないこと、町田医師は胃瘻の話をしているみたいだけど、あんなものつけても良いことないよ、と言っていた。
容体が安定し、点滴も外れ、暴れなくなって拘束もなくなった頃にはリハビリテーションも再開された。2016/12/19にはソーシャルワーカー(医療相談員)から退院支援計画書、理学療法士からリハビリ計画書を渡された。
退院後どうするかを病院の医療相談員とも話を行った。リハビリ施設へ短期入所することも考えられなくはないが、本人の状態に特に問題がないので自宅に帰ることでまとまったのであった。

リハビリテーション~退院まで

そんなある日、清水光正ケアマネージャーから連絡があり、様子を見に行くとのこと。
その日は、家族と清水光正ケアマネージャー、「ひだまりの家」「はーとぴあ」の職員全員でリハビリテーションを見に行くことになったが、理学療法士の元で歩くことを中心に行っていた。
11日間泊められていた個室を出て大部屋に移ったが、地域包括ケア病室だった。やはりここでも地域包括ケア入院診療計画書を渡される(2016/12/16)。
2016/12/24、午前中に退院。前日中に社協から福祉車両を借りてそのまま帰宅となった。
今回の入院は3週間に及び、せっかくの食事会はフイにしてしまった結果だったが、また来年に予定されている食事会に参加できていた。
退院後今後の介護方針を話し合う会議を行うとの清水光正ケアマネージャーの話があった。

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