6/19-25
6/19 晴れ
7時半起床、日付を間違えて買った消費期限切れの食パンを朝ごはんに食べる。昨日の余韻で仕事に行くのが嫌すぎてだらだらと準備をする。職場に着いてしまえばやるしかないからいいのだけれど、最近だんだんと朝が憂鬱になってきた。北海道のことがなかなか決まらないのもイライラの要因のひとつ。お昼、とべかんの円盤発売のニュースが飛び込む。仕事は特になにもなく、いつもより子どもたちと話す時間が多かった気がする。17時以降も4年生の男の子から好きな子の話を聞いたり、2年生の女の子たちとディズニーの話をしたりと楽しかった。
退勤後Gmailを開くと月日から連絡がきていて、なんと大崎清夏さんファシリテーターのWSに参加できることに。まさか2回目があるとは思っていなかったので若干戸惑いつつも、来週から3ヶ月またいろんな人の日記を読める・日記を読んでもらえる日々が始まる。夜は面倒で中華そばを湯掻いて食べる。週末から危機を読んでいるけれど22時すぎに眠気に襲われて中断、北海道行きの飛行機とホテルをやっと取った。後回しにしていたことで一体いくら損をしたのか考えるだけで嫌になる。今度から旅行の大枠の予定は絶対に早く決める。決まらなければその旅行には行かない、と心のなかで誓う。日付が変わる頃に就寝。
6/20 晴れ
朝、通勤中に一昨日の日記を書きながらどこまで書けばいいのかわからなくなっていた。あったことすべてを書き出したいけれど、それは途方もない作業で面倒にもなってくる。そうやって今までも旅行記や一日出かけていた日のことをきちんと書き終わらずに放り投げてしまっている日記がいくつもある。難しい。
お昼ごはん用に、初めて学校の前にあるパン屋さんに入った。パン屋さんのパンは高いと知っているけれど入ってしまえばそこは誘惑だらけで、今日もひとつのつもりがふたつ買ってしまった。仕事はあまり変わりなく。入れていただいたエリアmtgで前の職場の方も参加されていて嬉しかった。
家に帰りながら夜ごはんのことを考えるのがとても面倒で、そうめんを茹でた。Twitterで見かけたトマトとオリーブオイルと麺つゆをぶっかけるやつ。さくらんぼも食べた。本を開くとすぐに眠気に襲われ、郁たちは茨城に行くことはなく。22時すぎから1時半間くらいtiktokをみていたら時間が溶けた。24時すぎ就寝。
6/21 晴れ
7時半起床。岸くんがゲスト出演だった先週のANNを流しながら準備。面白いんだけど、それは話している内容が面白いのではなくわからなすぎて面白いという感じ。岸くんときょもは混ぜるな危険な気がするけれど、昔はシンメだったというから驚き。
10時からのmtgのために、本社だけどいつも通りの時間に家を出る。現場は10時半が定時だということを言いたいけれど、たかだか15分のために前業申請するのも…と思いそのままになりそう、嫌だけどちりつもだけど!!その後のもうひとつのmtgも準備が間に合わずぐだぐだで終わる。こんなかんじで本当にやっていけるのか心配。
現場に移動してからは、早く17時を過ぎないかとそわそわしていた。あがる時間になったらそそくさと準備をして箕輪方面へと向かっていく。その方向にずっとエディオンが見えていて、案外近いのかなと思ったら20分くらいで到着した。ほんとうに近いところで働いているのだな。インターホンを押して中に入ると顔見知りの保護者の方が前を歩いていた。「お久しぶりです」と挨拶をする。子ども以外に保護者の方にもまだ顔と名前を覚えていただけていたことに驚いたし嬉しかった。キッズの玄関から入ると2年生になった女の子たちがお出迎え。そこからずっと、ほんとうに楽しかった。よく懐いてくれていた子たちが次々に話しかけに来てくれたり、遊ぼうと声をかけてくれたり。懐かしさよりも"戻ってきた"という感覚のほうが強かった。でも思った以上に知っている子が少なくて、こうして学年が上がるたびに顔ぶれが変わっていくのを目の当たりにすると、学童はだんだん離れていく・必要としなくなっていく場所だということを実感してすこし寂しくなる。つぎに遊びに行ったとき、今日いた子たちが何人残っているのか。退勤したあとは、みんなで日吉まで歩いていく。OさんとKさんの飲み。話のほとんどは箕輪の子どもたちやスタッフさんのことで、最近あった珍事件に大笑いしたり。そのなかでも話題になるのは目立つ子ばかりで、あんなに一緒にいたのにいわゆる"良い子"と呼ばれるような子たちの顔や名前がなかなか出てこないことに自分でもショックを感じる。家に帰ってみんなからもらった色紙を見返して「あぁ、あの子たちはどうしているかな」と今さらのように考えたり。
