見出し画像

Rhinoコマンド自作入門 マウスでオブジェクトを削除する方法

この記事では、オブジェクトの削除をする際、キーボードのdeleteキーまで手を伸ばさずにマウス操作だけで完結させる方法を紹介します。
右手はマウスから離したくないマン。

作り方の大枠は前回の記事と同じです。

今回は既存コマンドの編集ではなく、イチから作ります。それでも手軽です。

新規ボタンを用意する

ツールバーのタブを右クリック>新規ボタンをクリックします。

画像1

するとボタンエディタウィンドウが表示されます。
新規ボタンなのでツールヒントやコマンド欄はまっさらです。

画像2

右上の編集...をクリックしてアイコン編集ウィンドウを開きます。

画像3

ビットマップを編集する

ウィンドウ右側のパレットから色を選択し、右下から描画スタイル(フリーハンド/直線/矩形/塗りつぶしetc)を選んで好きな絵を描きます。

画像4

削除するコマンドなので筆でバツマークを付けた感じに描いてみました。
ウィンドウ右上に実寸ピクセル?で表示され、実際の見え方がリアルタイムで確認できます。

絵が描けたらOKボタンをクリックして確定します。

ツールヒント、コマンドに入力する

ツールヒントはアイコンにカーソルを乗せた時の表示名を決めるだけなので好きな名前が付けられます。分かりやすい名前が良いです。
今回はシンプルに"削除"にします。

コマンドは下記を参照。最初に半角スペースがあります。

 _delete

ツールヒント、コマンド、全部入れるとこんな感じ。

画像6

最後にOKボタンを押せばコマンド作成完了です。
ツールバーの一番右端に、作成したコマンドが追加されています。

スクリーンショット 2021-06-16 094403

実践

オブジェクトを削除する様子はこんな感じ。ポップアップメニューに入れると更に良いですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?