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#31 小さな幸せを見つける

「幸せになりたければ、今幸せになりなさい」
という言葉を聞いた。

その時は、今幸せになるってどういうこと?と意味がわからなかった。
どうやったら今幸せになれるの?と。

その意味がわかってきた。

お金がたくさんあったらな〜とか、
仕事がもっとこうだったらな〜とか、
家族がこうだったらな〜とか、
願望が叶ったら幸せと思っていた。


こうだったらいいなと思う事はたくさんあるけれど、
持っているものもたくさんある。


雨風がしのげる毎日帰れる家があって、清潔な布団で眠れている。
ごはんも毎日食べられているし、
カフェで自分の時間を楽しむこともできる。
気に入った服も、たくさんではないけど買えている。
好きな本も読める。
仕事があってお給料がもらえている。

病気をした時は、この痛みやしんどさがなかったらどんなに楽かと思った。
健康に動ける体があるということだけでもありがたいこと。

世界には命の危険にさらされて、ゆっくり眠る場所もなく、
水や食べるものが十分でない国もある。
こんなに平和で安全で清潔で快適に暮らせていること。
それだけでもう幸せと思える。


だけど、慌ただしい日々の生活の中ではそんな考えも置き去りになりがち。


忙しすぎると余裕がなくなり、しんどいこと、イラッとすること、
つらいこと、モヤモヤすることも出てくるから、
ついついそちらへ意識を向けてしまう。


そんな時でも目の前にはいいことだって起こってるはず。

仕事で嫌な気分になっても、無事に家に帰れておいしいものを食べられたり。
「事故もなく無事に家に帰れたこと」
「おいしいものを食べれること」
これをいいことと捉えれるかどうかだと思う。

そんなの当たり前と思えば、いいことカテゴリーには入らない。
「あ〜、今日も無事に過ごせてる。」「このお菓子、おいしいな〜」
と思えれば幸せ。
これが「今幸せになる」ということだ。


人はそれぞれ幸せと感じることが違う。

本が好きな人、ゲームが好きな人、料理が好きな人、アウトドアが好きな人、、、
好きなことができていると幸せ。
好きなことをとことん楽しめばいい。

私は一杯のおいしいコーヒーと、スイーツと本があれば
幸せを感じられる。

モヤモヤがあるとどうしてもそっちに引っ張られるけれど、
どんな気分で過ごしても、過ぎる時間は同じなら、
それはそれでいったん横に置いて、
できるだけ目の前の好きなことに集中するようにしてみようと思う。


嫌な方へフォーカスせずに、
小さなことでも好きな方、幸せと思える方へ意識を向けてみよう。

小さな幸せが積み重なって、人生に幸せの時間が増えていく。


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