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【社員達へ突撃取材vol.1】木村太一

はじめに

こんにちは!「カイテク株式会社(CaiTech,inc)」(以下、カイテク)でインターンをしている大久保友博です!

僕自身何も分からずに飛び込んできた「カイテク」という企業。そこで出会った人たちは自分の想像以上の実力の持ち主ばかりで、彼らと共に闘う内に「この人達のことを、もっと世の人に知ってほしい」と思うようになりました。

このシリーズでは、カイテクで既存の枠組みでは生み出せない新たな価値を提供するべく闘う男達の仕事哲学や価値観、カイテクに感じた大きな可能性を「入ったばかりの僕だからこそ持てる視点」で深堀っていきたいと思います!

さあ、記念すべき第一弾。
トップを飾るのはこの男。

彼は「カイスケ」というサービスが多くの人々の笑顔を生み、介護人材不足という社会問題を解決できるものだと信じて、リクルートから『スタートアップ』という世界へ飛び込むことを決意し、今、現場の第一線で奮闘を続けています。

彼の名前は、木村太一

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名門国士舘高校の柔道部に所属し、一浪を経て早稲田大学へと入学。大学では「応援部」に所属し、記憶に残るパフォーマンスで人の心を魅了した。数ある企業の中からリクルートを選ぶも、副業として始めたカイテクの仕事に大きな可能性を見出し転職。現在カイテクでは、営業カスタマーサクセス(サービス導入後の顧客伴走)マーケティング等、幅広く活躍されています。

高校、大学、新卒で入った会社。その全てで成果を叩き出し、多くの人を引っ張ってきた木村さんがカイテクを選んだ理由とは何かー。実際に飛び込んでみたこの世界で、何を見て、何を感じたのかー。

建前なしで余すところなく本音を語ってくれます。

この記事はあなたの転職を促すものではありません。実際、木村さんは取材の中で思考停止で転職することに警鐘を鳴らしています。

しかし、カイテクという会社に魅せられ、カイスケというサービスを世に広めようと仕事に取り組む彼の言葉は、あなたに仕事に対する新しい視点を与えてくれます。

本記事は、そんな木村さんの熱狂的な仕事への熱量を「記事」という形で落とし込み、類稀な「愛嬌」で周囲の人間を虜にする、彼の仕事哲学や人生観に迫ったものです。


仕事を惰性でこなしている方、
新しい刺激のない日々を送られている方、
何のために仕事をしているか分からない方。

「仕事への情熱」に悩まれている方、必見です。



ー前職で何をされてたか教えてください。

「リクルートという会社に新卒で入り、高校向けのICT学習教材・『スタディサプリ』の営業と導入後の顧客伴走(カスタマーサクセス)を行っていました。」

「主に千葉県を担当していて、八街や袖ヶ浦、木更津の方を担当していました。まだスタディサプリを使用していない学校に電話してアポ取って、営業しに行ったり、すでに導入している学校の活用計画を立てて、先生方とすり合わせ・実行をしたりしていました。」

「所属するグループ内では、KPI達成推進と組織内のナレッジを集約する役割を担っていました。KPI推進では、各メンバーのKPI達成率とどの様に達成するかすり合わせて実行まで管理していました。ナレッジ担当では、各メンバーが営業する中で出てきたナレッジを共有する場をセッティングしたり、他のグループでのイケてるナレッジを取ってきて自グループに共有するなどしていました。」

※KPI:Key Performance Indicatorsの略。組織の達成目標(売上高など)に対して、目標達成度合いを評価する指標のこと。


ー営業でキツかったことはありますか?

「距離が遠かったこと(笑)」

「最初の方は顧客からの質問が分からないことが多かったのも大変でした。先方に説明出来ず不安感を与えてしまったり、先方にゴールを提示出来てなくて『何しに来たんですか?』って言われて出直しになったり。慣れるまではかなり大変だったのを覚えています。」


ー逆に楽しかった思い出は?

「グループでの目標を達成すると表彰式みたいなのがあって、そこで金賞を貰おうと目標を立てまして。年末にかけて、金賞を獲る為に必要なグループのKPIの達成が危うくなったときに、メールや口頭でメンバーを先導し、どうしたら成果を上げることに向かって全員で進んでいけるか一緒にKPI推進をやっていた先輩と考えました。」

「また、各メンバーの状況を細かく洗い出して、同行が必要な時は自分も同行したりして確実に達成出来る様に実行しました。試行錯誤を繰り返し、最終的にその目標を達成した時は物凄く嬉しかったです。」


ー当時スタートアップ企業に限らず、転職される気はありましたか?

