SMAPについて改めて考えてみる
私はSMAPが好きでした。
と、言っても、ファンクラブに入る程でもなく、ライブにも行ったことはありません。スマスマも毎週は見ておりませんでした。
「好き」というよりも、「当たり前にそこに存在してくれていたもの」と言った方がしっくりくるかもしれません。ファンの方々がよく仰る「インフラ的な」ものです。彼等が歌っている姿を見るとなぜだか少し元気をもらえる、生活の少しした安定剤みたいなものです。
私はかなりのテレビっ子で、高校2年生までは毎年フジテレビの27時間テレビを見ていました。SMAP5人で総合司会をした時は、親の目を盗んでずっとかじりついて見ていました。
打ち合わせなども含めたら、仮眠こそあれど、恐らく40〜50時間程寝ていないはずなのに最後は全力でライブをしてくれました。感動して興奮して、しばらく眠れませんでした(笑)
アイドルオタクではない自分がどうしてSMAPに惹かれてしまうのか。
恐らく、彼等の根本にある、人を喜ばせたい気持ち、エンターテイナーの精神を強く感じることができるからだと思います。
もしかすると、元々は「モテたい」などといった気持ちでジャニーズ事務所に入ったのかもしれません(笑)
それが総理大臣や海外有名アーティストなどといった大物ゲストとの対談、北京での公演等を通じて、より良い日本、世界を構築する、そして何よりSMAPを守りたいという覚悟が見えたのです。
色々な事情があるのでしょう。
「解散するかもしれない」と知った時に彼等のありがたさを身に染みて感じました。
もっとたくさんテレビをチェックすれば良かった。ライブに行けば良かった(当たらなかったかもしれないけど)。
後悔しまくりました。
でも、何よりも感謝をしました。
私たちには分からない、辛いこと、苦しいこともテレビの向こうの世界ではたくさんあったと思いますが、それを見せずに元気を与えてくれました。
そして、私も再結成を願う1人です。その時はきっと来るはず、と少し確信めいて思っています。
今のこの不安定な世界にSMAPがいてくれたら、、そう願って止みません。
たまに無性にSMAPを聴きたくなり、今日がその時だったので書き留めてみました。
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