大根使い切り
浜のアメ横と呼ばれる天王町で仕入れをしていますと
季節や天候によるお野菜の価格変化というものを
ひしひしと感じることができます。
そんな中でも割と手に取りやすく
見た目は控えめだが主役にも脇役にもなれる
生でも焼きでも煮でもどんとこいな
大根です。
こんだけ味に変化がでるお野菜あるかね〜
ってくらい使う部分によって変わってきますよね。
通常葉っぱがついてる方から先っぽに向かって
辛みが強くなっていく大根。
私だったらどう使い分けるか。
まず葉っぱ。
こちらは刻んで
ごま油を引いたフライパンで軽く炒めて
砂糖少々、醤油少々
鰹節と白ゴマ好きなだけ。
ご飯のお供完成です。
お次は青みがかった上の方。
甘みを感じられるここの部分は
そのまま食べたりおろしたり。
千切りにして(ぽりぽりつまみ食いしながら
千切り大葉と塩こんぶとかつお節と和えるだけ
ツナやサバ缶のタンパク質を入れてもgood。
お次は1番太い真ん中。
こちらは煮る系がおすすめ。
豚汁とかもつ煮とかふろふき大根とかに。
厚めに輪切りにしたら4等分くらいにして
めんどりをする。
(めんどりだけにめんどかったら省いてok)
人参も同じくらいの大きさに。
お好きな部位の鶏は食べやすい大きさに。
それらを鍋に入れてひたひたくらいのお水に
砂糖大さじ1、醤油大さじ2くらいから始めて
沸騰したら弱火で
鶏に火が通ったら味見して
足りなければ小さじで好きな感じに。
火を止めそのまま冷ます。
(冷ますことで味が具にグッと入っていきます)
最後は1番下の子。
辛味が強く健康に良さそうな味がする。
酢を使ったものがおすすめ。
いちょうぎりかサイコロ状か
特に決まりはないけど食べやすい大きさに切ったら
塩と砂糖を和えてそのまま30分くらい放置。
その間に
お酢2カップくらいに好きな加減の砂糖に
(わたしは砂糖結構多めに入れます)
隠し味の塩ひとつまみ。
一度沸騰させたら味見。(むせるので注意)
酸味強いなと思ったら砂糖足してあげてください。
お好みで輪切りの鷹の爪を投入。
そうこうしていると大根から水が出てきているはず
ぎゅーと絞って甘酢へダイブさせてあげてください。
そのまま冷まして冷やして1時間もしたら食べれます。
そしてつい捨ててしまいがちな皮。
こちらは栄養満点ですのでぜひ使ってください。
こちらは千切りにして
ごま油引いたフライパンで炒め
砂糖、醤油、白ゴマいれて
きんぴらの出来上がり。
めんどかったらみじんぎりにして
葉っぱと一緒に炒めてご飯のお供にしてください。
レシピと言ってはいけないようなアバウト加減ですが
なんとなく大根使い切りのイメージが
出来ましたでしょうか
1本でこんなに色々なものに変化できる、大根。
捨てるところがない、大根
家計の味方、大根。
ありがとう、大根。