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<概要編>6年ぶりのフルモデルチェンジ!!「VAIO Z」実機レビューシリーズ!

発表後、しかるべきブログアップ、店頭展示品、自前分注文し、、、先ほど<生いたち編>をアップし、一息ついているところ。ここまで、ほぼ、新VAIO Z詳細については触れてないので^^;全体像、概略から見ていき、別記事にて、詳細をみていくことにしよー。

いざ。。。

「信念は、曲げず。先入観は、曲げる。」

↑VAIO社VAIO Zページには、まず、この文言が。
製品コンセプトがよく表現されてるなぁと。
新VAIO Z、、、まず、注目すべきは、ボディだろう。世界初という立体成型によるフルカーボンボディ。軽さと強靱さをあわせもつ。また、ゲーミングPCにも搭載される、第11世代インテルCore HシリーズCPU(TDP35W)を採用し、ハイパフォーマンスも実現。これまでのVAIO Z以上に、様々な要素を共存両立させた、ノートPCだ。

世界初、立体成型フルカーボンボディ

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強靱さに優れる一方、扱いが難しいカーボン。早くからカーボンをVAIOに採用し、扱いに慣れているからこそ実現した、「世界初、立体成型フルカーボンボディ」

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立体成型箇所は、継ぎ目がないため、高剛性を確保できる。

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↑カーボンは、モバイルPCによく使われる、アルミやマグネシウムの、なんと約2倍もの比弾性率を誇る。

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カーボンファイバーは繊維の種類、厚み、積層方向、積層数をコントロールすることで、製品に応じた剛性や質量を自由に設計できる素材。繊維の隙間、重なりで、同じ表情が二つとないというのも、うれしい点。

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また、VAIO Z|SIGNATURE EDITIONだけが選択できる、シグネチャーブラックカラーは、VAIO Z最大の特長である立体成型フルカーボンボディの魅力を見た目でも感じられるよう、カーボン繊維の目をあえて表出。その質感は唯一無二。個体それぞれに異なる、カーボンならではのテクスチャーをその手に。

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CPU&GPU

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新設計のファンをダブルで搭載した、「VAIO TruePerformance」。大きな効果があることで定評がある。電源強化、放熱能力向上により、CPUの性能を限界まで引き出す。モバイルVAIOならではの機能だ。

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軽量モバイルPC唯一の、第11世代インテル Core プロセッサー Hプロセッサーライン搭載。

・Core i7-11375H Special Edition(5GHz)
・Core i7-11370H(4.8GHz)
・Core i5-11300H(4.4GHz)

↑この3種類を選択可能。最上位のCore i7-11375H Special Edition(5GHz)は、SIGNATURE EDITIONのみ搭載。

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↑現行VAIO SX14で選択可能な最上位CPUとの比較。i5ですら、162%の処理速度をたたき出す。

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↑GPUは、第11世代Coreプロセッサー内蔵の、「インテル Iris Xe」

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グラフィックス性能も、現行SX14を大きく上回る。

ストレージ&メモリー

第四世代ハイスピードSSDを採用。6GB/sという、超高速性能だ。
2TB、1TB、512GB、256GBを選択できる。

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↑スタンダードSSDはともかく、VAIO SX14などにも採用されている、第三世代ハイスピードSSDと比較しても、圧倒的な速度だ。

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↑実機は、256GBのSSDだったが、市販もされている一般規格M.2(2280)PCIe4.0の、SAMSUNG MZVL2256HCHQ-00B00が搭載されていた。腕に覚えがあるなら、セルフ換装できるかも。
メモリーは、PDDR4X規格。32GB、16GB、8GBから選択可能。

インターフェース

これまで、VAIOは、有線LAN、VGA搭載にこだわってきたが。
VAIO Zでは、かなり思い切った!!!なんと、、、
Type-C×2、HDMI端子、ヘッドホン端子
わずかこれだけ。正直、これには、いろいろ賛否あるだろう。

