7/18-22
7/18 晴れ
朝、冷蔵庫の壁沿いに小さな蜘蛛がいた。去年もこのくらいの時期に見かけた気がする。
21時ごろ、えみから電話があった。三連休のことや一緒に行こうと話している山口旅行のことを話したりして、いつの間にか2時間が経っていた。
7/19 晴れ
昨日からずっと仁くんのライブに行くか悩んでいて、思い切ってTwitter上の「チケット譲ります」に連絡をしてみたら一緒に行くことになった。小学生で出会って以来ずっと好きだったひとにやっと会える。実感も湧かないままだし、こうしたやりとりも初めてなのですこしドキドキする。夏を乗り切る糧がまたひとつ増える。
退勤後の、19時すぎの夕焼けがとてもきれいだった。
スマホを開いたら芥川賞が発表されていた。ハンチバック、それは誠も好きだった。
夜ごはんに油そばを食べて横浜で『君たちはどう生きるか』のレイトショーを観に行く。パンフレットが売っているかなと売店を覗いたらまだ発売していないようで、代わりに買い忘れていた怪物のパンフレットを購入、ジブリの缶バッジも衝動買い。
映画がはじまり、「スタジオジブリ」の文字と大きく描かれたトトロをみて「これからジブリの新作を観るんだ…」とこの時点で感動。随所でいろいろなジブリ作品の匂いが感じられて、気づいたら物語にのめり込んでいた。終わり方も好きだった。なにより、もう観れないかもしれないと思っていたジブリの新作を映画館で堪能することができてほんとうにうれしかった。
家までの帰り道、誰かと話したくなって思い切ってAちゃんに電話してみる。映画のこと、Aちゃんの近況について。この前会ったときに「これを話したら引かれるかも」と思っていたこと、電話越しだったからこそ話せた。深夜の電話2時間、まだまだ話し足りないことばかりだけどとても満たされた。日曜日に会う約束をしておやすみと伝え合って眠る。
言葉にしてしまうと、書かれなかったことがなかったことになってしまうような気がして、だったら覚えておきたいことは全部書きたいような、でもそれは到底無理なことだし書いてしまったら逆に思い出せなくなることもあるのではと、それがこわい、こわくて感想などが書けなくなっている理由のひとつ
7/20 晴れ
明日が早いので23時すぎには眠った。
7/21 晴れ
5時半起床。今日から過酷な夏休みのはじまり。
水やりをしたらゴムくんから葉がまた一枚落ちていてかなしい。やっぱりうちじゃ日光が足りないのかな。
電車で隣に座っていたおじさんが、昨日更新のWESTubeを観ていて朝から気分が上がった。思わず横目で見てしまう。
職場の目の前で落としたイヤホンのシリコンカバーがそのままマンホールのなかへ吸い込まれてしまった。
夏休み初日早々トラブル続きで、子どももわたしたちも耐えられるのかもう不安。スタンスがちがうことの苦しさもどかしさ。
予定より早い18時退勤、八百屋に寄り道して大きめのプラムを5つ買った。
帰宅後は金ローのもののけ姫を流しながらウトウトして、今日も23時すぎには眠った。
7/22 晴れ
6時起床、土曜出勤。
17時に退勤後、OさんとKさんと横浜で待ち合わせて飲みに行く。この前やりましょうねと話していた愚痴会が早々に開かれる。Oさんから上司の不満がでてくるわでてくるわ、わたしもいま現場で悩んでいることを打ち明ける。立場的にも物理的にも孤独な現場社員は、集まると話は尽きない。
20時すぎに一旦お店を出て、Kさんを駅まで送って今度はふたりで2軒目にはしご。Oさんは一旦酔い醒ましをすると言ってメロンアイスを頼んでいた。どういう流れか、いつの間にか家族のことやこの会社に入った理由までも話していた。喫煙者で、休日はテニスかスロットを打ちに行くかのOさん。これまでほとんど話したことがなかった間柄で、ここまで打ち解けるのははじめてのことで、ただ話したいことをそのまま伝えられるのはとても心地よかった。
2軒目を出たあとは、家の方向が一緒だということで酔い醒ましにうちまで歩いていくことに。ごちゃごちゃした繁華街を出て、ふたりとも左方向に進むのかと思いきや地図は右を指していた。歩きながらなにを話していたのかは覚えていないけれどただただ楽しかった。せっかくなんで寄らせてくださいとうちに上がったOさんは、途中で買ったアイスとお酒を飲んで25時くらいに帰っていった。
7/23 晴れ
午前中は恵比寿。悪遠慮をしない、考え方の癖。
午後はAちゃんが横浜に来てくれる。揃ってメガネを新調し、2000円を超える桃パフェを食べる。夜になってうちへ移動。
改札前で別れて、名残惜しさもあるけれど楽しかった余韻のほうが強くて階段のぼりながらひとりにやにやしていた。これぞAちゃんが話していたスキップしたい、踊り出したい気分。
いつものファミレス会合よりもくだけた雰囲気で、お互い好きなように振舞って、わたしはAちゃんの日記を読んで、Aちゃんはわたしの本棚を眺めてときどき読んだりしていて、その時間がとてつもなく幸せ、ずっと続けばいいのにと思っている。
昨日の記憶と今日がデジャブのようで、そしてAちゃんとの会話と日記に書かれていた内容もリンクするところめちゃめちゃあって、すこし混乱
でもそれすらたのしい、
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