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最高の教師 第6話

鵜久森さん(芦田愛菜)がお母さん(吉田羊)に、『きんぴらおいしい。ありがとう』っていう場面ごろから
なんかすごい嫌な予感がしたんだよね。

まさか、まさか、まさかやめてよ、やめてよお願い生きてよ、生きて、鵜久森さん…と思い続けたのに。
単なるテレビドラマに、液晶画面に、本気で祈ったのに。

最後ぉ…。
予感当たってしまったよ…。

九条先生(松岡茉優)『こんな未来のために、生きてきたわけじゃありません!』

…ほんとだよ!
えぇ!こんな未来のために、芦田愛菜に長文セリフ読ませたってのかよ?!
あの貴重な子供店長(加藤清史郎)と芦田愛菜の共演シーンあの1分かそこらで永遠におわりにする気かよ?!
もったいねーよ!!!(観点おかしい)
なんだ、この鬼畜脚本!
めっちゃくちゃだよ!(褒め言葉です)

泣きながら、怒りながらも、なんとなく得心がいったよ。
初回、芦田愛菜の演技にダーダー泣きながらも(鵜久森さん、えらいながーくしゃべってたけど、普通そんな思いつくわけないじゃん、ま、ドラマだし)と思ってたけど、なるほどね。
過去生で自分で自分にケリつける前からずっとずっと考えてた内容を、2回目の人生で言ってみたということなんだー。なるほど。

芦田愛菜、ほんとにすごいな。
初回もダーダー泣いたが、この6話、その比じゃなかった。
本気で鼻水流しながら泣いた。

私は、今40代で、夫も子供もいないが、しかし、もし子供がいれば、高校生がいてもおかしくない。
もうなんというか、松岡茉優の立場でも、吉田羊の立場でもモノを観てしまって…。
ほんとうに無理。
こんなに大きくなるまで育てて、こんな未来になるの?!
なんの冗談?
…吉田羊、第二部から、どうなっちゃうんだろ。私が母親なら、もう、耐えられない…。

9/1、夏休み明け。
一番自殺が増える時期らしいです。
コロナ初期からいろいろあって若年自殺がすごい増えているとツイッターでも観ました。

だから、芦田愛菜さんの、動画メッセージ部分は、ほんとに、今、リアルに学生である人たちに向けた、『最高の教師』制作陣のまじめな心の声だと、私は思いました。

鵜久森さん、生きてれば変わるよってなんども言ってたよ。
みんな、だまされたと思って、生きてたらなんか変わるかもしれないから、生きてみましょうね…。(しくしく)
私も、独身中年無職だけど、あきらめずに生きてみますよ。


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