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コオロギ騒動の経緯に見る、発信側のミスと、不安・不満を利用するアカウントたち

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コオロギが世間を騒がせている。特にコオロギ食に反発する声の高まりは大量の非難を生んでおり、授業の一環で試食を行った高校にはクレームの電話が大量に寄せられ、コオロギパウダーを配合したパンを通販限定で販売したPasco(敷島製パン)と提携しているFUTURENAUTはバッシングの高まりに法的措置も検討している。

反コオロギ感情は一部のハードコアな陰謀論界隈では以前から共有されていたが、現在では数百万人ものフォロワーを抱えるインフルエンサーも言及するに至り、陰謀論や尖った思想とはほぼ無縁と言えるような一般層にも波及している。

ここに至るまでに、どのような出来事があったのだろうか。2022年6月頃から今年の3月時点までに起きたコオロギ関連の騒ぎをまとめたい。3月3日に行った一連のツイートでは「コオロギ食べない連合」までをまとめていたため、ここではそれ以降の事例(一般層への波及はこれが大きい)についても追記する。

はじめに: コオロギへの拒否反応や批判自体は陰謀論ではない

筆者は陰謀論について執筆することが多く、取り上げたものが全て陰謀論と誤解される可能性があるため最初に記載しておきたい。この記事では、「反コオロギ」と「コオロギ(昆虫食)陰謀論」は明確に別の言葉として扱う。

  • 反コオロギ:コオロギ食への反発であり、純粋な嫌悪感も含む。
    ただし、何もないのにコオロギへの嫌悪感を表出させる人は稀であり、「良いものとして流行してしまっている」「政府が推進しているのではないか」といった感覚から反発しているのではないだろうか。これについては、事例を取り上げる割に、将来懸念されている問題やコオロギの有用性など、「どのような未来像が想定されているのか」「何故コオロギなのか」の説明が手薄な報道姿勢にも問題があったと筆者は考える。

  • コオロギ陰謀論:コオロギ食の裏に、誤情報や過剰な解釈を含む物語が接続されているもの。「何者かが意図的なタンパク質不足を引き起こすと同時に巨額の助成金によってコオロギ食を推進し、人々に強制しようとしている」といったものが典型である。

長くなるのでまとめ

経緯のまとめ自体も長くなってしまうため、そのさらに概要を示す。

〜2022年7月:元々陰謀論絡みの反コオロギ感情は存在していた(但し騒いでいたのは一部の陰謀論界隈のみ)
2022年8~10月:食用コオロギ生産ガイドラインの策定が報道され、普段から陰謀論を共有している人々の間でコオロギ陰謀論が盛り上がりの兆しを見せる。
2022年11月:【日本初 給食に食用コオロギの粉末】というニュースが登場。最初期のYahoo!ニュース記事では希望者のみだったことや、一般給食ではなく授業の一環での試食だったことが記載されていなかったため、「一般給食で強制されたのではないか」と捉えられて(記事のタイトル、内容からして当然であり発信側の落ち度が大きい)しまい、コアな陰謀論界隈以外からも反コオロギ感情が巻き起こる
2022年12月〜2023年1月:コオロギ陰謀論によってRT数が稼げることから陰謀論インフルエンサーが続々参入する。また、陰謀論とも相性の良い、尖った思想を発信するインフルエンサーも参入し始める。
2023年2月:
「コオロギ養殖を支援する制度があり、利権である」というツイートや「コオロギ事業に6兆円もの補助金が使われている」というツイートが出回り、「コオロギ事業に巨額の利権が存在するのではないか」という疑念を刺激する(前者はコオロギに限らない畜産農業のための支援制度であり、後者は数字の大きさから常識的にも分かる通り誤情報)。
生乳廃棄問題と絡めた「政府はコオロギ活用を推進しているが、同時に生乳廃棄問題が起きているのはおかしい」という言説が発生。これは3月にリュウジ氏やひろゆき氏もツイートし拡散することとなる(同じ情報が提示されればごく普通に考える理屈なので、同時期に様々な人が発明したものと推測される)。
「コオロギ食べない連合」タグが有本香氏によって作成され、トレンド入りする。
2023年3月:「コオロギより牛乳」ツイートをひろゆき氏やリュウジ氏が行い、特にリュウジ氏のツイートは5万RT以上を記録するバズとなる。党派性の薄い一般層にも反コオロギが波及する。