6/22 曇り
7時半起床。最近ずっと体を起こすのがつらい。昨日パンを買い忘れたので、ホットケーキを作って朝ごはんにする。午前中も研修を受けたくらいでなにもなく、午後もそのままなにもなく。17時以降、4年生の男の子が暇を持て余していたので一緒にボードゲームをやった。口が悪かったりたまに手が出てしまうときもあるけれど、根はとても優しくて素直な子なのでこのままスれずにいてほしいと思う。前にも同じようなことを書いた気がする。仕事はあまり進まなかった。夕方くらいから雨が降っていて少し憂鬱。夜ごはんを考えるのが面倒。危機を読み終わった。
6/23 曇り
7:40起床。部会で横浜出勤だからといつもよりゆっくり準備をする。お昼、部会が終わったあと聞きたいことがあってKさんを待っていたら、流れでAと後輩のTも一緒にお昼を食べることに。自分からはなかなか誘えなかったので嬉しい。ポルタの韓国料理屋さんで石焼ビビンパとわかめスープを食べながらプチ愚痴発散会。Tがジャニオタだということも知れて、少し距離が縮まった気がするのも嬉しい。移動後、ATMでお金を下ろして支払いを済ませたあと袋のなかにキャッシュカードが入っていなくてひとりパニック。銀行に引き返したりしたけれど、結局支払いをしたコンビニに落としてしまったようで無事回収。こういう致命的ミスをするからほんとうに良くない。あのとき確認したのは不幸中の幸いだった。ひとりバタバタしていたので、現場に着いてからも「あれやってない…」ということが多発して自分の管理ミスを少し恨む。開所後、4年生の女の子の家に電話をしたらお母さんが発する"彼女"という言葉に少し違和感を感じて、本人に帰宅時間を伝えがてら「お母さん怖い?」と聞いてみたら案の定泣かせてしまった。少し触れただけで張り詰めていたものが溢れてしまうほどいっぱいいっぱいだったのだろうし、誰にも言えない気持ちもすごくわかって。もしかしたら家にいない間だけでも思い出したくなかったかもしれないし、触れてはいけないところだったのかもしれない。自分も同じような経験をしてきたのに、やっぱり感じ方はそれぞれ違うからどう声をかけたらいいのかわからなかった。「わたしもだったよ」と伝えるだけで精一杯だった。なにも話は聞かなかったけれど、どうか彼女が元気でいてほしい、できるのはそれを見守ることだけだと思う。
帰りながら、今週ずっとミスドに寄る機会を伺っていてとうとう横浜の店舗に並んだ。最近冷凍保存できることも知ったのでドーナツを4つ。夜ごはんはお昼に持っていったおにぎりとドーナツを食べた。いくつかYouTubeが更新されていたのでそれを観たりして夜を過ごす。
6/24 曇り
7時半前に目が覚めて、二度寝三度寝を繰り返す。キッズの子と一緒にサーティワンを食べる夢をみた。昨日凍らせたチョコオールドファッションを食べながらだが情の11話を観る。みうたんがしずちゃんにしか見えない。M1に出たいと話すところや若林のお父さんとの会話はずるいけれど涙腺が刺激された。次が最終回だなんて信じられない。
