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作曲の基礎
作曲の基礎について扱いたいと思います。
作曲に関してはコードについて知っている必要があります。ギターの弾き語りでは必ずコードを使うので、ギターをされていると話ははやいです。できなくても、DTMや最近のiPadやiPhoneのアプリ、GarageBandなどではコード進行を作れるので、それでできます。これも一応DTMの一部です。
コードとは伴奏をつかさどる和音で、AやBmなど、アルファベッドで楽譜などに表記されています。
繋がりのよいコードの組み合わせをコード進行といいます。
最低、3つのコードでコード進行による作曲が可能になります。
例えば、CとGとFというコードがありますが、これからは非常にくっつきがよく、順番を変えてもコード進行を作ることができます。
コード進行はコピーにならないので、まずはこれで試しに曲を作ることをお勧めします。
作曲ですが、コード進行を聞いていて、綺麗な曲の伴奏に聴こえてくると、自然と伴奏に合わせるようにして鼻歌が出てくるものです。鍵盤で探る方法でも良いです。
これとは別にドレミファソラシドがアルファベットで表記されていることがあります。これはコードとはまた別で、キーの表記ですので、混同しないようにしてください。
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この次が最も重要ですが、鼻歌をスマホなどのボイスレコーダー、またはガレージバンドにでも録音しておきます。
いいメロディーはいくつもできると思いますが、次のメロディーの雰囲気に揉まれるようにして、前に作ったメロディーを忘れてしまうからです。
一般的な歌モノの曲は、Aメロ、Bメロ、サビでできています。
低いキーを意識したAメロ、少しキーを高くしたBメロ、ボーカルが綺麗に出せる高めのキーを狙ったサビのメロディーを、それぞれ作り、それらを繋ぎ合わせれば、ひとつの曲が完成します。
曲はAメロ、Bメロ、サビの3部構成になるという基本がありますが、それぞれ8小節で作るというセオリーがあるので、例えばガレージバンドでも初期設定は8小節となっています。別にこれより長くても、例えば16小節であっても全然問題ありません。
例えば、先程のコード、CとGとFで作る場合、4小節に4つのコードが入り、C→G→F→Cとなり、それを繰り返すことで8小節となります。
作曲になれてきたら、数々のヒット曲を生み出してきた、カノン進行や王道のコード進行をネットで調べて、チャレンジしてみましょう。
鼻歌は、歌モノを作りやすい作曲テクニックですが、出来にくい場合は、ガレージバンドなどのアプリを使い、鍵盤で探る方法からはじめてみてください。
では、次は作詞に関してです。
細かい人間関係は理解力が関わりますが、映画や小説などは全てフィクションですので、歌詞も同様にフィクションで作れます。
他の人から実話と思われると感じて恥ずかしくなることを乗り越えれば、意外と簡単です。
ただ、作曲の方と並行して、使うコードにより内容構成は工夫できます。
コードは2つの種類があります。マイナーコードとメジャーコードです。
マイナーコードとは、例えばAに小文字のmが付いていたらみなマイナーコードといい、mが付いていない場合はみなメジャーコードといいます。
例えば、メジャーコードがコード進行のスタートを切る場合、途中でマイナーコードが入っても、入るメロディー全体が明るくなり、マイナーコードがスタートを切ると、途中でメジャーコードが入っても、入るメロディーは悲しく暗くなる、ということが分かっています。
Aメロ、Bメロ、サビにおいて、マイナーコード頭と、メジャーコード頭の組み合わせで曲全体が締まると言われているので、例えばAメロはメジャーコード頭、Bメロはマイナーコード頭、サビは、メジャーコード頭にできます。
Aメロは、メジャーコード頭なので、明るい雰囲気ですので、作詞においては、例えばまず、楽しい日々を思い返すというようなあらすじにするとします。
すると感じている楽しさは、大半が人間関係から来るものだということに気付かされます。
Bメロは、マイナーコード頭なので、悲しさを表現しますが、例えば人間関係と気づくと、同時に悲しい思い出も頭によぎるようになります。
例えば恋人との別れ、家族とのすれ違い、転勤で離れた友人を思い返していく、という感じに内容を組み立てることができます。
次のサビは、メジャーコード頭です。
明るい雰囲気なので、積極的な見方をし、人と接する時間、人自体をもっと大切にしよう、という人生の教訓を得る、という前向きな内容になるようすることができます。
このようなあらすじがあるだけで、作詞は意外と簡単にできるようになりますので、是非参考にされてください。
ガレージバンドやCubasisは歌の収録までできてしまう優れものです。
最近では、iPhoneだけでプロになる作家がぼちぼち出始めています。
日本一有名なDTMのソフト、DAWですが、CubaseProを出しているスタインバーグ社が、プロが外出先でも作曲活動ができるようにと開発したCubasis、これはプログレードで、最初はiPadのみ対応していましたが、ちょっと前に、ついにiPhone対応になり、最近、Androidでも使用可能になったようです。
iPhoneのアプリにしては、ちょっと高いですが、5500〜7000円くらいで購入できます。
これはCubaseProを使っている人は、同じ似たような操作なので直ぐに使えるのですが、逆に、Cubasisから使って、将来CubaseProの操作性に慣れておく、というのもひとつの手ですね。
因みに、Cubasis3とiPhoneの純正イヤホンマイクを使って曲を作り、コンペに参加できるか検証してみたところ、審査に引っかかることなく、参加することができました。
音響の専門家いわく、iPhoneの純正イヤホンマイクは、かなりの開発費をかけて作られた可能性があり、音質が飛び抜けていいとのことだったので、あえてこれを使いました。
100人〜500人の作曲家が曲を作り、プロのアーティストが一曲採用するという仕組みを楽曲コンペといいます。
ベテランの作曲家が毎回いい曲を作れるわけではありません。
音楽は一種の感情表現なので、気持ちの持ち方で楽しい曲になったり、悲しい曲になったりします。
それが難しい点であり、面白い点でもあるので、いい曲は初心者だからできないというわけではなく、できる時は誰でもできる可能性があります。
ですので、アーティスト側が案件を発注し、ベテランから初心者までフェアにコンペに参加してもらうことで、100分の1の確率でいい曲が出来ているか、いや500分の1ならどうかにかけることができるのです。
Androidの場合、ガレージバンドは使えませんが、walk bandというガレージバンドに似たアプリを使うことができます。
やり方はガレージバンドと同じです。ただしアルペジエータという機能はありませんので、コードの和音をタップして伴奏に聞こえるように収録する必要があります。
ガレージバンドの操作方法を真似れば簡単にできるようになりますので是非参考までに。
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