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2022と2023

あけましたね、おめでとう!(実はこの前のnote、年明けてから書いてるのにあけましたの挨拶してないわ〜って気づいた)
お正月は、たくさん食べて猫をかわいがって全然家から出ずに過ごしました。ずっと飲みたかったアマレットっていうお酒が美味しすぎて、たくさん飲みました。

毎年その年のテーマなるものを掲げていて、実は去年もあったのに書こう書こうと思って書き忘れてしまっていたよ。振り返りもかねて2022の分と2023の分を書こうと思う。ちなみに、「目標!」にしてしまうと、達成できたかどうかが気になってしまう気がして、「テーマ」にしてる。

2022:「聴く」「観察する」「言いにくいことを言う」

◯聴く
2021の終わりくらいに、人の話を自分に引き寄せて聞いてしまう癖があることに気付いて、それが嫌だなぁと思ってる自分がいることにも気付いた。自分に引き寄せて話を聞く癖は、学ぶ場面においてはすごく使える。授業の話とかも、自分ごととして理解できるし。話を聞きながら、脳をフル回転させて自分ごととして吸収しようとする感じ。でも、人の話を聴く時は、それじゃよくないなと思った。人の話を聞いているのに頭の中は自分のことを考えてるんじゃなくて、もっと、相手のことを考えながら相手の話を聴けるようになりたいなと思った。(まあ、どうしても自分のフィルターを通して話が解釈されることはわかってるつもりだけど)

「聴く」に関する本を読むとか、話を聞くとか、もっと色々できたよなぁとは思いつつ、2022はとにかく実践を積んだと思う。
学校でインターンしていると、とにかく子どもに話を聞いて!!と言われることが多い。(そして全然仕事が進まん笑)
こんなことあったよとか、作ったもの見てとか、悲しいこととか、わくわくしてることとか、怒っていることとか、とにかく勢いのある生の感情がたくさんあって、それを一つ一つ聞いてると、そこには自分のことなんて挟む隙もないくらいだな、と思った。
でも、あまりにも「聞いて!」の回数が多すぎて、一つ一つちゃんと聴けてたかな?、聞いてるふりになってなかった?っていう反省もあったかもね。
でもとにかく、ただ相手の受け止めて欲しい話を受け止めながら、そんなこと思ったんだねって一緒に感じることはたくさんした1年だったなって感じ。

◯観察する
これは、、なんで決めたのかはっきりとは覚えてないけど、友達の言ってた、「水中で泣いている人に気づけるようになりたい」という言葉がすごくグサッときたからだと思う。(ちょっと言葉違ったらごめんね)
私もそうなりたい!と思ったけど、今の私、水中で泣いている人に気づけるかしら?と問いかけると、気づけないかもな、、と思ってしまった自分がいた。

「聴く」とも似ている気がするけど、自分のことばかり考えてないで相手の今の状態とか、ちょっとした変化とか、言いたいことあるのかなとか、そういうことに気づける人になりたい。意識を相手に向けていたいっていう感じ。

これも「聴く」と同じで、ほぼ2年ぶりに、毎日同じ人に会って過ごす学校での日々で鍛えられた気がする。
学校の先生って観察力がすごいな、と思わされることばかりだった。ミーティングしていても、一番年下で話し出せないなとタイミングを伺っていると、その顔を見て「こよみ何かいいたいことある?」とパスを回してくれたり、子どもの読書の様子一つとっても、目線がちゃんと文字を追っているのか(絵だけ見てる子もいる)、読むスピード、ふりがながどこまでふってあるのか、など、見ている解像度が全然違うなと思った。私、観察力不足だ、、見えている世界の解像度が全然荒いな、、と思わされることが本当に多かった。

その中でも、見えるようになってきたことはちゃんとあったと思いたい。小学校1、2年生とか、まだ言葉をそこまで操れない年齢だと、喋っていることよりも表情とか体とか、語らないことの方に感情が出ていることの方が多いし、中学生くらいになると、理性的に感情を押し込めていることもあるだろうなと思う。なんか言いたそうな顔してるとか、まつげが濡れてるとか、黙ってるけど頭の中ですごいぐるぐる考えてるのが伝わってきたりとか、そんな瞬間がたくさんあった。ちゃんと観察すると、黙っていてもその人の中で中で起こっていることはたくさんあることに気づくし、焦って沈黙を埋めたり、自分ばかり話すことは違うな、と思えた。

教育って人に関心を向け続けることで、その分自分のことを考える時間が少なくなったり、自分のこと話す機会がほとんどなくなったりするな、と思った。対人援助職についている方、すごい、すごすぎるなと思った。

◯言いにくいことを言う
これは、2021のnoteに書いたことが割と全てで、愛を持って言いにくいことを言えるような人になりたいと思って決めた。あと、言いにくいこともスパッと言える(ように私には見える)友達がいて、素敵だなって憧れてることもある。

2022、言いにくいこと言えたなって場面もあった。仕事に関して、こういうことやりたいんじゃないんだけどな、と不満に思っていたことをちゃんと伝えられた。言いにくいことを言うのが苦手だし、上手く言えないんですよねと相談すると、「最初からうまく言える人なんていないよ、最初は下手なりに伝えてみるところから始まるんじゃん」と言ってもらった。仕事に関しては、あの時言いにくいこと言えたから、色々とやらせてもらったことがあって、言えて本当によかったなと思ってる。

でも、言いにくいことを見えないフリをしてそのままにしてしまったこともあったな、。それは恋愛についてで、恋愛って仕事と違って自分も相手もいろんな感情が絡みすぎていて、そう簡単にはいかないよなと思ってしまう。2023は言えるといいね。

2023:「人を大切にする」「心躍る方へ旅する」

ふりかえりが長くなったけど、2023のテーマは「人を大切にする」「心躍る方へ旅する」の2つです。

◯人を大切にする
「人を大切にする」は、2022の「聴く」と「観察する」をぎゅっと詰め込んだ感じ。やっぱり根底には人をちゃんと愛したいがあって、それはいつでも目の前の人を大切にすることと、近くにはいない大切な人を大切にし続けることだと思う。相手の話をちゃんと聴いて、相手をよく見て気付いて、自分から会いにいくことをし続ける1年にしたい。そのためにはちゃんと自分を愛した上で、余白を持つことが大事だね。

◯「心躍る方へ旅する」
2023は、実は何も決まっていない。これまでは、1つの居場所を卒業する時、次の居場所ややることを決めていた。でも、2023は3月にインターンを卒業した後は、大学に戻ること以外何も決めてない。これまでこんなに決めてないことなかったから、そわそわしてる。
ちょっと不安もあるけど、決めてないからこそ心躍る方に進み続ける力を問われている感じがあるなと思ってこのテーマにした。気持ち的にも、物理的にも、色んなところに旅できるといいな。
2022はとにかく人に会いに行った年で、人を大切にすることが、自分を想定外の場所に連れて行ってくれることがよく分かった年だった。2023も、今の自分が聞いたらびっくりするぐらい想定外のことがたくさん起きますように。どきどきわくわくと、心躍る1年になりますように。

2022年、一緒に濃〜い思い出を作ってくれたあの人も、一緒に笑ったあの人も、たくさん話したあの人も、旅したあの人も、おいしいもの食べたあの人も、本当にありがとうございました。これを読んでくれてる大切な人たちで私はできてるな、といつも思います。
今年もよろしくお願いします。




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