見出し画像

6/26-7/2

6/26 晴れ
昨日楽しかった余韻でなかなか寝付けなくて部屋の電気を消したのが25時半頃、案の定今朝起きるのが辛かった。食パンを買っていなかったので朝ごはんにホットケーキを焼いて、不毛な議論のだが情パートを聴きながら支度、9:20家を出る。駅まで歩きながら、昨日教えてもらったBase Ball Bearの不思議な夜を聴いた。昨日の夜にぴったりな歌詞だった。
先週から週に一度本社へ出勤することになってずっと憂鬱、わけがわからないまま業務が増えていき不安ばかりが募る。動きが悪いPCにイラつきながら作業、お昼すぎ現場へ移動。おやつの後、3年生の男の子が漫画を開きながら悔し涙を流していて、それでもやり返さなくて頑張ったねえらかったねと話した。どんなに忙しくてもこうやって話を聴く時間は大切にしたいし、いまの現場にはそういうのが少し足りていないのではと思う。定時間際、ポコポコとやっていなかったことを思い出し20時まで残る。駅へ向かう帰り道、ミスドが空いていたので思わず入ってドーナツを買ってしまった。まいばすにも寄って、今年初のアイスコーヒーを買う。
いつもなら帰ってすぐシャワーを浴びるけれど、お腹がすいていたのでだが情の最終話を食い入るように観ながらドーナツふたつをもぐつく。きちんと食べない罪悪感はあるけれど、それ以上に最近はごはんを作る面倒くささの方が勝っている。23時をすぎた頃やっとシャワーを浴びて、昨日買ったさくらんぼを食べながら別冊Ⅰを途中まで。明日はおやすみ、25時ごろ就寝。

6/27 曇り
9時半起床。昨日冷凍した残りのドーナツを食べながら別冊Ⅰの続き。最近の休日は嬉しいことにひとと会うことが多かったので、今日は引きこもりを決め込む。窓を開けてエアコンを送風モードにした部屋のなかは心地よかった。
ただ今15時、起きてからずっと本を開いていたから少し疲れてしまった。有川さんの別冊Ⅰを読み終わり、庄野晶さんの『グッド・ナイト・フィールド』と大前粟生さんの『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』を途中まで。こうやっていろいろな作品を立て続けに読んでいると、ただ「文章を機械的に取り込んでいるだけ」のようにも思えて、そういう時間をたくさん取れる嬉しさとともに後ろめたさみたいなものを感じる。いざ感想を書きたいと思ってもなかなか言葉が出てこなかったり、それがひとと同じなのか、感じ方が合っているのかなんてことを最近は特に気にしてしまう。そんなのはひとそれぞれだし、わたしはわたしで感じたこと・考えたことを大切にすればいいとわかっているけれど、それがうまくできないでいるいま。
夕方すぎて、文通をしているA宛てに返事を書く。『N/A』のかけがえのない他人のことに触れたので久しぶりに読みたくなり、それが載った文學界を開く。夜ごはんはポテサラと冷奴と最近買った梅干し、Twitterでみかけたきゅうりの水漬けも作ってみた。寝る前に梨ちゃんの去年の芥川賞受賞予想の動画を観る。今年も更新されるかな。スマホの歩数計は61歩。タイマーで送風モードをつけたままにするもなかなか寝付けない。

