珈琲と私〜46〜

お店開店予定なら、サイフォンおすすめです!

こんばんは、マスター吉良です。

「珈琲と私」第46回です。

今日もサイフォンのお話です。

「サイフォンのお話〜2〜」
もし、お店を開きたい、それも珈琲に比重をおいたカフェ、喫茶店を考えている方は
サイフォンも抽出器具の一つに考えてみてください。
今日はサイフォンの長所をお話します。

【レシピを作りやすい】
最近では、ドリップやエスプレッソも液体量で抽出レシピを作ったりしていますが
サイフォンはそもそもお湯を計量してから抽出に入ります。
もちろん豆も計量しますよね。
ですから、物を作る上で重要な要素である、計量をしっかりとしてから抽出に入りますので、レシピのブレが少ないのが特徴です。

【豆の種類を沢山使えます】
サイフォンは浸漬法。浸して漬ける抽出方法ですから、様々な豆に対応できます。
浅煎りの豆から深入りの豆まで、そして細挽きから粗挽きまで対応できます。
サイフォンの抽出は、豆の焙煎度から導く粒度、豆とお湯の接触時間で味がほぼ決まりますから、選ぶ豆は何でも良く、その豆に合うレシピを作るだけとなりますので
色んな種類がつかえるため、種類法な珈琲を提供したい方にはおすすめですね!
もう少し補足するなら、浅煎りの豆は、豆が締まっていて、お湯が豆に入りにくいので
粗目に挽いて、浸漬時間を長く取りしっかりと味を引き出します。
逆に深煎りの豆は開いているので細く挽き、短い時間で、一番だしのように
サッと出す感じです。そうすることで苦味と甘みを引き出し、雑味の出る前に抽出を終わります。

ご家庭で使うには少し場所を取り、洗い物も大変なので強くおすすめはしませんが、
サイフォンがキッチンや、カウンターテーブルにおいてある姿は素敵ですよね。
その昔、私の父親の世代ですが、団塊の世代と呼ばれる方々は、自宅にサイフォンを持って珈琲を淹れるということが流行ったそうです。
良ければ、お父様やお祖父様に一度聞いてみてはいかがでしょうか?
結構見つかるかもしれません!

それではまた明日!

Coffee is Power !!

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