コオロギ活用に反対する理由として言われた言説の整理

反コオロギトレンドの中では、単なるコオロギの嫌悪感だけではなく、コオロギ食の推進を批判する言説が見られた。そのうち目立ったものを挙げて整理したい。

コオロギ事業に巨額の助成金が使われているのではないか

コオロギ食批判で極めてよく聞かれた言説だが、今のところ「巨額な」と言えるまでの助成金を裏付ける証拠は見られない。「認定農業者制度」は畜産農業を支援する制度で、コオロギや昆虫食のみを対象にしているわけではない。また、「コオロギ事業に6兆円」説についてもそのような巨額な予算は存在せず、該当するとすればフードテックビジネスに関する農水省の予算3,000万円。これもコオロギ事業に限定しているわけではなく、「巨額の助成」とするには無理がある数字ではないだろうか。また、コオロギパウダーを提供した企業へのインタビューでは「昆虫だからコオロギだからといって多額の補助金が別途出ることはない」と否定されている。もしも巨額の助成金が存在するのであれば、コオロギ活用では著名なこの企業に、真っ先に投入されているはずではないだろうか。
また、昆虫食専門企業のTAKEO社が今回の騒動を受けて作成したQ&A(強めの陰謀論についても検証しており、かなりの迷惑を被ったことがうかがえる)では、内閣府の「ムーンショット型農林水産研究開発事業」の協力機関であるにも関わらず、金銭の供与はなく、講演依頼を受けた際の交通費は自費だったという。仮に「巨大な利権」が存在するとしたら、最低限交通費くらいは出るものなのではないだろうか。

政府はコオロギ食を推進しながら、生乳廃棄問題を起こしているのはおかしい

共感できる部分はあるが、「現在起きている問題」と「未来の可能性を探る試み」を直接比較してしまっているため、批判のやり方としてはよろしくないという見方もある。この話に共感した人も、コオロギ活用に取り組んできた人から「多額の助成金をもらっているわけでもないのに、何故別の問題を批判するダシに使われなくてはいけないのか。昆虫食を袋叩きにしても廃棄問題は解決しない。」と言われれば思い直す人も多いのではないだろうか。巨額の助成金の存在は疑わしく、政府が強力に推進していると言えるのか微妙な状態で(つまり、コオロギ食に使われている資金を全て廃棄問題に使ったとしても解決するかは疑わしく、探せば他にも比較対象はあるはずだ)、コオロギ活用を巻き込む必然性はどれ程のものなのだろうか。
この言説が納得を生む背景には、やはり「何故コオロギが素晴らしいのか疑問なのにもかかわらず、流行しているように思える・政府が強力に推進しているように思える」という空気を生み出してしまった報道側の姿勢(特に、可能性と課題について冷静に比較できる情報提供の不足)があると考えている。

給食に入れて生徒に強制するのはおかしいのではないか

「給食」という表現がされており、当初のニュースでは実態の情報が不足していたため多くの反発を生んでしまったが、その後に報道された情報としては「食物科の生徒を対象に、授業の中で調理を行った」というものであり、実態としては給食というよりは「調理実習で作られた料理を、希望者のみが食べた」試食会に近い。上述した通り、初期の報道と実態が乖離しており、センセーショナルな見出しで情報不足のニュースを提供してしまったメディア側の問題も大きい。