6/28 曇り
7:40起床。昨日のポテサラをのせたトーストを食べて支度。部屋の掃除をしようと思ったけれどギリギリになったので明日に回す。今週からWSが始まったこともあり、行きの電車で去年つけていた日記を読み返す。こんなこともあったなぁ自分の日記を読むのも好きだなぁなんて思っていたら、綴られた内容と最近のAとのやり取りで思い当たる節があることに気づく。Aは昨年3ヶ月分ほどの日記を読んでくれていて、その間自分でも覚えていないうちにその日記と重なる言動をしていたようで、「あれもこれも…」と気を使わせてしまっていたことを自覚して申し訳なさと恥ずかしさでいたたまれなくなる。
仕事は事務作業が溜まっていたり、避難訓練の段取りを決められていなくてバタバタしたり、面接をして採用の報告したら上長から慎重になったほうがいいと忠告を受けたり。子ども関係はあまり記憶にない。退勤後、通用口を出たらむっとした空気が広がっていてげんなりする。すこし前まではどんなに日中暑くても退勤する頃には涼しくなっていたのに、もうあの心地良さを感じられないのか。帰りの電車でInstagramを開いたら窪田が金髪になっていた。
まいばすに寄って21時前に帰宅。小腹がすいたなとシャワーを浴びる前に昨日漬けたきゅうりの水漬けをつまみ食いしたら思っている以上ににんにくが効いていてパンチのある味だった。Aぇの水族館耐久企画を観ながら夜ごはんに生姜ごはんときゅうりを食べる。スイカバーとさくらんぼも食べた。鉄道小説を開こうと思ったけれど途中で眠くなって断念。Twitterのトレンドに"kenちゃんのギター"が入っていて、なにかと思えばFenderのイベントで弾いたらしい?kenちゃんのギターを弾く姿を久しぶりみた、世界一好きなギタリスト。

6/29 晴れ
7時半起床。朝ごはんの準備をしながら昨日まいばすでピーナッツクリームを買い忘れたことを思い出す。本部の業務ヘルプのため早めに家を出る。
作業部屋に到着するとすでに5,6人いらっしゃって、各々紙の束を抱えて机に向かい始める。使っているのが学習塾の教室なのと紙をめくる音が響くほど静かなのが相まって、テストを受けているような感覚になる。すべての作業が終わり12時前に移動。銀行に寄ったついでに貯金用の口座にお金を振り込む。増えた口座残高を見て、一体どのくらい貯まったら、たとえば生活を変えようとしたとき安心することができるのだろうと思う。べつに現状困っているわけではないけれども。到着してからは変わりなく、落ち着いて夕方すぎにPCを開くといまの自分じゃ判断できないような依頼がきていて右往左往している間に定時を過ぎ、すこし残業。21時半ごろ帰宅。
ネットを開くとAぇのデビュー報道が出ており、これまでの勢いで薄々勘づいてはいたもののこういう形で知るのは嬉しくない。シャワーを浴びてごはんを食べながら更新されたWESTubeを観る。惰性でTikTokを開き、1時間以上を濵ちゃんの歌声を聴いて溶かした。24時半頃寝。

6/30 曇り
7:10起床。アラームで目を覚ますと部屋中に蒸し暑さが広がっていて早々不快感。速攻窓を開けてエアコンの送風をつけたけれど、6月の終わりでこんなんじゃ夏の間どうなってしまうのか。去年これ以上の暑さをどう乗りきったのかもう覚えていない。今日から我が家のお茶がほうじ茶から緑茶に切り替わった。見た目が涼しい。支度中は数ヶ月ぶりにCITYを流しながら。
昨日思うように業務が進まなかったこともあり、1時間ほど早く出勤。東横線の改札をくぐると電光掲示板に発車時刻は表示されておらず。またかと思いながら各停に乗り込む。9時半現場着。午前中をフルに使うも終わらせたかったことの半分も終わらず13時開所。久しぶりに長い時間校庭にいたけれど、15時半を過ぎたあたりで雨も強くなってきて昇降口に避難。そこで高学年の子たちとくだらない話をしていた時間が楽しかった。土曜日に仲良くなった男の子から「さき先生」と呼ばれたときのくすぐったい感じ。夕方以降は事務作業モードでひたすらPCと向き合う。なんとか今日中に終わらせなければいけないものを片づけ、やり残したことには目をつむり退勤。横浜駅でMと会う。再来週の北海道旅行の計画を立てるつもりが、ほとんどオタク界隈の話で時間が過ぎていく。
「でもストを推すようになってからまだ1年経ってないんだよね」
「嘘でしょ、もう5年くらいこの会話してる気がするんだけど」
「それじゃデビュー前から追ってることになってるよ」お店を出る間際にやっと富良野行きの詳細が決まりひと安心。23時に解散。Mとは中学生からの友だちで過ごしてきた時間も長くていろいろな話をしてきたはずだけど、わたしがジャニオタに返り咲いてからというものの共通言語がジャニーズになってしまってそれ以前どんな会話をしていたのかもう思い出せない。共通の趣味で盛り上がれる嬉しさ反面、すこし寂しさみたいなものも感じている。
家に着いてからはシャワーを浴びて更新されたストチューブを観て、ついでに過去動画も観て25時半頃寝。