15時にひとと会うために家を出る準備、武蔵小杉へ。16時半すぎに渋谷へ移動、青山ブックセンターでAちゃんと待ち合わせ。Aちゃんはイベントに参加したあとで、そのまま待っていてくれた。今日はお互いに選書して本をプレゼントしようというコンセプトで会うことにしていて、予算1000円以内・時間30分で各々棚を回る。時折遭遇しそうになるとパッと隠れたり。選んだ本にブックカバーをかけてもらい、外のベンチで交換こ。Aちゃんが選んでくれたのはさくらももこさんの『あのころ』、わたしが選んだのは川上弘美さんの『センセイの鞄』だった。選んでいる途中、わたしの好きな本にするか、Aちゃんなら好きかなという本にするか、一緒に読みたいという思いも込めてまだ読んでいないけれど気になっている本を選ぶか、とても迷ったけれど、その時間も、互いに選んだ本を渡す瞬間も、自分のために選んでくれた本が手元にあるということも、すべてが楽しくて嬉しいことだった。フラペチーノを頼む代わりに得られる特大の幸せ。定期的にやりたいね、なんて話もした。明日も会えることになり、その予定を決めたり一緒に本を見て回ったりしてあっという間にさよならの時間に。まだ会ってから1時間ちょっとだったからか話したいことも整理されていないまま消化不良で、でも"また明日"と言えることへの小さな希望というか。そこからはまた1時間ほど棚を回って本を買った。小説、エッセイ、日記本、短歌、漫画とジャンルが見事にばらけた今回の戦利品。Aちゃんのおかげで山ちゃんのサイン本もゲットすることができた。ほくほく顔でまっすぐ横浜へ帰宅。お腹が空いていたのでそのまま豆乳クリームパスタを作って食べる。大崎清夏さんの『目をあけてごらん、離陸するから』の第一部を読み終わり、言葉選びや作品がまとっている空気感が好きだなと思った。
6/25 晴れ
8時に目を覚まし、パンを焼いて準備。9時20分頃にPCを立ち上げて研修を受ける。とはいっても今日も講師がテキストを読み上げるだけだったので、さっさと120字のレポートを埋めて革命を読み出す。お昼には素麺のトマト麺つゆを食べた。ずっと床に座りっぱなしもキツいので、休み時間は部屋を掃除をしたりと動き回る。3つ目の講義を受けている途中で革命も読み終わった。15時、最後の講義が始まるタイミングでSANBON RADIOの初会場開催回がスタート。現地参戦したかったけれど今回は叶わず配信で参加。のっけから嶋田さんはエンジン全開で、普段よりもトークの熱量がすごかった。わたし自身SANBONを聴くのが久しぶりだったので「こんな感じだったなぁ」とPCの前で何度も笑いそうになり画面越しで怪しまれないかそわそわしていた。3人の楽しそうな掛け合いや会場の空気感が伝わり、あぁわたしも会場へ赴きたかったとざんねんにも思った。研修が終わる少し前に配信が終わり、いそいそと家を出る準備。
夜はAちゃんとお互いの中間地点と思われる品川でお好み焼きを食べる約束をしていた。お店の検討はつけていたのでまっすぐ向かう。30分ほど並んで店内へ、ミックス焼き、豚キムチ玉、焼きそばを注文。焼かれたものが到着、食べながら「エンタメなしでは生きられなかったよね」なんて話をした気がする。
お店を出たあとはサーティワンを求めて品川シーサイドの方へ歩き出す。「サーティワンのために30分も歩くの付き合ってくれるの嬉しいね」なんて話しながら。ブラックサンダーのアイスの話。目的地はイオンのフードコートのなかにあって、それぞれレギュラーサイズのダブルを注文。渡されたアイスは想像以上に大きくて驚いた。最後に食べたのがいつだったか記憶もないくらいのポッピングシャワーは、今日はじめてそれがミント味だったことを知った。もうひとつの期間限定フレーバーは見た目も味も夏だった。都会の真ん中にいるはずなのにどこか懐かしさや居心地のよさを感じるフードコートで、思い出したように境のヨチカでの話なんかをした。ここで、互いの読書遍歴が重なりそうでズレたままきたのにいま現在の趣味嗜好がばっちり合っているの、とても運命的ななにかを感じているよと話した。
22時前、歩いて帰るのに飲み物がほしいねと食品コーナーを見て回ったらレジに向かう頃にはお互い果物を抱えていた。
「さくらんぼを見たらきっと今日のことを思い出すよ」
帰りは川沿いを歩きたいねと話していたので、来た道とは少し遠回りする方向へ進むと、見たこともない景色が広がっていた。まるで世界から取り残されたような道が続いていて、そこにふたりきり。怖さもあったけれど、それ以上に冒険心がくすぐられた。いまならどこまでもいけそうな気がした。
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