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錬金術師になろう![エリクシルの星]

 突然ですが、錬金術師になりたいと思ったことはありませんか?
 僕はアトリエシリーズでお馴染みガストの作品が好きなので、なりたいと思ったことは題材としては結構好きだったりします。
 恐らく、同じようにアトリエシリーズや錬金術という題材が好き……という人も決して少なくは無い、と勝手に思っています。

 さて、キャラクター登録型のAP制ゲームに、こうした錬金術を題材にアイテムを自由に作ることが出来るゲームがあります。
 そんなゲームがこちら「エリクシルの星」です!(この辺に拍手喝采のSE)

 全チャや掲示板もあるよ!
 あと既にちょっと興味があってこれを見てくれた人は悪いことは言わないから今すぐ登録しましょう。というのも10/13らへんでレアアイテムが配布されるのでそれまでに登録しておくと爆アドになります。
 換金すればスタートダッシュがすごい楽になるので騙されたと思って登録しましょう。

エリクシルの星 tte nani?

 このゲームについて簡単に説明すると

・スピカ学士院錬金術科に入学したPC達が
・様々な課題をこなして学位を修了したり
・色んな依頼をこなして生計を立て
・そのための道具を作り
・立派な錬金術師を目指していく

というようなゲームになっています。
 もっともシナリオラインが明確という訳ではなく、基本的には自分のやりたいことをやっていけば良い構造です。
 ずっと金稼ぎだけを続けていても良いし、世界に存在している中で最も性能の良い道具を究め続けても、モンスター図鑑を埋めるのも良いでしょう。自由とはかくあって良いのです。素晴らしい。
 とまあ、上述のような面からサンドボックス・クラフト系の色が濃いめなのが特徴です。あとはちょっとMMOの雰囲気も。

ここが良い!エリクシルの星

 ではこのエリクシルの星、どんなところが推しなのか。個人的な意見を述べさせてもらいます。

1.素材パズルが楽しい
 自分がハマっている理由について、1番は恐らくこれに尽きると思います。
 多様な種類の素材があり、それぞれ属性がついていたり、加工の難易度があったり、あるいは入手難易度が違ったり……その時に手を出せる範囲での妥協なども含めて、組み合わせが多様に考えられます。
 フレーバーでこのアイテムを使いたい、とか。それならこの素材はこれと合わせるのがいい……とか。単品では使いにくいものでも、組み合わせれば使えることがあったりもします。
 PCたちは錬金術を学ぶ生徒から始まりますが、PLたちも同様に、このゲームの錬金術を学んでいくビギナーです。そして、身につけた知識で課題を越えていくのが、自分たちもまた研究しているような気分に感じられるでしょう。
 独学でも、あるいは人から教わるにしても、こうした気付きを得る時が楽しいというのが、個人的なオススメポイントのひとつになります。

2.キャラの息付きを感じられる
 このゲーム、ハッキリ言うと万能なキャラは出来ないと思ってもらって大丈夫だと思います。比較的器用になんでも出来る人はいますが、極ステの得意分野には及ばないでしょう。
 逆に、極ステはそれ以外のことが極めて苦手です。自分のキャラは「心力」の特化なので、身体は貧弱、手先は不器用、けれどマナという種類の素材を集めたり鑑定をするのは得意、というように。
 もしかすれば不便にも思うかもしれませんが、こうした個人差があるからこそ、各々の生業のようなものが決まったり、そこからどんな暮らしをしているのか……という想像の余地が産まれるのではないか、これが僕の持論になります。
 もちろん、こうした不得意な部分は人に話しかけていく理由にもなりますし、代行してくれるお店に依頼をするのが分かりやすい例になるでしょう。
 その上、キャラは工房の引っ越しなども出来ます。地理によって便利な事も不便な事もあれば、買える食材も違ったりします。これもどんな暮らしをしているか考える後押しになるでしょう。
 与えられた自由の中に制約がある、だからこそ楽しい。これが2つ目の理由です。

3.詳細な世界観
 僕は他人が作った世界観、その資料を読むのが非常に好きです。ひとつの趣味といって差し支えはないでしょう。
 さてこのゲームですが、それぞれの都市やフィールドに説明があり、種族説明もあり、なんなら歴史についてすら言及があります。
 ゲーム本編の面白さには直接関わらないことかもしれませんが、ゲーム内の背景を考えてみたり、そうやって考えをめぐらせていくのがひとつの楽しみだと思います。

