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だってすきなんだもん

この前、人と話していたとき、「直感は根拠なく見えるけど、磨いていけばちゃんと磨かれるんだよ」という言葉が自分から出てきた。

何気なく出てきた言葉だけど、ほんとうにその通りだと思う。好きだなぁと思う道を歩いてみたり、お店に入ってみたり、本を買ってみたり、好きなことばを集めたり、好きな写真を集めてみたり。そんなことを小さく小さく試して繰り返していくうちに、自分のすきの輪郭が掴めてきて、気づいたらすっと選べるようになってくる。それを直感と呼んでるんじゃないかと思う。


わたしが素敵だなと思っている人が、自分のことを「ノーリーズン派」と名乗っていた。どんな意味が込められているのかちゃんとは聞いていないけど、言いたいことは似ているのかもしれない、と思った。


理由はいつだってあとづけで、すきなものはすき。そんな感じ。
なんで好きなの?と聞かれたら、一応それっぽい理由は言えるし、理由をちゃんと話せる人は言語化がうまいと言われるのかもしれない。けど、言葉にした瞬間に失われる空気もある気がしていて、「すきだからすき」ももっと大切にした方がいいと思うんだよね。



すきな写真

羽田空港の近くで撮った


すきな小説のことば

がらんとした部屋に戻ると、和室の隅に、半分に切ったすらりとした長ねぎが2本、コップの水にさして置いてあるのがみえた。華子が飾ったのだろう。寂しい美しさだと思った。

落下する夕方 / 江國香織


すきな食べ物
すいか、オーブンで焼いた野菜、お母さんのハンバーグ


すきなドラマ
カルテット、大豆田とわこ

すきなペン
無印のブルーブラックのボールペン

すきな服
水玉のワンピース

すきなキャラクター
ミッフィー

すきな街
まつもと

すきな時間
寝る前、本屋さん、ゆっくり歩く散歩、友達とお泊まり

すきな飲み物
ジャスミンティー、アールグレイ、白桃烏龍茶、ほうじ茶、チャイ

すきなYouTube
板橋ハウス


今書いたものたち、書いてるだけでにやにや、そわそわしてしまうくらい好き。ちょっと心が跳ねて、もちっとする感じ。

思っていたより私は右脳派なのかもしれない。
それならそれで、右脳の筋トレをちゃんとやっていこうじゃないか。


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