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そもそも同行避難とは?

こんにちは!
本日は、そもそも同行避難てなんなの?そこをお話していけたらと思います。
同行避難とは?
環境省が動物愛護法の観点から、災害時に人だけでなく飼ってるペットと非難を推奨した名称が「同行避難」です。
ペットと一緒に避難しましょう。「ペットも家族です」という事を言ってます。
環境省のホームページにある「人とペットの災害対策ガイドライン 災害の備えチェックリスト」内での同行避難についての解説を抜粋して記載します。

<解説:なぜ同行避難が必要なのか?>


災害時には何よりも人命が優先されますが、近年、ペットは家族の一員であるという意識が一般的になりつつあることから、ペットと同行避難をすることは、動物愛護の観点のみならず、飼い主である被災者の心のケアの観点からも重要です。このことは、平成7年の阪神淡路大震災の活動報告書「兵庫県南部地震動物救援本部活動の記録(兵庫県南部地震動物救援本部活動の記録編集委員会編.1996)」でも述べられています。また、平成12 年の三宅島噴火被害や平成23 年の東日本大震災では、放浪状態のままに放置されて野犬化した犬が住民に危害をもたらす恐れや、不妊処置や去勢がされないまま放浪状態となった犬や猫が繁殖し、在来の生態系や野生生物に影響を与えるなどの恐れが生じたため、被災地に人員を派遣して、保護や繁殖制限措置を取らなければならない事態となりました。 こうした事後の問題を軽減するためにも、災害時のペットとの同行避難を推進することは必要です。
しかし、当然のこととして、飼い主とペットが安全に避難するには、飼い主自身の安全の確保が大前提となります。東日本大震災では、いったん避難した飼い主がペットを避難させるために自宅に戻り、津波に巻き込まれたケースや、発災が平日の昼間だったことから、飼い主が自宅にいなかったケースもありました。このように、災害が起こった時に飼い主がペットと一緒にいるとは限らないことや、人命を優先させるためにやむを得ずペットを自宅に残して避難せざるを得ない状況もあること、また、不測の事態によりペットとはぐれてしまうケースなどがあることも想定しておく必要があります。 こうした状況を踏まえた時、飼い主責任による同行避難を前提としながらも、個人での対応には限界がある場合に備え、自治体等が飼い主の支援体制や、放浪動物、負傷動物等の救護体制を整備することは、ペット飼養者だけではなく、被災者全体が安心して安全に避難するためにも重要です。

とあります。避難するならペットを連れて行ってねということなのです。
また、同じく環境省にある、飼い主が防災対策を考える際に「同行避難」
を推奨するために出してるガイドライン
「ペットを飼ってる皆さまへ」でも、下記のように同行避難を推奨した文章が記載されています。

しかし、同行避難は、現実的にかなり困難な状況です。
東京都の取り組みを明日から見ていきたいと思います。



資料 環境省 同行避難について
資料①
「人とペットの災害対策ガイドライン 災害への備えチェックリスト」
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/r0303b.html
資料②
ペットを飼っている皆さまへ -災害時のペットとの同行避難について-(令和2年8月版)

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