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ある友人の誕生日は次の歳への折り返しなので、この半年を振り返ってみる

わたしには小学校から付き合いのある友人が二人、中学校から付き合いのある友人が二人いて、そのうちの一人が昨日誕生日だった。
彼女の誕生日は、わたしの誕生日のちょうど半年後で、わたしは毎年この日に「おたおめ〜」とメッセージを送りながら「半年後には◯歳かぁ」と確認している。
半年かけて次の年齢に上がる心の準備をしているのだけれど、そのせいか誕生日にさらにプラス1歳カウントしてしまって、実年齢がとっさにわからなくなる、というのが35歳を過ぎてからのわたしだ。

そんなわけで、あと半年で37歳のわたしは終わるし、あと半年で38歳のわたしが始まるわけなのだが、さて、37歳のわたしはこの半年なにをしてきただろうか。

歳をとると時間の流れを早く感じるとはよく言うけれど、わたしにとってこの半年は本当にあっという間だった。

誕生日にコミティアに初参加した、というnoteを書いたけれど、コミティア行って、友人と一緒に沖縄へ帰ってきて、観光して、おでライ出て…。
そのために、めちゃくちゃ頑張って新刊原稿を書き上げたゴールデンウィーク前半が、36歳最後の「がんばったこと」だ。

37歳になって、数年ぶりに県外へ飛行機で移動し、初めての東京ビッグサイト、初めてのコミティア、初めての日帰り東京遠征と「初」を山ほど経験した。
それから、9月のおでライで丸二年かかってしまった二次創作同人誌をちゃんと完結させて頒布する、という目標のためにひたすら原稿やってたな〜と思う。
もちろん、その間に親業の方もいろいろあったし、社業の方もいろいろあったけれど、なんとか乗り切った。記憶に残ってるのは「ひたすら原稿やってたな」で、なんなら今も原稿中だ。本当ならnoteを書いてる場合じゃない。

それでも書いてるのは、ちょっと小説の方の本文が乗らないから別の文章書いてみたらいいんじゃね、と思ったからである。
あとついでに、37歳前半が原稿漬けだったことに気づいたので、37歳後半がどうなるかを考えてみようと思ったのもある。

今書いてる原稿が終わったら、今度は年明け1月のイベントで頒布する二次創作同人誌の原稿が始まる。
こちらは原案がイラスト担当の友人で、プロットも彼女と作った。
プロットはできているので、本文を頑張って書けばOKである。今陥ってるスランプをまた迎えそうで怖いががんばるしかない。

1月のイベント新刊が終わったら、今度は5月イベントの新刊である。
こっちもネタは決まっている。二次創作だ。表紙イラストは1月新刊と同じ友人が描いてくれることになっている。
ただ、こっちはタイトルとアイディアだけでプロットができていない。しかもまさかのミステリ系の話になりそうである。なにせタイトルが「ミステリ作家鶴丸国永」である。
ミステリでいくかどうかまだ悩んでいるが、6月から考え始めて、5ヶ月経つのにまだトリックが1つも思い浮かばないので、どうするかそろそろ考えた方がよさそうだ。困った。
5月イベントの新刊は、遅くとも4月最終週直前の週末には入稿しなければならない。

可能であれば、誕生日後ではあるが、カクヨム経由で出したい公募が1つあるし、5月の文フリ東京36にも出たい。今度は現地参戦したい。
ただ、カクヨム公募も文フリ東京36も、今のところネタがない。ネタがあれば5月二次創作新刊と並行で、年明けから書き始めないと間に合わない。

ここまで書いてわたしは気づいたし、お読みいただいているあなたもお気づきのことと思う。
同人誌イベントで始まったわたしの37歳は、マジで原稿の日々で彩られてきたし、38歳になってもたぶん変わらない。

今のところ、商業レベルの小説を書くことはできていないし、アイディアを小説の形に落とし込むことも独力では難しい状態のわたしだけど、早く「ひとりで納得のいくプロットを作って、予定通りに書き上げる」という、プロ作家の最低要件を満たせるようになりたい。
小学生のときに読んだ星占いの本に「大器晩成型」と書かれていて、ぼんやりと「40歳ぐらいでデビューするのかな」イメージしのだけど、その「四十路」はもう目前だ。
この半年はあっという間だったし、この先の半年もあっという間だろう。
気づいたら「あら、半年後は40歳だわ」と気づく11月になっているに違いない。

39歳の11月に、友人におたおめメッセージを送るわたしは、どんな創作をしているだろうか。
今よりマシになっているはずだと思いつつ、創作中の苦しみは少しでも軽減していてくれ、と願ってやまない。

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