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DTMにおける基本操作

DTMでのパソコンにおける操作方法についてです。

Cubaseの場合ですが、例えば、マウスで矢印を使い、鍵盤の入力がされている部分を四角い枠で囲むと、鍵盤が赤から黒に変わり、それをマウスの矢印で選択された鍵盤全体を上下に動かすことで移調ができますが、もっと簡単に、上下キーで上げ下げが可能です。

左右に移動させる場合は、コントロールキーを押しながら、左右キーを押すとできます。

おもに、トラックや入力した鍵盤を選択した状態で複製する時に使います。 

選択して黒くなった鍵盤またはトラックを複製するのは、コントロールキーを押しながらDのキーを押すと隣に複製されます。

それを正しい位置に移動する時に使います。

または、コントロールキーを押しながらCのキーを押すとコピーされ、コントロールキーをおしながらVのキーを押すと再生カーソルがある位置から複製が書き出されます。

また、トラックや入力した鍵盤を拡大縮小するのに、HとGのキーを押すことで操作できます。

主に、ピッチ編集で使える機能で、Aメロの鍵盤入力画面で縮小すると、矢印で鍵盤全体を囲み、選択した状態で、ピッチをオートで近い鍵盤にズラす、クオンタイズを行うのに便利で、クオンタイズで一音が間違ってズレたのを直すのに、拡大はとても便利です。

Jのキーを押すと、矢印と同時に動く縦線カーソルが小節の区切りだけに動くのを、自由にどのタイミングでも縦線が止まるように変化させることができます。

おもに、ボーカルなど、オーディオデータの前後に入ってしまうマウスのボタンを押す音や、マイクのゲインが高い時に生じる、無音時のホワイトノイズ、「ザー」という音をカットする時に使います。

また、作業していて、間違ってしまった場合、例えばボーカルのトラックを消してしまった場合、コントロールキーとZのキーを押すことで、前の状態に復元することができます。

何回も押すとその前、またその前に戻ってしまい注意が必要ですが、ピッチ編集で、鍵盤と声の位置にバラつきがある時、セグメントでハサミを出して、縦線カーソルで鍵盤を細かく切り、ピッチのクオンタイズを行うことで、ピッチの平坦化のエフェクトを使わなくても、平坦化することができますが、間違ってしまい、切り過ぎたのを戻す時などに便利な機能となっています。

ピッチの平坦化のエフェクトは、3割以上のレベルで上げて行うと、位相が反転し、不快な逆相音に変化してしまうので、それを使わないで平坦化できる方法を見つけることができました。

あとは、再生時にFキーを押すと再生カーソルが動いている画面を表示することができます。

また、F2キーを押すと、小さなコントロールパネルが表示されますが、マスターイージーゲーターがついているので、限界値まで音圧が上がり過ぎていないか確認できる他、音圧の上げ下げもそこで行うことができます。 

主に、インストを重ねていって、最後にボーカルを入れようとした時に、インストの音圧が高い場合に下げるのに使えますが、あまりに音圧が高い場合は、エフェクトやイコライザーの操作ができる、ちょっと大きなコントロールパネルを表示させて、ひとつひとつトラックの音圧を-5というように下げていって、ボーカルの収録を行うと上手くいきます。

例えば、最初のレベルが-5であれば、5に5を足して10、つまり-10というように、スマホの計算器を片手に数字を忘れないように注意しながら、音圧を下げることができます。

ボーカルの収録が終わったら、小さなコントロールパネルでマスターの音圧を上げて調整することができます。

小さなコントロールパネルではテンポ、つまりBPMの調整もできます。

さて、CubaseProはちょっと高いですが、DTMに必須となるオーディオインターフェイスにCubaseAIが付属されているものを購入することで、後々低価格でCubaseProにアップグレードすることが可能です。

CubaseAIは機能制限があるだけで、音質や機能性は基本的にCubaseProと同レベルなので、配信や楽曲コンペに参加できるクォリティの高さが魅力ですので、DTMをはじめたい方におすすめです。

Cubaseにはグレードがありますが、プロを目指すのであれば、最上位のCubaseProをお勧めします。

この最上位のグレードにしかピッチ編集機能がついていないからです。

最初からピッチ編集に拘ると歌が上達し難いので、まずはピッチ編集ができないCubaseAIで歌の収録に拘り、そのままでも充分に配信できるレベルまで詰めるようにすることなどが、歌の上達の近道です。

Cubaseでのピッチ補正については以下をご参照ください。

モンスターパッケージのコンプリート14は、沢山の高品質なエフェクトや音源が詰まっているパッケージになります。

セレクトはスタンダードへアップグレード、スタンダードはアルティメットへアップグレード、アルティメットはコレクターズエディションへアップグレードが可能です。

コレクターズエディションはアルティメットに少しプラグインが増えるだけなので、アルティメットがあれば十分だという考えでも良いかもです。

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