コオロギ騒動が起きるまで

それでは、ここから2022年7月〜2023年3月までの観察結果を記載する。

~2022年7月:コアな陰謀論界隈には既に反コオロギ感情が存在

昆虫食に関する陰謀論は以前からあり、少なくとも2022年6月時点で既に1,000RTを超えるツイートが存在していた。ここで懸念されているのは「何者かが人工的に食糧危機を起こし、コオロギ食を強制しようとしている」もので、1万RT以上を稼いだPasco(敷島製パン)攻撃ツイートと同じ類型である。

2022年8~10月:コオロギ食に関する報道により、陰謀論界隈が盛り上がりの兆しを見せる

食用コオロギ生産ガイドラインの策定や、コオロギハンバーグに関するニュースをネタにコアな陰謀論界隈が盛り上がりの兆しを見せる。

コオロギネタではないものの、「某カフェチェーンのクリームパイはタニシの卵をイメージしており、これは昆虫食を普及させるための陰謀である」「昆虫食はレプティリアン(爬虫類型宇宙人)のためにあると考えられる」というかなり濃い陰謀論を観測したのもこの時期で、食に関する陰謀論は流行りやすいことや、昆虫というインパクトがあることから、筆者は(あくまで濃いめの陰謀論を共有している人たちの間での)次の陰謀論ブームは昆虫食なのではないかと考えていた。

※ちなみに「クリームパイとタニシの卵」については元々面白がってネタにされていたものが、陰謀論インフルエンサーが陰謀論として利用し、それを本気にするフォロワーが群がったという構図である。このように最初は面白半分に言われていたものが陰謀論界に取り込まれてしまう例としては、他に「某寿司チェーンKはフリーメーソンの寿司屋」がある。

2022年11月:コオロギ給食ニュースが反発を生む

「徳島県の高校で、給食にコオロギ粉末が使われた」というニュースが流れ、「給食」という言葉から連想される「押し付け」への不安や憤りを生む。前述した通り、実態は「食物科の授業の一環で行われたもので、食べたのは希望者のみ」であった。給食というよりは試食に近く、発信側が言葉を誤ってしまった感が強い。ここでは、濃い陰謀論を共有している層以外にも反コオロギ感情(特に押し付けへの反発)を引き起こしてしまったと考えられる。

2022年12月〜2023年1月:コアな陰謀論層ではコオロギ陰謀論が定着し陰謀論インフルエンサーが続々参入。尖った思想を発信するインフルエンサーも参入開始。

バラエティ番組にコオロギカレーが登場したりNTT東日本が昆虫食ビジネスに参入したニュースが流れたこともあり、コアな陰謀論層ではコオロギ陰謀論が定着し、RTを稼ぐようになった。陰謀論インフルエンサーにとってはコロナ・ワクチンの次の貴重な陰謀論ネタが登場した格好である。

さらにこの時期、単なる陰謀論インフルエンサーとは別格の存在である著述家、山岡鉄秀氏も昆虫食批判ツイートを行いRTを稼いでいた。「グローバリストアジェンダ」「世界的な計画」「ビル・ゲイツが言っている」と主張しており、「支配者が昆虫食の強制を計画している」型の陰謀論と捉えられる内容だ。

時期としては2月になるが、橋本琴絵氏、我那覇真子氏といった尖った思想を持つ著述家・インフルエンサーも参入し類似の主張を行っている。

2023年2月:生乳廃棄問題との結合、助成金に関する誤情報の発生、反コオロギタグなどが揃い騒動が加速

給食に続いて激しい批判対象となる助成金疑惑ツイートが拡散する。認定農業者制度をコオロギ限定かのように見せるツイートを最初に広めていた(大型アカウントがフォロワーから情報を受け取って拡散する図式だった)のは、普段からかなり濃い反ワクチン言説を発信しているアカウントだった。このアカウントは過去には「自然塩を猫に飲ませるのは健康に良い」旨のツイートを行っており、その方面でも愛猫家からの批判を浴びている。