7/1 雨ときどき晴れ間
8:30にアラームで起きる。朝ごはんがなかったのでバナナを食べながら更新されたWESTん家を観る。10時くらいから家を出る準備やら掃除を済ませて、11時半ごろEが横浜駅に到着。いつもより踵の高いサンダルを履いていたので隣に並んで歩くと違和感。
お昼ごはんに鶏白湯塩そばを食べて、NEWoMANとルミネを回る。お互い疲れているのか会話をしようとしてもオチまでたどり着かないまま空中分解してばかり。いい香りだったよとイチジクの香水を紹介するためにdiptyqueに入ったら、いつの間にか夏季限定の香水を買うことになっていた。今年の夏たくさ使おうと思う。接客してくれた店員さんがとても可愛らしい方だったねとEと話した。MUSIC DAYの録画をし忘れたために17時までには帰らなければならず、早々にウィンドウショッピングを終わらせて夜つまむための野菜とタコを買って帰宅。家を出た頃に降っていた雨も、横浜をぐるぐるしている間に止んだようだった。
west関連の番組やDVDを一緒に鑑賞。途中静かになったなと隣をみたら寝ていた。これまでEの眠っている姿を何十回も見てきたけれど、こんなに静かだったんだなと今さらのように思う。18時すぎ、Eがおもむろに起き出して「キッチン勝手に使っていい?」と買ってきた食材に手をつけ始める。30分もしないうちにあっという間にタコとレタスのサラダ、タコときゅうりの酢の物、大根の甘辛炒め、デパ地下で買ったセロリの和え物、そして大量のミニトマトがテーブルに並ぶ。

それらをつまみながらまたDVD鑑賞再開。ときどきMUSIC DAYをはさんだり。結局観る予定だったGnuのライブDVDまではたどり着かなかったので貸すことにする。過去のテレビ出演をすこし観て、また降り出した雨の中22時半ごろ帰っていった。

7/2 晴れ
6:50起床。朝ごはんを食べて支度。BONUS TRACKに行く日は晴れていることが多いような気がして嬉しい。影がいつもより濃い気がして一気に夏を感じる。電車のなかで今日会うひとたちの日記を読みながら、「別のひとも同じような話題をしていたな」とか「わたしもしいたけ占いが読めなくなってさびしいと思ったな」とか、生活はちがうのに繋がっているところがあって、それは日記を書いたり読んだりしているからこその感覚だなとわくわくする。あと、わたしは日記の名前を本名にしたけれど、ペンネームというか、ひと目でわかるよりも読んだり会ったりして初めて性別がわかるかんじにしたかったなと今さらながら考えた。
WS開始10分前に到着。Kさんにお久しぶりですと声をかけていただき嬉しく思うと同時に、果たして自分がここに来てよかったのかわからなくなる。日記と書いたひとが一致しないままどきどきしながら始まる。集まったひとのなかでマスクをしていたのはわたしを含めふたりだけで、周りはまだマスク習慣が抜けていないひとが多いのですこしびっくりした。以下、WSに参加してみての感想をぽつりぽつり。

