簿記3級取ってきたの話
30歳を超えてから、頭の回転が遅くなったとしばしば感じるようになった。
原因は色々あるだろうが、新しい知識を身につけていく勉強らしい勉強で脳を刺激する機会はなくなったことが1つ考えている。
そのため、今年に入ってから、簿記2級を見据えて勉強を始めている。
早速、簿記の3級をとってきたので記事に書き記す。
簿記を選んだ理由
勉強するだけなら、自分の仕事関連のデータ分析やビジネス書等でもよかった。(自分の机に積まれた大量の専門書を見ながら)
でも、わざわざ簿記を選んだのは3つ理由がある。
1つ目に、趣味(自己啓発?)として行う範囲で十分取得可能な資格にしたかった。
自分の専門範囲なら必要な内容を取捨選択できるものの、専門外の領域を体系的に学んでいくのに、資格を目標に据えたかった。
2点目については、確定申告の知識をしっかりつけたいというもの。
副業をしているため、毎年確定申告をしているのだが、表面的な知識しかないままで、クラウド会計ソフトに大半を任せているのは流石にマズいかなと思っていた。また、会計の知識を身につければ、税制面で有利な面がないかなと思ったこともある。
3点目については、企業を理解するのに財務諸表を読み取りたいということ。
何となく貸借対照表や損益計算書については知っているものの、その他会計知識が浅く、とても読み取るといいう状態でもなかった。そのため、教養として身につけておきたいと考えた。
勉強期間と方法
そういう訳で、早速書店に赴いた。
ネット講座などもあるようだが、動画学習はあまり好きじゃないので、個人的には独学一択だった。
ネットの評判や実際に書店で手を取ってみて良かった次の本を活用。
評判の通り、簿記の流れや仕分けや決算などの細かい処理のイメージが掴みやすく、独学でもこれ1冊で十分だった。
最初の1週間は、1日で書籍の1~2章を読んで章末問題をやるのを行なって、一通り頭に叩き込んだ。
一通り勉強した段階で、書籍の特典の模擬試験を解く。確か60点くらいだった。
出来なかった部分について再度書籍内の解説を読んで問題を繰り返し解いたり、仕訳の暗記を反復的に行なったりして、点数の底上げを行なった。
進めるのにまた1週間ほど。
この段階ですぐ受験しようと思ったのだが、ネット試験の申し込みの仕組みを知らず、直近の都合が取れなかったためもう1週後に。
ネット上で無料の模擬問題がいくつかあったので、それを解いて更に穴埋めしていった。
色々な模擬問題を解かないと自分に身についていない部分も気づかないので、効率突き詰めるなら、問題集買って要点を把握した方が良かったかもしれない。
試験について
そんなこんなで受験し、90点で合格。
薄くではあるが元々会計知識があったのもあり、3級は苦労しなかった。
問題構成が大体決まっており、模擬問題を通して、仕訳を覚えて帳簿や決算のパターンを理解すればイケると感じた。仕分け問題だけでも4割とれるし、仕訳がわかれば他の問題も解けるし。
ネット試験の受験にあたって、試験センターの予約に直前の日付ではダメなことや都内の試験センターは土日が大体埋まっていることは、初見殺しだった。
受験が遅れた分みっちり復習できたけど、出鼻をくじかれてしまった
後、仕方ないのは分かっているものの、試験中の計算が電卓しか認められていないのが結構しんどい。
ある程度PC慣れしてる人ならみんなエクセルやら表計算ソフト使わせてくれ・・・!って思うはず。
同じ模擬問題を何回やっても計算ミスで間違えてしまう。
2級に向けて
3級受験の後、早速2級のテキストも買ってきた。
2級は見た限り範囲も増え、教科書だけだと大変そうなので、効率を高めるのに問題集も購入。
上記の3級の教科書の2級版を手に取った訳だが、「ページ数が結構増えるけど倍にならないくらいなら1ヶ月でいけるかな?」って思ったら、自分が見ていたのは商業簿記のもので、2級は更に工業簿記の2冊分範囲があるとのこと。
ちょっと範囲が広く量も増えるので、2~3ヶ月くらいを目標にしたい。
なお、平積みにされている1級の簿記の教科書を見てみたら、こちらは3冊に分かれてて笑いました。興味はあるけど流石に大変そう。
まぁまずは2級合格してからだな。
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