そして、同じく2月に登場した「コオロギ事業に6兆円もの税金が使われている」という情報も、あまりに大きな数字から分かるように誤情報だった。

現時点で、少なくとも筆者が見たところでは「巨額の助成金」とまで言える規模の裏付け情報は出てきていないが、上記の誤情報や、「コオロギを絶対に食べたくない人向けの」まとめ記事や画像が出回ったことから、「国が昆虫食を推進するため多額の助成金を使っており、多くの企業や機関が取り組んでいる」という印象を与えていった。

また、特に一般層への拡散で重要な「コオロギより牛乳」言説も出回り始めた。「政府が強力にコオロギ食を推進している」というイメージがある人にとっては納得感の強いこの言説は、3月に入ってからさらに多数のフォロワーを抱えるインフルエンサーにツイートされることとなる。

反ワクチン層を強く刺激すると共に、「政府が推進している」印象を広めたのが河野太郎氏によるコオロギ試食ニュースが掘り出されたことである。ワクチン担当相だった河野氏は反ワクチン層からの反感が極めて強く、「千葉県の地震は、ディズニーランドの地下にある河野太郎氏のピザ工場が爆破されたために起きた」という「タローズ・ピザゲート」陰謀論が生まれるほどである。

そして、2月23日には「コオロギ食べない連合」というタグが有本香氏によって作られ、トレンド入りすることとなった。

様々な層の不安や怒りをぶつけられるタグが著名人によって発信されたことから、このタグは反コオロギ感情を広める道具となった。ご本人も想像していないほどの反響だったのか、氏は後に「コオロギ食の研究自体は糾弾していない」と発信している。

この時までにPasco(敷島製パン)をバッシングしたり、不買を呼びかけるツイートが万単位のRTを稼いでおり、騒動の行方によっては扇動の片棒を担いだと批判されかねないことを察知したのだろう。

2023年3月:数百万ものフォロワーを抱えるインフルエンサーも言及し、一般層に波及

2月27日、28日にはひろゆき氏が昆虫食の危険性を指摘したり、「コオロギより牛乳」ツイートを行い、

さらに3月2日になると250万人近いフォロワーを抱える料理研究家、リュウジ氏も同様のツイートを行い、その他著名人や芸能人もコオロギ食に反発する発信を行って陰謀論色や党派色の薄い一般層にもコオロギ食を拒否する言説が波及していった。生乳廃棄という現在進行形での大きな問題とコオロギ食との結合は、コオロギ食の推進を実情以上に大きく見せる効果があったのではないだろうか。

こうして、普段陰謀論を共有しない層からも反コオロギの声が聞かれるようになり、かなりの騒動になってしまった。「騒動」と言われるまでにコオロギ食への反発が発信されるようになった背景には、やはり「政府や企業が押し付けようとしているのではないか」という不安や憤りがある(何の情報もなければ、コオロギ食反対を沢山の人がツイートする現象は起きないだろう)。

その要因としては「給食」という言葉で紹介してしまったり、取り組みの紹介が行われる一方で「何故コオロギなのか」という情報が手薄になってしまいがちな報道側の姿勢があり、そこで喚起された不安や怒りは、誤情報や陰謀論にとっては良い燃料となる。とにかくPVやフォロワーを稼ぐことが正義と思っている人達にとって、この騒動はありがたいものだろう。しかし、そこで誹謗中傷や不買運動をされた企業にとってはたまったものではない。

路上の活動家も狙い始めたコオロギ騒動

こうしたコオロギ騒動の盛り上がりは、路上での動員を増やしたい人達にとっても希望のようだ。3月19日には反コオロギデモが予定されているが、この主催者は元日本第一党(在特会の後継団体)で、現在も極右団体に所属している人物である。

さらに、最近生まれた神真都Qの分派も、デモのポスターに「コオロギなんて食べたくない!」と記述している。

果たしてコオロギ騒動は路上の運動にも影響を及ぼすのか。引き続き見ていきたい。

路上の反コオロギたち(2023.04.02追記)