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↑右側面に、奥にType-C、中央にHDMI。

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↑左側面に、奥にType-C、中央にヘッドホン端子。

現段階では、さすがに、Type-Cだけでは、しんどいだろう。USBメモリー使うには、USB-Aが必要だし、SDカードスロット(リーダーライター)も必要だし、VAIOに慣れてる人なら、有線LANも欲しいはず。(VGA端子は、、、需要考えると、そろそろドロップでよろしいかと)が、これらに対応するには、この本体の薄さでは、しんどそう。Type-Cが2本あるから、ドッキングステーションや、変換ケーブルで、割り切って対応するというのが、現時点では、バランスが取れてるんじゃないかと。

先ほど、VAIO Zをポチッと♪してきた店長野田も、αのSDカード、よく使うUSBメモリー、出張時の有線LAN、、、ここらへんをどうやって運用しようかと、周辺アクセをいろいろ物色しているところだ。もちろん、職場では、新型ドッキングステーションのお世話になるつもり。

さて、Type-Cの話。
今回、大注目ポイントなのだ。Type-Cは、あくまで、端子の形。中をとおる規格は自由に決めてイイ。VAIO Zでは、どちらのType-Cともに、最新規格の「USB4」「Thunderbolt4」だ。どちらかというと、VAIOは、最新規格への対応は慎重というイメージだが、今回は、最新も最新、、、しかも、2つの規格に対応という、ナイスな判断!
また、Type-C端子は、左右とも、USB PDに対応しているから、充給電が可能。というか、ACアダプター専用の端子はない!Type-Cのみで、充給電するのだ。

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↑付属のType-C標準ACアダプター「VJ8PD65W」軽量大出力の頼もしいヤツだ。

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↑右側でも充給電OK。

これまでは、充電端子と逆側にコンセントがある場合、ディスプレイ裏をぐるっとまわって接続したりしていたが、VAIO Zでは、左右のType-C、都合のいいほうで充給電ができる。地味なようだが、レイアウトしやすくて助かるはず。

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↑単品販売もされている。Type-Cアダプターなので、フツーにスマホ充電もできる。

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↑もちろん、いざというとき、本当によく助けられた、「5Vアシスト充電」にも対応。とりあえず、給電はともかく、充電だけなら、そこらへんの低容量モバイルバッテリーでもOK。

ディスプレイ

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↑VAIO Zの色域。なかなか広い。(点線は、sRGB)
4K HDRディスプレイも選択可能。(4K選択時は、ちょっと重くなって、1kgを超えてしまう)

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↑新たに、Type-C 4Kマルチモニタードッキングステーション「VJ8PRA3」が用意された。
HDMIと、DPI×2端子を搭載し、うち2つを使って、4Kディスプレイ2台を接続可能。本体液晶ディスプレイとあわせて、トリプルディスプレイが可能。

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ドッキングステーションは、付属のACアダプターで駆動する。
単品販売もされるが、VAIO Zと同時注文で、29500円→25000円になる。

カメラ&マイク

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テレワークで活躍するWebカメラとマイク。
Webカメラは、スライド式シャッター(カメラプライバシーシャッター)で、物理的にレンズに「フタ」ができる。
また、マイクは、カメラ両側に配置された、ステレオアレイマイク。正面の声だけをクリアに集音する。

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↑Fn+TABで、マイクミュートがワンタッチで。ミュート時は、オレンジLED点灯でわかりやすい。

180度開閉と、チルトアップが可能な、新開発ヒンジ

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↑180度開閉ディスプレイで、対面相手に画面を見せたり、

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↑押さえずとも本体が浮き上がらず、ディスプレイが開閉できたり

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↑お馴染みの、チルトアップもOK。

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↑ディスプレイを180度開いたときに重宝する、Fn+2ショートカットで、画面とタッチパッド操作も回転できる。

新開発ヒンジが、大活躍だ。

センサー

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↑指紋センサー搭載の電源ボタン。ボタン押下だけで、指紋認証もOK。BIOSパスワード、Windowsパスワードもまとめて認証とれる。

人感センサーも搭載され、着席離席を感知し、顔認証とあわせて、ロック&ロック解除が可能。

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↑VAIOの設定で、タイムラグなど、細かく設定できるのもうれしい。


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