見出し画像

好きな番組「激レアさんを連れてきた。」

好きな番組は?と聞かれたら、歴代のドラマやバラエティなどいろいろ思い出す。けれど現在も放送されている番組で考えたとき、まず思い浮かぶのは「激レアさんを連れてきた。」である。

ドラマも好きだけど、もともとバラエティも大好き。
中でも「激レアさんを連れてきた。」は必ず録画しているくらい好きな番組だ。

オードリー若林さんのファンなので、彼がMCをやっている番組を好きなのは当然と思われるかもしれない。
でも思い返すと、若林さんのファンになる前からこの番組のことが大好きだった。逆に、この番組がなかったら若林さんのファンになっていなかったかもしれない。
それくらい、若林さんの魅力がいっぱい詰まっている番組でもある。
先週から産休に入ってしまった弘中アナウンサーとの相性も良く、お互いの良いところがいい感じに引き出されてるように思う。

この番組は、これまでに放送時間帯が変わったり、また放送時間も短くなったりと、いろいろ変遷しながら、続いている。

ちょっと調べてみたら、
「激レアさんを連れてきた。」の前身として「アップデート大学」っていう番組があったらしい。弘中ちゃんは出演していたけれど、若林さんはまだ出演していなかった。私もこの前身番組は見ていた記憶がない。

「激レアさんを連れてきた。」としての放送開始は、2017年10月だったようで、私もたぶんこの頃から、見ている。最初のほうは見逃している回もあったとは思うけど。。
2017年から、曜日や時間が変わっているにしても、もう6年も続いている番組ということは、やはり人気があるってことだよね。

そろそろネタもなくなってくるんじゃない?と思ったりしたこともあったが、そんな心配はまったく必要なく、今週もまたすごい激レアさんを連れてきていた。

11月6日放送の激レアさんは、あの「トランプマン」。
いいとこ、ついてくるよね(笑)
見逃した方は、ぜひTverで。


「激レアさんを連れてきた。」は、激レアな経験をした一般人(たまに芸能人)が紹介される番組なのだが、その激レアの内容は多岐にわたる。
なんだかすごいことをやり遂げた人、思いもよらないことに巻き込まれる人、誰もやらないような一見ばかばかしいことをやっちゃった人など、いろいろなタイプの激レアさんがいる。

その内容はサクセスストーリーばかりではなく、エピソードだけを聞くと、とんでもない苦労話や失敗談もある。
でも、この番組で紹介されると、なぜか見ているこちらも辛い気持ちにはならず、なんだか楽しくなったり、少し勇気をもらえたりもする。

番組公式サイトの「番組概要」には、こう書いてあった。

“激レア”な体験をした人=激レアさんを
“研究サンプル”として採集。
マンガのような実話・実体験話を聴き、ウソみたいな状況に対処できる
人材の育成をめざします。
『九死に一生を得た』や『前代未聞のおバカ事件』まで、
その時何が起きて、どう行動したのか?
笑いと驚きにリアルに役立つ知識も交えて トコトン研究していきます!

「激レアさんを連れてきた。」公式サイトより

え、人材の育成をめざしてたの?
そして、激レアさんは、研究サンプルだったんだ(笑)

激レアさんについての研究内容を、研究助手である弘中ちゃんがホワイトボードで発表する形で、番組は進んでいく。
手作り感満載の感じもいいし、テンポもいい。
そこに、ルシファー吉岡のナレーションも加わることによって、激レアさんの激レア具合がわかりやすく、そして楽しく伝わることになる。
さらに、若林さんによる愛あるツッコミが、これまた絶妙なの。
激レアさんにはリスペクトを持ってツッコミいれていると、確か何かで話していた気がする。

あくまで研究発表のような形で進んでいき、激レアさん本人は自分のことをあまり語らないのもいい。

そんなこんなで、どんな激レアさんのエピソードも楽しいものになる。
そして、ただ面白いというだけでなく、時には感動もし、勇気をもらうことにもなる。
実際に、激レアさんを見ていて、「私もまだがんばれるな」とか「人生って面白いな」とか思ったこと、何度でもある。
たぶん、そういうところがこの番組を好きな理由として大きいのかもしれない。

特に面白かった、印象に残っている激レアさん、多すぎて絞るの難しいけど、何人か挙げてみます。

・世界的バイオリニストだけど、居酒屋「鳥貴族」を貴族が集まるサロンと勘違いして面接を受けてしまい、そのままバイトして鶏肉を仕込んでいた人

・小学5年生から40年間ずっと1人の男性に片想いし続けていて、いまだに最初の情熱を保っている人

とか、ウソでしょ?って思うけど、本人はいたって真剣だし、最後にはちょっと感動する。

・それまでずっと専業主婦だったのに、80歳にして急に不動産屋さんを始めた上に24時間営業にしちゃったおばあちゃん
(80歳で宅建の資格とってた。すごい。)

・小学校に6日しか通わなかったので、ウソみたいに何にも知らなかったけど、スーパーマーケットのバイトだけで文字や常識を学び、超やり手の社長にまで上り詰めた人

・一度も働いたことが無かったのに44歳から駅弁販売のパートを始め、わずか数年で時給800円から年商10億円の営業所を束ねるカリスマ所長になった伝説のパートさん

↑このあたりは、私もまだまだがんばれるなって、勇気をもらった回。

・学校に行かず部屋でアニメばかり見ていたけどあるアニメの聖地巡礼がしたい一心で自転車を漕ぎまくったら嘘みたいに脚力がついてインターハイに出場しちゃった人
↑2023年、わりと最近の回。リアル弱虫ペダルじゃん!て思ったので、印象に残ってる。

他にも、ドラマ化された激レアさんもいたり、他のテレビ番組でも紹介されたりしている方もいたりする。

そして、番組の最後に必ず、若林研究員がその回の激レアさんに「ラベリング」をする。ある種の大喜利である。
いつも、さすがだなって思わされる「ラベリング」で、これも毎回の楽しみ。

最後に、みなさんも心配してたかと思うけど、弘中ちゃんがお休みの間どうするんだろ?って思ってたら、テレビ朝日のアナウンサーが交代で担当するらしい。これまでの2回とも若林さんとのからみもいい感じだったので、ちょっと安心した。
公式サイトの次回予告をチェックしたら、研究助手:土屋伸之(ナイツ)って書いてあった。そういうパターンもあるのね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?