ネガティブから「やりたいこと」を考えてみる

『好きなこと・やりたいこと』を100個、あるいはできるだけたくさん書き出すというワークがあります。

これを書くことで、目標が明確化される気付いていなかった願望が分かる人生が楽しくなる……などの効果があるそうです。
さらに「願いが叶った」「ポジティブになった」なんて話を聞けば、「おもしろそう。それはやらねば」と思いますよね。
で、やったことがあったんですよ。

自分の望みを明確にするのが目的なので、書くことは何でもいいんです。人に見せるわけでもないし。ジャンルもなにも関係なく縛りなし。
「さぁ書くぞ」
と、ペンを握りしめて勢いよく書き始めました。



……が。
言葉がぜんぜん浮かんでこないんです。
初めのうちは良かったんですよ。
アレが欲しい、コレがやりたい、どこどこに行きたい……ってね。
正直、100個くらい簡単に出てくると思ってたのに。
20、30を過ぎた頃から段々と勢いが落ちていって、50個ほどを絞り出した頃には、ぴったりと手が止まってました。
やりたいことですら満足に浮かんでこないのか……



と、ガックリ落ち込んだのは過去の話。

今は、多少強くなりましたのでね
(慣れてしまったとも言う)
「それなら反対に『イヤなこと・やりたくないこと』を書いてみようじゃないか」
そう開き直って手を動かしてみましたら、まぁ出るわ出るわザックザク。

よくもまぁこんなにマイナス項目が浮かんでくるもんだ、と自分に苦笑しながら手を動かすこと15分ほど。
60個くらいアッサリと書けました。

そこでいったん手を止めて、両方を眺めてみたんです。

『好きなこと・やりたいこと』
・5キロ痩せる!
・月に一回、温泉に行く
・屋久島行きたい
   ・
   ・

『イヤなこと・やりたくないこと』
・独創性・創造性がない
・買い物に行って、まず値段を見ること
・寝不足で頭が回ってない
   ・
   ・

……うん、何を書いても良いんだけどね?

『好きなこと』の気楽さノンキさに比べて、『イヤなこと』のガチ感よ。
重さ?深刻さ?温度差?……が、段違いなことが分かりました。


そこで、『イヤなこと』をひっくり返してみようと思ったわけです。
『やりたいこと』は、願望ってことですからね。

・独創性・創造性がない
  ⇒インプットの質と量を高めて、
   楽しんでもらえるものを書くようにする

・買い物に行って、まず値段を見る
  ⇒「絶対コレが欲しい!」という物を見つけたら
   値段を見ずに買う

・寝不足で頭が回ってない
  ⇒寝たらいいと思うよ

どうでしょう。
そこそこバランスが取れてきたんではないでしょうか。
ネガ⇒ポジ変換してみたら、ちょっとワクワクしてきましたよ。
なるほど、わたしはこんなことを望んでたのね~。と願望が浮き彫りになった感じです。
おもしろーい。

このまま『イヤなこと』を100個書いたあと、ぜんぶひっくり返してみたら、楽しくて素敵な『やりたいことリスト』が出来上がりそうです。

ちょっと書いてきます。
では。

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