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日本でワインを流行らせるためにやりたいこと

「日本は雨が多いから、醸造用ブドウを栽培するのは難しい」という意見を聞くことがある。では、モーゼルやボルドーでのブドウ栽培は簡単だろうか。これらの産地の生産者を目の前にしても、「日本でのブドウ栽培は苦労が多い」と言えるだろうか。

(ボルドーでワインを造ってわかったこと (安蔵光弘 著))

日本ではさほどワインが流行っているようには思えませんが、みなさんはどのように思われますでしょうか。
より豊かな未来を追求するために、その理由を11つ考えてみました。
(多々誤りがあるかもしれません。お気付きの点などございましたら、後学のためぜひご指摘ください)

・けっして安い飲み物ではない
・ワインに熱心なお店が必ずしも多いわけではない
・ワインに合わせにくい食事が主流である
・ワインを愉しむのに適した気候とは言いがたい
・熟したブドウを収穫するのに十分な気候とは言いがたい
・日本ワインの盛り上がりが足りない
・おいしいワインがさほど知られていない
・他の酒類の人気が高い
・低収量を実現するのに十分な土地があるわけではない
・ワインはむずかしいという誤解がある
・けっしてアルコールに強い人種というわけではない

上記をもとに、少しでも変えられるとすれば、以下のようなことがあげられるかと思いました。
・費用を可能なかぎりさげる
・ワインに熱心なひとを増やす
・(赤)肉を食す機会を増やす
・日本ワインをもっと盛り上げる
・おいしいワインがあることを普及させる
・ワインはむずかしくないことを普及させる

ということで、わたしは微力ながら、

「(費用・健康を踏まえ) 量より質に重きをおくこと」
「おいしいワインがあること」
「ワインはむずかしくないこと」

を少しでも普及させるべく、”アメリカのすごいワイン” という切り口からせまっていきたいと考えております。

アメリカンドリームのように、ストーリーや勢いが必要のようにも思います
そういった意味では、たとえば「ウスケボーイズ」で取り上げられた岡本英史さんらのBeau Paysageはカルト化し、日本ワインのあらたなブームを予感させるものと言えるのかもしれません。

(Photo by Ivana Cajina on Unsplash)

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