よく噛んで食べることは、メリットしかない話
しっかり噛んでお食事してますか?
ここ数年、マスクが常用になって以来、顎関節症|《がくかんせつしょう》になる方が急増してます。
顎関節症|《がくかんせつしょう》というのは、顎|《あご》の関節が硬くなってしまい、周りに付随する筋肉に痛みが生じる症状のこと。
簡単に言うと、顎が痛くなったり、口を開け閉めする際にカクカク音が鳴ったり、そこから関係して頭が痛くなったりします。
マスクをすることで口の開閉が減り、顎関節の可動域が小さくなったことが原因です。
とは言っても、まだマスクを外すのは難しいかもなので、ふつーに噛む回数を増やしてみましょう。
タレントの郷ひろみさんがトーク番組で話していたのですが、食へのこだわりは強く、「一口ごとに30回噛む」そうです。お水を飲むときも30回噛んでから。
「しっかり噛むことが良いのは分かってるけど、30回噛み終わる前に、口の中から消えてるよ~」
と笑っていましたら、郷さんを上回る強者が、割と身近に存在してました。
なんと、一口ごとに60回噛むとのこと。
あまりにも食べるのが遅すぎたので、周りの人が咀嚼回数を数えたら60回は噛んでたらしい。
その方は食べるのは遅いけど量もそれなりに食べ、お酒もかなり嗜むそうですが、スリムです。
以前はポッチャリ体型だったのが、今ではすっかり痩せ体型に。痩せた原因は、噛む回数だけじゃないとは思うんですけど、「他には特に心当たりがない」とのことなので、試してみる価値はあるかもです。
すぐにダイエットの方向に話がズレてしまうのは反省。ですが、実際に試してみました。30回をちゃんと噛もうとすれば意外にできますね。
わたしはドライマウス気味(ストレスや薬の副作用などで口の中が乾燥する状態)なのですが、途中で水分を摂らなくても大丈夫な程度に食事が可能でした。
あと、ほど良く満腹になったので、食後のオヤツを食べなくて済みました。超メリット。
そんなわけで、メリットしかない「噛む回数を増やす」こと。続けてみることにします。ぜひお試しくださいませ。
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