【小説】私と推しと彼と解釈違い②
今思えば、最初の最初のきっかけは、私だった。
共通の1推しが、メイドカフェにゲスト出勤するイベントがあって、当然予約して行って、チェキ撮って、予約コースのあんまり高くないシャンパン飲んで。メイドさんはみんな可愛いし、駅からも近くて、ピンクで清潔感があって可愛い空間で、ゆっくり座って推しと話せたり、ごはん食べたり、ステージ見たりできるのって、楽しい! って完全に感動しちゃって。それまでよく行ってたライブハウスは…ライブは楽しいけど、暗いし混んでるし、夏とか色々キツイ時もあっ