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なんだかうまくいかないねえ

インターン終わるまであと1ヶ月とちょっと。
去年の4月から始まった1年は、何がというわけではないんだけど、なーーんかうまくいかない年だったなあ〜という話を書いてみる。

誰かと住んでみたいと思って選んだインターンのルームシェアは、かなりタイプが違う人でほとんど話さない生活になってしまったし、失恋したし、TOEFLは5点足りなくて留学は申し込めなかった。軽井沢はなんだか自分の街だとは思えなかったし、同世代の新しい友達はあんまりできなかったなぁ。インターンは、面白いことを任せてもらえたのに自分のモチベーションが全然上がらなくて申し訳なかったし、全体的に心が疲れている人が多い職場で、みんな毎日ギリギリで生きてる感じをうっすら感じていた。

こんなこと書くとうまくいかなかったことばかりのように見えてしまうけど、そんなことはなくて面白いこともあった。ただ、多分今の自分がうまくいかないことに目が行きやすくなってるだけだとは思うんだけどね。

『そもそも交換日記』にこんな言葉があった。

ダルクという薬物依存の回復を支援する団体で唱えられているニーバーの祈りというものがあります。
「神様、私にお与えください
 自分に変えられないものを受け入れる落ち着きを
 変えられるものを変えていく勇気を
 そして、二つのものを見分ける賢さを」

『そもそも交換日記』 桜林直子・土門蘭


うまくいかないな〜と感じてはいるけど、全てが自分のせいではないだろうなと思ってる。変えられる環境は変えていきたいし、うまくいかないことが1つあると「あ〜〜」と思ってしまう自分の性格も受け入れていきたい。

今はこういう流れなだけで、今1ミリだけ方向を変えれば、1年後にはかなり違う方向に向かってるはず。この前友達と電話をしていた時に、「こよみ、今の環境を変えたいなと思ってるでしょ、やりたいと思ってることって何度も口にしてしまうものなんだよ」と言われた。直接は言ってなくても、そんな気持ちが会話にじわじわ滲んでいたらしい。そう言われてみると、この環境を変えたいと思ってはいたけど、自分でここに来たいと思った4月の自分を裏切りたくない(?)のか、その気持ちに蓋をしていたのかもなぁ、とも思った。でも、4月の自分を裏切ることでは全然ないし、むしろこの1年はこの1年で、自分で選んだ場所で過ごせたのはよかった。がんばった。

うまくいかないって思った時、これまでの日記とか、周りの人からもらった手紙にも救われたな。それは、あの時に戻りたいとか、過去にすがってるとかそういうことじゃなくて、励ましてもらった感じ。いつだって今を生きているから、つい今のことが全てだと思ってしまうけど、去年はこんな自分もいたんだから大丈夫。今が全てじゃないし、来年の自分はきっとまた違ってくるはずで、それはそれでわからないのが楽しみでもある。

もっと自分が好きだと思える街に住みたいな。ちょっと外に出たら、行きつけのお店があってほしいし、近くに会える友達もいて欲しい。一緒に仕事する人は、大変なことがあってもユーモアで乗り越えていきたいよね。

今日長野市に行って、長野市の生活が大好きすぎるんだという友達の話を聞いた。そうだよね、今の生活がかなり限られてるだけで、それが全てでは全然ないし、少し外に出れば違う生活が待っているよねとも思った。羨ましさというより希望だった。

春からはまた、自分が好きだな〜と思える環境を探していこう。

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