・自己紹介、まさか自分の日記の一節を音読するとは思っていなかったので慌てた。実際読んだ箇所も"ここじゃなかった感"、言いたいことも支離滅裂で撃沈。
・参加を決めた理由はひとそれぞれで、では日記を書き始めたり書き続けている理由は何なんだろうと聞いてみたくなった。
・「あこがれる文章と書ける文章はちがう」
・ひとのことを書くかどうかについて、考えれば考えるほどひとと自分の境界線が曖昧になっていく気がする。実名を出さずともそのひととのやりとりをすこしでも日記に書いてしまえば相手を傷つけることになり、だからこそわたしは関わる前の日記は読まれても平気だけれど関わって以降の日記は読まれたくないと思ってしまう。
・となりのひとと日記を交換して書き込みをしていく作業、感想を伝えたり伝えてもらったりするのはとても楽しかったけれど、これから「ちょっとでもいいこと書いてやろうかな」みたいな自意識が働いて書けたり書けなかったりすることが増えるのではないか…とすこし心配になったり。そう考える必要はまったくないとわかってはいるけれども。(別の日に同じようなことを同じような言い回しで書いた)
・ネガティブな感情を書くか問題、自分のことは置いておいて、ひとの日記を読むときはそれこそ醍醐味だと勝手に思っている。淡々と日常を綴られるなかにそのひとの感情が揺れているさまを見つけるとおっ!と嬉しくなる。自分の日記にはそこまで割り切れません。

12時にWS終了、周りの方に話しかけたくてもそんな勇気はなく部屋を後にする。出口のところで「わたしもAぇちょっと好きです」と話しかけていただいたのに、「あ、え、ほんとうですか」と挙動不審になりうまく言葉を返すことができなかった。お手洗いから外に出るとちょうど参加者のうち4人いらっしゃって、お昼を誘っていただいた。初日でごはんに行けるなんて思ってもいなかったので嬉しい。駅のほうへ歩き出し、SCHMATZに入る。各々ドリンクと、薄いピザやソーセージを頼む。今日の感想や、日記と書き手でギャップを感じたひとはいるか、大崎さんの本を読んだことがあるか、などなどみなさんのお話を聞いていた。そのなかで「日記をそれぞれ読み上げたとき、"生きている"って感じがした」とお話されていてその表現が素敵だと思った。
13時、後ろに予定を入れたことを後悔しながら、後ろ髪を引かれつつ渋谷へ向かう。歩いているだけで肌が焼ける感覚。井の頭線を出て信号をふたつ渡るまでも遠い。13時半から美容院。お酒を一杯飲んだからか、施術中まぶたが重くて仕方がなかった。美容院を出るときルンルンで足取りが軽い日とそうではない日があって、今日は後者だった。髪型についてもうすこし相談したかったけれどせかせかとシャンプー台に連れていかれ、カット自体20分もかからないうちに終わってしまい、なんだか支払った対価と釣り合っていないような感じがした。パーマがかかっていた部分がバッサリとなくなり、きれいにボブカットされた自分の姿を見ながらそんなことを思うわたしは心が狭い。陽射しは一向に強くて、空模様とは裏腹にどんよりした気分で、だれかと話したい欲もあったけれど寄り道をする元気はなかったので渋谷の地下へ逃げ込み横浜へと帰る。
17時前に帰宅。WSのことを振り返っていたら眠くなってきたので昼寝をしようと1時間タイマーをかけたものの気づいたら2時間経っていた。昨日買った食材をどうにかせねばと新生姜の佃煮を作り、そのまま勢いでお弁当用の作り置きも。人参ラペ、小松菜のお浸し、ナスとピーマンの味噌炒め、きゅうりとわかめの酢の物。冷蔵庫にタッパーが敷き詰められている光景を見るのも久しぶり。夜ごはんはきゅうりのつけ汁に豆乳を加えたそうめん、TVerでしげが出ていたおしゃれクリップを観ながら。23時には諸々を片付けて寝る準備万端。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?