真夜中の百歳
あんまり自分の歳について考えたことがない。
「何歳になったの?」って聞かれて
「たぶん、43か42か、あれ45だったかも。そのくらい」と答えてカンシンされたことがある。
これは、大人になっての現実逃避ってことでもなく、ごく幼い頃からの馴染みの考え方だから仕方ない。数字に弱すぎる、ということはあるかもしれない。年齢でいろいろ分かれてることの方に違和感がある。
ひとの歳にも関心がない。
歳の割にはこうだ、という感覚がない。
男だから女だから、という感覚も薄い。
だから自分のことは特に、どのあたりに属しているのかいないのか?トンチンカンである。
大雑把でらくちんだ。
しかし、つい先日の真夜中に
「百歳になったつもりで生きていこう」とひらめいた。
百歳で生きる。
真夜中の、たぶん3時頃。
わたしは百歳に生まれ変わった。
百歳の割に体は軽くてうれしい。
そして、やりたいことはもう先延ばしできない。
身軽になりたくなった。
百歳になったのに、まわりの人たちがまだ生きていて一緒に遊んでくれることが奇跡に思える。
ありがとう!まだまだ目も良く見えるし、耳もよい。ミラクル!
百歳。いいことしかない。
百歳のように生きていこう。
ま、実年齢は50歳だから大きく四捨五入したら百歳になるんだけどね。
あれ?
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