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<外観編>6年ぶりのフルモデルチェンジ!!「VAIO Z」実機レビューシリーズ!

Z様をこよなく愛する店長野田がお届けする「VAIO Z」実機レビューシリーズ。今回は、実機写真を交えて、外観をじっくりと眺めてみたいと思う。

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↑フルカーボンボディが大きな特徴のVAIO Z。特に、SIGNATURE EDITIONは、表も裏もカーボンのヘアラインが美しい。

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↑VAIOロゴが他モデルよりも小さくなったことで、上品さすら感じる。

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↑VAIOロゴは、パームレスト面にもさりげなく配置される。

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↑フルカーボンボディというだけに、全面見回しても、見た目も手触りも、同じ。
ボディ表面は、光沢コーティングのようなつるつる感ではなく、カーボンらしい、さらさらな手触り。光沢ボディほどの指紋のテカリはない。

VAIO社VAIOは、万が一のメンテナンス性を考慮してか、分解しやすい。このVAIO Zも、ボトム部で目視できる15本程度のビスを外すだけで分解できると思われる。自前の実機が届いたら、分解してみる。

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↑ディスプレイを開いてみると、、、こだわりの「新開発ヒンジ」に驚かされる。この軽量ボディながら、片手でスッと開くのだ。普通、キーボード面が浮かないように片手で押さえつつ、ディスプレイを開くものだが。片手が塞がってるときには、本当に助かるはずだ。

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↑さらに、この「新開発ヒンジ」は、180度開閉ディスプレイまで、実現しているのだ。

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↑さらにさらに、VAIO得意のチルトアップ構造を保ちつつ、180度開くのだ。
膝の上で使ったり、テーブルに置いて立って使ったり、対面の相手に画面を見せたり。そんなときに、180度開くディスプレイは活躍する。ショートカットキーのワンタッチ操作で、タッチパッドと画面が反転させることができるから、対面相手との画面共有時にも、困らない。この「新開発ヒンジ」まじすげーっす。

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↑ヒンジ側のちょっとしたアクセント。かなり珍しいデザインだが、目を引くのに派手さがなく、VAIO Z全体をスタイリッシュに見せる。魅せる。

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VAIO自慢の「VAIO TruePerformance」。VAIO Zでは、デュアルファンとし、さらに進化。その吸排気口は、左右側面に配置され、スリットからは、鮮やかな銅色が光る。

また、これまでのモバイルVAIOとはうってかわって、端子類は一気に整理された。Type-C×2、HDMI、ヘッドホン端子(マイク付き4極プラグにも対応)。わずかこれだけ。Type-Cは2端子ともに、最新規格「USB4」「Thunderbolt4」に対応しているのが頼もしい。USB-AやSDカードのために、変換ケーブルや、ドッキングステーションは用意した方がいいだろう。

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Type-C両端子とも、USB Power Delivery(PD)対応で、充給電に対応。というか、充給電は、Type-C端子のみで行う。コンセント位置に合わせて、左右どちらの端子でも充給電可能という、経験したことのない運用が可能だ

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↑付属の充給電用Type-C ACアダプターは、GaN採用の小型大容量タイプ。最大出力65Wながら、164gと、他のVAIOのACアダプター「VJ8AC10V9」(出力40W約250g)よりはるかに高出力&軽量。もちろん、USB PD対応。スマホの充電も当然できる。Type-Cケーブルは脱着不可の直付けタイプ。ケーブル長は約1.7m

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↑ACアダプターのType-C端子は、すべりづらくて抜き差ししやすい、こだわりのテーパー形状。片手でスッと抜いて、さっと持ち出して欲しいという思いから。。。

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↑キーボードは、

・日本語配列かな文字あり
・日本語配列かな文字なし
・日本語配列かな文字なし(隠し刻印)
・英字配列
・英字配列(隠し刻印)

合計5種類から選択できる。(英字のみ5000円アップ)写真は、日本語配列かな文字なし(隠し刻印)。なにげに、キーのフォントも刷新され、美しく見やすくなった。
しかーし、隠し刻印は、SIGNATURE EDITIONだけで選択できる特権なのだ。

従来、バックライトは、隠し刻印を透過しなかったが、今回のVAIO Zの隠し刻印は、バックライトを透過するのだ!

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↑これまでの、透過しない隠し刻印キーボードでは、キーの輪郭しか照らさないから、暗い場所では、ほぼ無刻印キーボード状態だった^^;

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↑キーボードユニットも新開発。キーストロークを、従来の1.2mmから1.5mmに深くし、ストロークの安定性と作動力を見直した。心地よい打鍵感と静音性を実現。

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↑Caps Lockキーは、これまでどおりONになると、緑点灯するLEDが仕込まれているが、VAIO Zでは新たに、マイクミュートショートカット(Fnキー+TABキー)が設定され、ミュート時には橙色LEDが点灯するように。リモート会議などで重宝するだろう。

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↑タッチパッドは、VAIO SX14のものよりも、一回り大きくなった。感度も良好。

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↑気にする人も少なくはないであろう、Webカメラからの覗き見。某巨大SNSのCEOが、そのSNSにアップした自撮り写真に、Webカメラを付箋で覆っている自身のPCが写っていたのが話題になったこともあったが。VAIO Zでは、スライド式の物理シャッター(もっとわかりやすくいえば、カバーっすね。)が搭載されている。シャッターを閉めたことがわかりやすくなっているのも親切だ。これで、付箋など不要だ!^^

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↑電源ボタンに指紋センサーが仕込まれた!スマホでは珍しくないが、ついに、VAIOでも。これまで、ほそーくてシンプルなスイッチだったが、VAIO Zでは、見た目フツーの電源スイッチに戻った感。が、実は、指紋センサーが内包されており、しかも、電源ボタン押下操作と同時に指紋読み取りしてくれる。1度電源ボタンを押すだけで、BIOSパスワードもWindowsログオンパスワードも認証してくれる。

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↑パームレストから手前、パームレストから側面にかけて・・・

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↑液晶ディスプレイ背面から額縁面まで、ディスプレイ背面からヒンジ部まで・・

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↑ボトム部後ろ側カド・・・

これらすべて、立体成型により、継目なしの一枚物。「剛性を創っている」のだ。

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まだまだ続く、新VAIO Z実機レビュー。次は、いよいよ、VAIO Zの基本スペックを暴く、ベンチマーク編だ。


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