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2020/10/22の雑談

伝え方ってだいじだよね

すべての会話に言えることは、「何を伝えたか」より「何が伝わったか」。
たとえば、子どもに「箸あらってね」って毎日いうけど、「うん」と返事して、やってない。「洗濯物だして」「次これやって」「あれやって」って毎日のルーティンをいちいち言わなきゃやらない。

子どもはね、ムイシキに、命令口調の言葉はスルーしてる。
親だって、自律性を子どもに求めるなら、「○○しなさい」は逆効果。
でも、言わなきゃ永遠にYoutube見てるし・・・
そんなときに使える言葉「○○した?」

これなら、子どもの自発的にやろうとする気持ちを損なわずに、行動を促すことができる。「やってない」なら「じゃあやろう」となるし、「やった」ならOK、丸がもらえる。
「しなさい」だと返事が「はい」しか選べない。自分で決めてない。

もうひとつ、言わないほうがいい言葉は「なにやってるの?」
これ、言い方ひとつで相手を凹ます。責めてるようにも、呆れてるようにも聞こえる。
代替の言い方は「どうしたの?」
#尾木ママもどうしたの?は魔法の言葉」って言ってる。
責めてないし、呆れてもいない。フラットに使える便利な言葉。

リピート・アフター・ミー

子どもがうわの空で聞いてるとき。「3時半から、英語行って、そのあと○○ちゃんちに寄って一緒におやつ食べてから水泳ね」とか。子どもに「こういうスケジュールだからそのつもりで準備して」ってお母さんは言ってるのに、まったく頭に入っていないとき。
いまお母さんなんて言った?」と尋ねてみる。たぶん、「おやつ」のところしか聞いてない。聞いたことを復唱させる、これ学校でもよくやる手。
頭いい子は、聞いたことを1回で覚えられるかもしれないけど、普通は繰り返し確認して、自分で復唱して初めて頭に入るもの。

それでも、脱いだ靴をそろえない、読んだ本を棚に戻さない・・放っておいたらやらないクセみたいなのがある。でも意外と子どもって「誰かのため」ならやる、とかあるんだよね。
※この続きを音声でたのしみたい方はコチラ
誰かのため。ならやる
「いいお母さんプレイ」をしよう


「してくださる?」は最強?

家に遊びにきた友達にはひかれたけど、夫に「○○してくださる?」ってよく使う。「○○して」とか「取って」とかいうより、やわらかくなる感じ。言われた方も気持ちよくやってくれそう。
それなら、「今日ごはん作ってくださる?」「お皿洗ってくださる?」「洗濯物干しておいてくださる?」「お風呂掃除してくださる?」なんでも使えそう(笑)


子育ての最終目標は、親の影響をかぎりなくゼロにすること

親の影響をかぎりなくゼロにする
※このコンテンツは音声のみでの公開です