#143 紅茶専門店で最高のスコーンに出逢う / 自分の好きなことを楽しみきる
朝起きて、ゆっくり覚醒する頭で
今日は紅茶専門店に行こうと思いつく。
ずいぶん前に友人が連れていってくれたお店だ。
ふかふかの大きなソファ。
香りのいいフレーバティーが次々カップにつがれ、
紅茶を淹れているカウンターにはお湯が沸いたやかんから
湯気がシュンシュン上がって
とても居心地が良かった。
ドアを開けて入ると、
「いらっしゃいませ。」と声がかかる。
入り口の大きなソファ席にはおしゃれな若い女性が1人
ゆったり座って雑誌をめくっていた。
奥の席では女性二人組が楽し