「全くなかったですね。少なくとも2年はリクルートにいようと思ってましたし、マネジメント側の人に優秀な人が多かったから、自分もそうなりたいなと。」

「だから、最初は全く転職する気はなかったですね。」

ーそこで転職に踏み切った経緯や理由を教えてください。

『今しかない』って思ったこと。」

「たまたまリクルートの先輩繋がりで知り合った武藤さん(カイテクのCEO)と話したら、その人に魅力を感じ最初は副業で始めました。続けていく内に『全ての力を注いでこっちでやりたい』という想いが強くなり、最終的には転職に。かつ、まだ少人数のスタートアップ企業で働くのを経験出来るのは『今しかない』と思いましたし、それは自分のキャリアにおいても重要な転機になると思いました。」


ー「今しかない」という言葉が出ましたが、その考え方はご自身のキャリア選択で軸とされている考え方ですか?

「そうですね。中学から柔道で寮生活を選んだこと、大学受験、大学での部活選びもそうでした。そこから考えると、『今しかできないことをしよう』というのは、自分の中に深く根付いてる考え方ですね。」


ー前職に戻りたいと思うことはありますか?

「ないです。戻ったところで同じやんと思っていて(笑)」

「確かに前職の同期と話す時に、かつての同期が再来年にはリーダークラスになるかもしれないという話を聞いて、『自分もリクルートを続けていたらどうなっていたかな』と思うこともあります。しかし、僕個人の価値観としては、そういったことにはあまり魅力を感じていないので、前職に戻りたいと思うことはないですね。」


ー転職される際にCEOの武藤さんから感じた魅力とは何ですか?

「熱量が半端なく強いところです。また、カイスケというサービスを生み出すまでにどんなステップがあったかという話を聞いて、『この人から色々盗みたいな』と思いました。」

「自分にないリーダー像を武藤さんは持っていました。自分のリーダー象は、寄り添ってその人の決断をサポートするというもの。どちらかというと『その人の行きたい方向へ背中を押すタイプ』です。」

「一方、武藤さんは『先頭を走り、人を引っ張るタイプ』のリーダーシップを持っていて、このタイプのリーダーシップは僕にはなかった。そういった武藤さんの姿を見て、この人から学びたいなと思いましたね。」


ー展開されている「カイスケ」というサービスにはどの様な魅力を感じましたか?

「マクロの視点から感じた魅力、とミクロの視点から感じた魅力があると思っています。」

「マクロで見ると、今、日本では高齢化社会が明らかに進んでいて、大きな社会問題になっています。そこに対するアプローチとして、カイスケというサービスは、課題を解決できるロジックが通っていると思いました。既存のものとはまた違ったサービスで、その中で何故人が動くのかという部分にまで設計がなされていて、これだったら上手くいくという確信が副業で携わっている内に芽生えました。」

「ミクロの視点だと、副業でカイテクに携わっている頃からカイスケを使用している方の声を聞いていて、本当に必要とされているサービスだと実感しました。あったらいいなという『want』ではなく、なければならないという『must』に近いサービスだと思いました。」

「まとめると、マーケットや業界といった視点と、サービスを通した人に与える感動体験、そこに魅力を感じました。」


ー営業等をする上で大切にしていることはありますか?

「仕事も含めて、人生において『愛』というのを大事にしています。70歳、80歳になったときに、昔話で一緒に笑いながら酒を飲める人がいればいるほど豊かな人生なんじゃないかと思っていて、その為には上辺ではなく真摯に向き合うことが大事だと思っています。それを営業という仕事に落とし込むとしたら何だろうと考えていて、今はまだ模索している最中といったところです。」

「お客様に対する気遣いとか、どう伝えたたら自分の説明は分かりやすいかとか、そこはとても大事にしているつもりです。こまめに連絡取ったり、相手の求めるタイミングで提案を行ったり、そういった気配りは意識しています。」

「ただ、それだけではなくて、社内の人に対しても、『どんなアウトプットを出せばお互いに気持ちよく仕事が出来るか』という部分が甘いので、ここも愛を表現出来る様にしていきたいなと思っています。愛は一方向ではなくて、相手が愛だと感じて初めて愛になると思っているので。まだ自分のなかでは仮説の検証段階です。」


ーカイテクに限らず、スタートアップへの転職を考えている社会人の方にメッセージを送るとしたら、どんな言葉を掛けられますか?

