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Kinera Celest Wyvern Black(Abyss) レビュー! ゲーミングから普段使いまで

今回はKIneraという高級イヤホンメーカーのサブブランド、Celestより発売されている、Wyvern Blackをレビューします
先に言っておきますが、このイヤホンはWyvernというイヤホンのデザイン変更版なので、安く手に入れたいなら無印をおすすめします!

音は同じなので安い方でもOK

外装・付属品など

外装はシンプルで、KZのパッケージとほぼ同じ大きさでした
値段の割に小さくて拍子抜けですが、その分本体に力が入っていると信じたい

内容物は
・本体
・ケーブル(最初から装着済み)
・イヤーピース
のシンプルな内容
面白かったのは、写真上部中央にある、ワイバーンの説明紙
価格を抑えながらもコンセプトを伝えたい…という努力が見えます
ゲーミング用としてマイク付きのモデルも存在しており(Pro版)、通常のイヤホンに付くマイクとは違ってヘッドセットのような本格マイクが付属してきます

竜の鱗イメージ?吸い込まれそう

本体は+2000円なだけあり、この価格帯では珍しい(らしい)美しいフェイスプレートをしています
ここが最大の特徴であり、実際に手持ちのイヤホンの中で1番です!

残念ポイント

全体的に指紋がつきやすく、質感が安っぽかったことはデメリットです
外から見れば完璧ですが、気になるのでガラスコーティングとかした方がいいのかな…
KZのような安いから、という見た目ではなく、プラスチックで出来たスマホのような、残念な感じ(装着時は見えないし、外からもフェイスプレートしか見えないので関係はないです)
あと、自分の耳には合わなかった…シュア掛けにしてはいますが、イヤホンだけで耳に固定されているような感覚で、ちょっと耳が疲れます

音質

このイヤホンはハーマンカーブという、最近イヤホン界で流行っているチューニングが目指されています
どうやらハーマンさんが発表した、人間にとって最も適したバランスらしい

再生にはFiio KA13を使用、付属のケーブルで聞いています
聞いた楽曲はKANA-BOON/ないものねだり、PSYQUI/Raise your hands です
今回もジャンルが被らないように選びました

普通のイヤホンです…特徴をあえて削っているような感じ
何か特筆することがあるのかな?
低音がかなりあっさりしています、今まで聞いた中で一番?
他のイヤホンだと高音域を聴かせるために低音を抑えるような音作りをしていたことはあるのですが、このイヤホンは単純に薄いです
ただ、これは悪い点ではない!!!
それこそゲームであったり、どこかの音が強調されると不利になるような場面では活きます
解像度はしっかりあるしね

Raise your handsでは太すぎる低音がしっかり出ていたので、低音を「出さない」のではなく、「あえて目立たせていない」のだろうなと思いました
曲の特徴をそのまま出してくれます

リケーブルしてみる

どうやら、「付属のケーブルの質が悪い」という意見が結構あるようなので、ケーブルを変えて聞いてみようと思います
付属のケーブル、めっっちゃ使いやすいんですけどね
交換先はNICEHCK Icymoonです

ちょっと良くなりました…確かに低音などがよく目立つようになったと思います
しかし、3.3mmから4.4mmに変えた影響や、そもそも変わった後の音が良い音なのか(誤差レベルですし、プラセボが大きいと思ってます)も自分1人では判断できません
全く同じケーブルでEDX PRO Xを聞いてみましたが、やっぱりこのイヤホンより低音出てたので、印象なのか実際に変わってるのかは闇の中です

追記:付属ケーブルでも音量を上げたら4.4mmと同じような音になったので、印象の差くらいしかないのかもしれません

ゲームでも普段使いでも、付属のケーブルは自分が使ってきた中で一番取り回しがいいので、そのままでも良いと思います

まとめ

このイヤホン、見た目も音も悪くなく、いい選択肢になるのかなと思いました
いわゆるモニターライクな音なので、曲調を選ばずに聴かせてくれるイヤホンではないでしょうか
(ただ、自分ならEDX PROXを普段使いしちゃうかも…)

それでは別の記事で!さよなら〜

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