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NICEHCK X39・YD520 比較レビュー! 気軽に使えるイヤホンたち!YD520は「ゴール」になりうる

今回は、NICEHCKの超廉価イヤホン、X39とYD520を同時にレビューします!
結構前から存在しているモデルなのですが、検索しても全然レビューが見当たらないので、参考になると良いなと思い書いてみました
今回は普段のレビューと違い、「普段使い」に焦点を当てたレビューをしてみるのでよろしくお願いします〜

結論から書いてしますと、YD520圧倒的に良いです
オーディオ趣味用ではない、普段使い有線イヤホンが欲しい方はゴールできると思います

外装・付属品など

2種もある関係でちょっと長いので、飛ばしちゃっても良いです

X39

外装しっかりした紙の箱に、このモデル専用の女の子イラストが印刷されている形です
NICEHCKは女の子のイラストをイヤホンごとに用意してるイメージがあるのですが、どこからそのモチベシーションが出てるんだろう…

中にはポストカード?のようなイラストが描かれた紙と、その下にイヤホン本体が入っています
安価なモデルですが、意外としっかりと開封体験を味わせてくれます

イヤホンの下には
・イヤーピース2種
・ケーブルタイ(けっこう嬉しい)
のシンプルな付属品がついていました、これはYD520も同じです

少し注意なのですが、イヤーピースを付け替えるのが信じられないくらい大変だったので、最初についていたイヤーピースが耳に合う方はそのまま使ったほうが良いと思います
多分ノズルの径が太いのかな?

プラスチックの本体は艶消し加工がされていて、安っぽさはありません

YD520

X39と同じような外装ですが、YD520の文字ではなく「原道姫」の名前が印刷されています(恐らく中国名)

中には同じようにポストカードと、本体と付属品が袋に入っていました
X39と同じと思っていたのですが、ちょっとびっくり
また、本体にはイヤーピースが装着されていませんでした

このイヤホンの特徴が、品質のいいイヤーピースが付属していることです
確かに、もう一方の白色ピースより良さそうだったので、これを付けて使うことにしました

本体は同じようにプラスチックですが、アクセントとして金属メッキ?印刷?が入っていてこちらの方が少し豪華です

音質・使い心地

このイヤホンたちはラフに使うことを想定されていると思うので、比較対象として「ダイソーのハイレゾ対応イヤホン」を使ってみようと思います
入手のハードルが高いのに音質がダイソー以下となったら、正直購入する意味がそこまで無くなってしまうので…
さらに、普通のオーディオレビューではないので、音質もスマホ直挿しで聞いてみようと思います
使用スマホはGalaxy A51を使用しました

500円でハイレゾイヤホンが買えちゃうのはすごい

さらに、今までは音楽のみでレビューしていたのですが、今回だけASMRも聞くことにしました
音質だけではなく、使用感についてもレビューできたらと思います

ダイソーイヤホン(基準用)

有線イヤホンというと、100均イヤホンを使用している人が多そうなので、比較用として軽く音質を書いておきます

全体的に解像度を強調したいのか、低音より低高音域を重視したような音に感じます
ハイレゾ対応を謳うだけあり、解像感のようなものはありますが、どんな人でも比較すれば分かる程の荒さがあるような印象があります
しかし、これが全国どこのダイソーでも買えると考えるとすごい時代
残念ポイントは、イヤーチップがサラサラした素材のため、耳から落ちやすいように思えるところ

一方、ASMRではいわゆる「ゾワゾワ感」のような、タッピング音のカチカチがよく聞こえて好印象でした

NICEHCK X39

NICEHCKすごい!さすが!
ダイソーのイヤホンより解像感は明らかに高いです(3つの中で一番音質が良いのはこれでした)
しかし、音作りも大きく異なっており、こちらは中音域を特化させたような音に感じます
しかし、高音、低音域もダイソーのものより質が良いので、こちらの方が普通に質が高いのかなと思います

一方、こちらも付属のイヤーピースがサラサラしていて滑りやすいですし、ASMRでは高音域が少ない分、「ゾワゾワ」が少ないなと思いました
作りでは勝っているものの、音質傾向でASMRに向かないといった感じです

NICEHCK YD520

圧勝です!圧勝!一人勝ちです!!!
まず、付属の高品質イヤーピースが優秀で、装着感がとても良いです!ずり落ちるような雰囲気もありません
音の作り方としてはダイソーと似ていて、低音がいくぶんあっさりした音をしています
しかし、高音域が少しシャリシャリするような残念さはありました
その面では、X39の方が音楽鑑賞という点で優れていると思います

ASMRでは、このイヤホンが今回の中で最も良いイヤホンに感じました
タッピングやハサミの音などが一番繊細に伝わります

そして、一番のポイントが寝ホンとして使えるところです!!
恐らく計算されている形状が、寝転んだ時にちょうど耳の中に収まるようにできています、これは大きなポイント!

耳の中に入るよう計算された形状(公式販売ページより)

ASMRに向いていて、寝ホンとして使えて、マイク有りも選べて、安い!
このイヤホンは普段使いのゴールになりうると思いました

YD520のデメリット

ここまで褒めちぎっておいてなんですが、一つ大きなデメリットがあります
このイヤホン、Aliexpressでしか販売していないんですよね…
X39はAmazonでの販売があるので、国内販売に対応していると言って良いと思うのですが、YD520は購入ハードルが高くなると思います
一応、メルカリやEイヤホンで中古が販売してはいますが…うーん

まとめ

今回紹介した2モデルはどちらもダイソーのイヤホンよりも質が高いと思いました!
X39は音楽鑑賞に、YD520はごろ寝使用に適していると思いましたが、値段帯や使用状況を考えると、YD520が良いと思いました
NICEHCKにはYD520の国内販売を考えて欲しいくらいです
リケーブルなど、マニア向けイヤホンの仕様が面倒な方には両方かなりおすすめです!
それでは次の記事で〜バイバイ

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