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同期といると病む

私の職場のある同期は、私にとって地雷な存在。一緒にいると高確率で病む。

同期は簡単に言うとサバサバ系しごでき女子。
何がそんなに地雷なのかというと、いくつか理由がありまして、、

①学歴コンプレックスが刺激される

同期は旧帝大(の中でもおできになる方の大学)卒。
私は旧帝大目指して頑張ったけど結局メンタル壊して失敗して、滑り止めの私立大卒。

これまで、私の存在価値は勉強によって支えられているところが大きかった。(友達関係が苦手だったから。)

なのに、自分よりも勉強ができる人が横にいると、当然その人の方がチヤホヤされる。

私は語学の勉強が好きで、英語も第二外国語も結構力を入れて勉強していたのだが、
どうやら同期もそうらしい(しかも第二外国語の選択も同じ)。

以前、翻訳の必要がある書類が職場に届いたとき、はじめに声が掛かったのは私ではなく同期の方だった。

私の存在価値を担保する「勉強」は、同期の横にいると意味をなさない。

②ビジュアルがいい

しかも同期はビジュがいいときている。
彼女もずっと勉強ばかりしてきたタイプなので、おしゃれはせず素朴な格好をしている。

でも地がいい。
ずるい。

上司に「永野芽郁に似てるね」と言わしめたビジュアルの持ち主なのだ。
厚化粧しなくても、着飾らなくても、何かいい感じに仕上がるのだ。

③サバサバしている

美人さんなうえ、性格は男っぽくてサバサバしている。

頭の回転が速くて、物おじせずバッサバッサと切り込んでいくのでめっちゃ仕事ができる。

正直、初対面時は「感じ悪ぅ…」が第一印象だった。

実際長い付き合いをしていてもまだ感じ悪いところがあって、人と話すとき腕を組んだまま話したり、声のトーンがやたらきつかったりするのが私は気に食わない。

でも、彼女はそれでも周りに受け入れられるのだ。芯が強くて、仕事もできるから。必要としてもらえる。

私はそれがきっと妬ましいんだと思う。

昔から、母に
「人と話すときは失礼な態度をとってはいけない」
「物腰は柔らかく」
と口を酸っぱくして言われてきた。注意も受けてきた。

それもあってか、私は人の顔色を伺って行動しがち。それがたまに息苦しくもある。

その息苦しさを感じず好き勝手やっている(わけではないだろうけど)のに、周りから排斥されず受容してもらえているのが、納得できないんだろう。

本当は私も顔色なんか伺わずに、周りに受容されたいんだろうな。

④彼氏がいる

まだある。
サバサバしてて勉強ばっかしてきた真面目系なのに、ちゃんとやることやってんの。

「色恋沙汰興味ありません」みたいな顔して、ちゃんといるんだ?

すみません、これも喪女によるただの妬み。

⑤育った環境が安定している

実家が太い。しかも幼少期から一軒家暮らし。

私は転勤族で、幼少期から各地を転々としてきた(親の都合で振り回されたことを私はやや根に持っている)。
中流家庭だが、金銭面に関する母の不安が高く、しかもその不安を娘である私に垂れ流してくるので、お金の不安もずっと感じながら生きてきた。

同期は、振り回されもせず、お金の心配もせず育って来れたのだと思うと、
羨ましくて仕方がない。

⑥私が好きな先輩と仲が良い

何ならこれが病む一番の理由なのでは?笑

好きな先輩は構ってちゃんタイプ。冗談を言ってつっこんでもらうことで満たされる人。

同期はいかんせんサバサバしているので、先輩を冷たくあしらう。

構ってちゃんの先輩にとっては、
その冷たさがかえってクセになるのである。
もうたまらんのである。(知らんけど)

同期は彼氏持ちなので同期と先輩がどうこうなることはないのだが、
もし同期がフリーだったら、先輩は私とは仲良くせずに、同期の方へ行っていたんじゃなかろうか。

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同期が参加する飲み会は、
チヤホヤされるのを見せられる会。

私にとっては「病み確イベント」なのだ。

そんな飲み会に、今度参加する予定。
何でって?好きな先輩も参加するから。

……ぜっったい負傷して帰ってくる。

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