宗教の社会的役割

宗教関係ないだろという意見がけっこうみられたんですけど、あちらの国にとってキリスト教がどういった存在だったのかが問題だとおもいます。日本の寺もそうですが単に神の教えをとく団体といった側面以外にも、教育機関だったり知識層のサロンだったり、民衆の面倒をみてくれる第3者機関だったりそういった側面も強く持つと思うんですよね。わかんないですけど。つまりそういった役割をもつキリスト教がないのになぜというのがあちら側の感覚なのでしょうか。
宗教問題は単純に教えの内容以上にそれ以外の問題が絡みすぎててだからこそ簡単には解決できないんだとおもいます。例えば同じものからの派生であってもこちらのほうが権威がある、いやこちらが正当だという争いは起こりえることだとおもうのですがそれ自体は教え以外の思惑がからんでのことです。なのでそれについて考えるときは社会背景というものを常に考えないと理解するのはすごく難しいことなんだとおもいます。

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