森田実先生の思想と行動を探るⅡ
千葉義夫先生 東日本国際大学 記念地球文明研究所所長
参考図書 中庸思想の源流 孔子とアリストテレス 森田実
中庸思想の源流 孔子とアリストテレス | 論創社 (ronso.co.jp)
倫理の時間に使われている本 すべて最初から最後まで読む必要はなく、パッと開いたところを読み、眠くなったら閉じるでよい 年齢を重ねればわかることがある
森田実 静岡県伊東市出身 地元の名家に生まれる 中高一貫校の相洋中、相洋高校 東京大学工学部鉱山学科卒 東大在学中に日本共産党に入党
後に除名される
鳩山兄弟とも交流があった 吉田茂以降のすべての総理大臣と会った
様々な党に呼ばれたが、日本共産党からは呼ばれなかった
変節していった小沢一郎を支持しなかった 小沢の地盤を崩した
これが日本の民主主義だと言った 小選挙区制を導入したのは
小沢の失敗
テレビ番組では和装が多かった 三越外商部、銀座などで買っていた
辣韭が好きだった ステーキもよく食べた
コロナ禍のステーキ会食に出席していた
杉良太郎に頼まれEXILEへ講義をしたことも 森田はEXILEを知らなかった
砂川闘争では、学生たちに『赤とんぼ』の歌を歌わせた 警官の心にも響いた 現実的活動家だった この闘争は運動側が勝利を収めた
政治家の変節とは、自分はXXよりも偉いから始まる
中国によく行った 孔子の生まれた四川省の村など
小泉純一郎の郵政民営化に反対以降、電通を通して東京キー局から外された
MXには出た
収入は減ったが何ら変わらなかった
連合に対して非正規労働者のことを考えろと言った
権威に負けなかった
人のこころを掴んだ
インタビュー前日には履歴を調べて頭に入れる
講演前には資料を用意し頭に入れる
準備はしていたが当日は持って行かない 頭に入れた
埼玉とは縁があった
石破茂には父親の話をした 出自、親族のことまで頭に入れていた
学生は単位をもらいに来るが、ここ(浦和)ではよく聞いてくれる
講義をするのを楽しみにしていた
(森田実先生のご冥福をあらためてお祈りいたします)