ウクライナとロシア
ゼレンスキー大統領による国会での演説にまつわる想像
ウクライナのゼレンスキー大統領による国会での演説が、来週(2022年3月)23日に事前収録ではなく生中継で行われることが決まりました。
ニュースが流れる前まで、日本の国会が本当に受けるのか?と思っていましたので、
妻に対して
「日本はだらしがないので受けないかもしれないねえ~」
「北方領土の話とか出れば全く歴史観のないひとにも響くかなあ~」
などと言ったりしていましたので、生中継にはかなり驚いていますし、かなり演説の内容には期待しています。
そして、日本人に対してゼレンスキー大統領が何を望むのか?
という事を想像して脳梗塞リハビリ中の頭の中で様々な記憶が交錯しました。
多くのメディアでも今回の国会中継に対する是非の事などが話題になっていますが、一個人のおいぼれ投資家として記憶の中身のひとつを発信して見たくなりました。
ゼレンスキー大統領が暗号通貨による寄付を呼び掛けてくれたらいいのになあ~
という想像の中身です。
30年以上前の昔、地方の銀行員をしていた頃の話です。
南米北部地域の人だったと記憶していますが、転勤するまで数度海外送金のお手伝いをしたことがあります。
お互い片言の英語で、主に筆談とジェスチャーでやり取りをしていました。
顔も国籍も覚えていませんが、来店する度にお土産と称して何らかのプレゼント(まったく覚えていない)をキツイ香水の香りと共にお礼として欠かさず持って来てくれました。
私が『SWIFT』と出会った最初の時です。
ロシアの金融制裁で話題になっている『SWIFT』の金融システムです。
私が5年程前に数度2・30万円を海外FX会社を通じて送金したことがあります。
今なら私の受取口座を『SWIFT』コードをネットで検索してPCに入力するだけの話ですが、30数年前のキツイ香りのする彼が理解して、実際の受取口座を海外に作り、日本の地方銀行から送金をすることは容易では無かったはずです。
加えて説明すれば、5年程前の海外FX会社からの送金手数料額は確か3000円だったと思います。
30年以上前の送金手数料額は、10万円程度の送金額で多分1万円前後だったと記憶していますが、キツイ香りのする彼はそれでも「サンキュー!」と言ってお礼を必ず持って来店されました。
振り返って、ウクライナが呼び掛けている暗号通貨による寄付の送金手数料額はウォレット内の安価な暗号通貨を使えば至って少額で、かつ寄付金は瞬時にウクライナの国庫金口座に一個人であっても直接入金されます。
ゼレンスキー大統領が国会に呼び掛けるまでもなく日本という国が、率先して手数料無料のウォレットを開発し、更に国民が自ら口座を作って寄付をするような国家であり社会になるであろう、
と一個人として望んでいます。
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