日の丸凱旋倶楽部による反コオロギデモ(2023.3.19)

3月19日に行われた反コオロギデモを取材した。主催が極右団体だけあり、日章旗や旭日旗にコオロギ食反対、さらには立憲小西氏の批判が混じるデモとなった。

ネットで騒がれている割に参加者は少なく、遠目に沢山の人が集まっているので騒ぎを警戒しながら筆者が近づいたところ、そのほとんどが警察・公安という状況であった。デモに参加したのは10人ほどで、「何としてでもコオロギ食に反対したい、コオロギ反対のためなら極右とでも手を組む」と考えるほど気合の入った人は少ないようだ。

見た目はまさに右翼と言った感じだが、シュプレヒコール自体はコオロギ食反対が中心で、デモの趣旨には沿っていた。しかし、やはり10人では新宿の喧騒を圧倒はできない。沿道の反応は冷たいものがほとんどで(少なくとも追いかけていた筆者の耳に肯定的な反応は入ってこなかった)、「少ねぇ行進だな!」と口走る人がいる程であった。
筆者は極右団体にもコオロギ食反対にも同意はしないが、若干不憫になってしまった。あれだけネットで騒いでいた人達はどこに行ってしまったのだろうか。本気でコオロギ食に反対するつもりがあるのだろうか(繰り返すが筆者はコオロギ食反対には同意しない)。

さて、何故右翼がコオロギ食に反対するのかといえば、主に下記2点が理由である。SDGsとの接続や一次産業と繋げる言説が、右派の主張に取り込む余地を与えている。

1.「SDGsは海外からの押し付けであり、愛国者ならそんなものに惑わされるべきでない」とコオロギ活用とSDGsを繋げて批判する
※このデモの主催者は参政党に「極右街宣をやっているからダメ」と除名されているものの、参政党は「日本版SDGsの推進(グローバル勢力の押し付けSDGsを受け入れるべきではない)」を掲げており主張としては同種

2.コオロギ批判に絡めて一次産業支援を訴えることで「日本の一次産業を守る」という主張に接続する。

また、「グローバル資本が、何となく良さそうな言葉としてSDGsを広め、ビジネスに利用している」と捉えれば左派が嫌う理屈にもなるので、左右どちらがやってもおかしくはない(実際、反コオロギツイートには左派と思われるアカウントのものもある)。

子ども達を守るQ会(2023.03.19)

こちらは朝日新聞藤原記者の取材であるが、同日午後に行われた「子ども達を守るQ会」(今年2月中旬〜3月初頭頃に神真都Qから分裂し設立された団体)の演説冒頭も「反コオロギ」であった。

神真都Q全国結集デモ@京都(2023.03.18)

前日の3月18日に京都で行われていた神真都Q 全国結集デモにおいても、反コオロギを訴えるプラカードや横断幕が多く見られた。反コオロギ言説への期待が伺える。

路上の様々な団体が、人々を惹きつけられる話題として反コオロギに参入しているのである(が、沿道の反応は冷たい)。

告知(2023.04.12追記)

この記事を書いたのがきっかけで、コオロギ騒動について語るトークライブにお呼び頂いた。4/16(日) 12:30~、騒動の経緯を辿る他、昆虫食が注目されてきた流れ(昆虫食や昆虫の活用はいきなり出てきたのではなく、これまでの蓄積がある)や気になる疑問など、2時間ほどかけて昆虫食愛好家のムシモアゼルギリコさん、昆虫食に関するNPO理事の吉田誠さんと話し合う予定である。
コオロギ騒動を受けて既に記事や番組が作られているが、それぞれ文字数や時間に制限があり、あっさりとした取り上げ方になってしまうのは否めない。その点トークライブではかなり時間に余裕があり、出演者同士の距離も近く、より深い話を引き出しやすい。こうしたイベントならではの情報や空気感を楽しんで頂ければ幸いである。場所は横浜ネイキッドロフトで、配信もされる。



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