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【中級】ざっくり3ステップで座繰りを作る with RHINO【動画】

指輪の石留め部分に彫る座繰りの作成手順をざっくりまとめてみました。
今回は細かい操作説明を省いたので中級者向けとしました。

①座繰り曲線を作成して投影する

1分16秒動画。

■補足■
Topビューで座繰りの外形を半分だけ描きます。のちにミラー&結合するので曲線の始点と終点はY軸上に中央揃え、且つ始点と終点からそれぞれ2番目の制御点位置はミラー時に接線連続になるよう気を付けます。
※接線連続についてはRhinoヘルプ(F1キーで表示)で連続性と検索すると解説があります。

②リングサーフェスを分割して座繰り面をオフセットする

1分23秒動画。

■補足:基底サーフェスとは?■
Rhinoでは全ての形を四角形で表現しているらしいです。球体や円錐も全て、全てです。
三角形とか雲形とかどう考えても四角形じゃ作れなさそうですが、四つの辺を持つ伸び縮みする布で表現するイメージです。(公式では長方形のゴムのシートという表現をしている)
カタチが布一枚で作れたらシングルサーフェス、二枚以上の布を使って切ったりくっつけたりして形を表現しているものはポリサーフェス[polysurface]と言います。(polyは「たくさんの」という意味)
※ちなみにシングルサーフェスという呼称は公式ヘルプでは見当たらなくて、単にサーフェスと記されてます。Rhinoヘルプでサーフェスと検索すると詳しい解説があります。

で、一枚の布で作れない形は、四角形をまず用意してそれを該当の形にチョキチョキ切る(trim)ことで表現しているらしいです。この切る前の布の形をRhinoは覚えています。これが基底サーフェスです。(説明長ッ

③段差をSweep2で埋める

1分19秒動画。

以上、補足説明を入れてみたら話が散らかってしまいましたが座繰りの作り方でした。

見出し画像のようにリングと背景にポップな色を設定するとなんだか楽しいのでオススメです!仕事では使ったこと無いです!

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