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エモーショナル大河Ⅱ〜rap

多分アルゴリズムの働きだとは思うんだが、今年の大河は、大河初心者を含むたくさんの人のハートを鷲掴みにしていると思いこんでいる。

そしてそれは脚本による魅力が大きいと思いこんでいる。

「キサラギ」(2007年)でハートを掴まれた私としては古沢良太すげえの一言だと、世の中もそうだと思い込んでいる。


「もし、第1幕から壁に拳銃をかけておくのなら、第2幕にはそれが発砲されるべきである。そうでないなら、そこに置いてはいけない。」1904年に『演劇と芸術』誌に掲載されたイリヤ・グリヤンドの「チェーホフの思い出」(Wikipediaより)


と言う言葉があるが、古沢良太の場合は、所謂「伏線回収」を超えたものがあると思っている。

ひとつひとつのエピソード、一人一人の登場人物を大切に、決して使い捨てにはしない愛があると思っている。

だからエモーショナル。

なんだな。

と、今年の大河を最初から何度も後戻りして繰り返し繰り返し観ては泣き、観ては泣きして、古沢良太を好きな理由がわかった気がする。

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