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母、しなびた大根を放置する。

かれこれ2ヶ月ほど前の話である。

先の土曜日にも清掃業者さんに入ってもらい、2階の床掃除とLDの床掃除をお願いした。
朝一、母宅に入って最初に見つけたのが、しなびた1本の大根。
いつ買ったのか?
2週間前にはなかったので、その後に買って、使わず放置だったのであろう。
一人暮らしで大根1本。
週の半分の昼ごはん時には弟(母にとっては息子)が食べに来るとは言え、そんなに消費できるものでもなし。
さらにふとダンボールの中を見ると、ラップに包まれた大根半分。
これも買ったまま放置。
しかもカット部分が黒く変色している。
1本半もあった計算となる。
本当にいつ買ったのやら。
2週間前に来た時に、ワタシが気がつかなかっただけなのか?
せめて冷蔵庫に入れておけば、さほど痛まなかったであろうに。
使えそうになかったら、すし酢(ギリ消費期限切れの”おいしい酢”なるものが2本あった)で酢漬けにしておけば、口休めになっただろうに。
大根おろしにして冷凍しておけば、いろいろ使えたのに。
だが、その知識は母にはないようだ。

難題山積。

清掃業者さんの掃除中に、ワタシは台所の引き出しという引き出しを開けて、不用品を整理。
出るわ出るわで、またもや勝手口はゴミ袋だらけとなる。
消費期限切れのレトルトやらおかずの素、汚れたタッパー、使っていないカトラリー、調理道具など。
前から気になっていた電気圧力鍋を開けると……Gのすみかのようで、とてもじゃないが使えない。
何度も洗浄したが、さほど綺麗にはならず。
洗浄中、室内の臭いと同じ臭いがする……と気持ちが萎えた。
あとで母に聞くと「ずっと使ってない」と言う。
(アホか)と心の中でつぶやきながら「使ってないんだったら、(Gのすみかになる前に)誰かにあげとけばいいのに」と返すも、返事はない。
やっはり廃棄すべきか。
魚焼きグリル、ミキサー、ミニフードプロセッサーなども使っていないのは明らか。
全て廃棄すべく、屋外に放置。
もしかしたら後日、室内に戻すかもしれないが、次回は持ち帰って、業者へ渡すべく準備しよう。

その後、電気圧力鍋も廃棄することに決めて屋外に放置したが、母が小屋横ミニキッチン(この家を新築する際に作ったようだ。清掃状況は自宅同様言わずもがなではある。)に移動。
『捨てる』が受け入れられない模様。
全く使わず、相変わらずのGのすみかになっているため、廃棄決定を母に伝える。
早めに始末しなくては。

いずれにしても毎週土曜日もしくは木曜午前は例え1時間でも母宅へ顔を出す予定。
ホームヘルパーさんたちが集めたゴミも溜まり続ける。
母本人は、自治体のゴミ収集日に捨てに行くつもりがないのだから致し方がない。




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