4.ゆっくりできる
 このゲームはAP制ですが、その回復速度はかなりゆっくりです。だいたい3日に1度触れば上限に触れずにやっていけるくらい。
 操作の忙しさもそんなになく、ぽちぽちとちょっと触る程度で継続自体は簡単にできるのが魅力だと思います。
 逆に、それでは暇なのでは意見もあるかもしれませんが、そうはならないのがこのゲームの面白さでもあります。では1番目の推しポイントに戻って見てみましょう。
 このゲームはやりごたえのあるパズルです。そして次の課題をどうパズルを組んで攻略しようかな?と考えれば、意外と3日はあっという間だったりします。余裕がある時には、このようにしっかりと遊ぶことだってもちろんできます。
 逆に、そんなに深く考えて詰めなければ、最初に言った通りかなりのゆっくりペースなゲームです。忙しいリアル事情や様々なゲームなど、可処分時間の限られる現代であっても、こうして継続できるのが魅力だと思います。

オマケ:収集要素
 このゲームには図鑑埋めなんかもあったりします。アイテムやモンスターなど、収集・遭遇の達成状況が見られるのもひとつの特徴ではないでしょうか。
 自分はあまり図鑑埋めなど熱心では無いですが、ひとつこういったものも楽しめる要素ではないかと思います。

留意事項

 ではこのゲームの推しポイントも語ったところで、ちょっとした注意点を書かせてもらいます。
 初めてみたはいいけどなんか違う!という不幸な事故はあまり多くない方が良いですし、以下の点についてはちょっとご留意ください。

注意!
・チュートリアル推奨
・いわゆる定期ゲーというよりはネトゲ(MMO)
・交流だけを目的にすると苦しいかも

 まず、このゲームはデータ量が割と多いです。だいたいのことはマニュアルに書いてることが大半ではありますが、逆にマニュアルを見ないと :thinking: になることだってあります。3か月程度続けててもなります。
 初心者の場合、素直に従っていないと本当に何からやれば良いかもわからなくなると思う、というかなりました。なので読みましょう。本当に。
 それ以外は書いてある通りです。現代の定期ゲーと比べた時に、やや毛色の違うゲームだと思います。逆にコトシタ以前の定期ゲーとか、特につぶきゃらなどを遊んでた人なら楽しめるかと思います。保証はないです。

どうやって始めよう!?

 基本的にはチュートリアルを読みながら進めていけば大丈夫……とは個人的には思えないので、わざわざ書いてあります。
 何故かと言えば、初心者にはこの膨大な設定項目から、自分のやりたいものを選ぶのは正直困難だと思うからです。自分のように「心極が少ないからそれやりまーす」という始め方以外は絶対迷うと思います。
 ということでお勧めするのがこちらの拡張チュートリアルです。
https://seesaawiki.jp/das_veilchen/d/%b1%c7%bc%cc%bc%bc
 こちらは参加者のEvelinちゃんのPLさんが有志で管理してくれているWikiになっております。多謝。
 チュートリアルの内容をもとに細かく情報を書いてくれており、更に「学士」まで昇格するための手引きも書いてあります。至れり尽くせり。素直に従うのをお勧めします。

 それよりも一歩進んだ情報なども読み込むのであれば、エトワールちゃんが日記に書いているTipsを読むと良いでしょう。
 登録したら分かると思いますが、画面上部の「日記」タブから入って、タグ検索に「こびとTips」と入れると一覧で出てきます。これも有用なことしか書いてないです。
 ちなみに余談ですが、僕は理解できるまで2回は読み込みました。難しい。

知り合いや先輩を頼ろう!

 それでもたぶん分からないことって出てくると思います。というか絶対に出てきます。出てこなかったら貴方は天才です。
 それから、ステータス的にどうしても難しいことにも遭遇するかと思います。極ステを選んだなら尚更、自分は自力で「採取」したことがほとんど無いです。
 こういう時、素直に知り合いの同期だとか、先輩錬金術師に頼ってしまいましょう。先輩方に至っては迷惑に思うどころか、たぶん狂喜して手伝いに来てくれます。たぶん。

 掲示板を見れば、先輩方が「初心者支援」というタグ付きで色々なお店をやっていたりもします。料理販売からアイテム貸し出し、非常時の看護、とにかく色々やってます。
 概ね彼らの自腹ではありますが、新規の人たちが少ないことや、難易度が高くて離れてしまうなどの理由から、本当に気軽に助けてくれます。というか助けられました。かなり。
 そんなわけで、貴方もアクシデントで湖面に浮かんで看護で救助されましょう。別に恥ずかしいことではないので。むしろあるあるかも。

 あと、上述の理由で同期の知り合いを作るか、非公式のディスコードサーバーに入ったりするとかはだいぶしておくのをオススメします。知り合いがいるかどうか、比較的簡単に頼れるかどうかは本当に継続できるかどうかに関わってくるためです。
 例えば自分がいつも居座っているサーバーには6月に再開・開始した人や9月に始めたばかりの人も居ますが、こんな風に話せる相手がいるとかなり続けやすいように思いました。

最後に

 上の解説を投げ捨ててうちの自キャラを見てくれ(台無し
 なんと今日の21時40分くらいに錬金術準導師(現時点では一番上の階級)にあがりました。だいたい初めてから3か月くらい。

Illustration @mizukimachihiro

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