「正直、転職を考えた方がいいとはすぐには言わないですね。考えるべきなのは、転職以前に今置かれている所で自分が出来ることは何だろう、というところだと思っています。転職が自分にとって本当に最適なものなのか、もう一度考えた方がいいかなと。」

「今の仕事を『自責』で考えられているかどうか。その外にも『自分の仕事での成長幅って本当にそうなのか?』といった疑問点を、社内の方に聞いて回っても良いと思います。これは転職するか関係なくの話ですね。実際、自分も前職では仕事の飲み会で優秀な人に直接話を伺ってみたり、リクルートには『よもやま』という自グループの先輩や他グループの先輩、いわゆる『ナナメの関係』の人とフラットに話す独特の文化があるのですが、それを活用したり…ということをやってました。」

「会社には色々な人がいると思うので『何故その会社を続けているのか』『何故その会社で成果を求めるのか』といったことを聞けば、大きなヒントになると思います。自分の視点とは少し違った角度からの考え方を吸収できれば、自分にとって最適な選択ができるようになると思います。」


ー具体的にスタートアップへの転職を考えている方にはどんな声を掛けられますか?

「スタートアップといってもシード期やシリーズA等、その会社の置かれているフェーズによって仕事内容や働き方が全然違います。安易に『スタートアップ』という一括りに見ずに、内実を具体的に見た方が良いと思います。」

「それでも今いるところにモヤモヤするのであれば、そのモヤモヤは中々消えるものではないと思います。『成果出すまでやれ』という人もいますが、その人は成果を出せたからそう言えるのであって、その環境で成果を出せなかったとしても別の所で芽が出る可能性もあります。そのため、1つの意見に固執せずに、1回飛び出してみるのも良いと思っています。ただし、飛び出してやると決めたからにはやり切った方が良いかと思っています。一番良くないのは逃げ癖がつくことなので。」


ーそれでも飛び出せない、やりたいことが見つからない人もいると思います。

「確かに、それでも中々飛び出せないこともあると思います。ですが、それはモヤモヤしているという現状に、どこか居心地の良さを感じているところがあると思うんです。」

「これは『やりたいことが見つからない』という状態に似ています。『やりたいことが見つからない』と言っている人は、やりたいことが見つからない状態に、一種の居心地の良さを感じてしまっている場合が多いです。」

「『やりたいことが見つからない』のではなく『やりたいことが見つからないことに居心地の良さを感じている』ということだと思っていて、そんな自分を自己認知して、「本当にやりたいことを見つけたいと思っているのか」と自問するのが大事かと思います。そうすると、「周りの人が自分のやりたい様にしていて素敵だから」とか、自分起点ではない理想を追い求めていることに気づいたりします。大事だと思います。」


ーCEOの武藤さんとの価値観の相違は感じたことはありますか?

「スタートアップの中にいたとしても、『誰と何をしているのか』を明確にするべきだと思います。特に今のカイテクの様に数人で働く段階では、『誰と働くか』が非常に大切だと思います。僕は副業の頃からCEO武藤さんと話をさせてもらってたので、ここのズレがなかったんですよね。」


ーカイテクで働く上でのやりがいを教えてください。

「カイテクの皆さんやアドバイザーの方に教えていただきながらやっているのですが、中々自分の実力が追いつかないこともあります。そこに追いつかない『モヤモヤ』が僕は好きで、これからも食らいついていこうという気持ちですね。」

「対外的なところでいくと、カイテクの『カイスケ』は本当に必要とされているサービスだから、そこにはやりがいを感じます。事業所の方やワーカー様に『事業所を運営する上でカイスケは欠かせません』『カイスケ使って助かってます』という声を伺って、もっと頑張ろうと思えますね。」


ーありがとうございました!

終わりに

木村さん、取材に応じていただき、ありがとうございました!

そしてここまで読み進めていただき、
ありがとうございます。

スタートアップへの転職と言われると「リスクがある」と捉えがちですが、本気になった人間はその壁すらをも超えていくということが、彼の熱量を通じてあなたに届いていれば幸いです。

木村さんも仰る通り、やりがいを見出せないから転職するという選択は、必ずしも正しいとは限りません。まずは自分の会社で成果を上げることが大事でしょう。しかし、自分の会社で扱うサービスが「誰の、どんな課題を解決するのか」を理解し、木村さんの様に腹に落とした上で仕事に取り組むことは、大きな生きがいに繋がるはずです。

この「〇〇(企画名)」では、カイテクで圧倒的な熱量を持って仕事をする社員の皆さんを、インターン生の大久保が「インターンだからこその視点」を持って紹介していきます!

次回はカイテクの営業&カスタマーサクセスの責任者にお話を聞きに行きます!今後の発信に乞うご期待~。

この記事を通じてカイテクのことをもっと知りたいと思った方は是非こちらからお問い合わせください!!



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