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樹木希林さんの言葉を欲しがるワケ

亡くなってからの存在感

昨日、本屋さんに行ったら「樹木希林さんのコーナー」があり、樹木さん語録がまとめられた書籍がずらりとならんでいました。2018年9月に75歳で亡くなり、亡くなってからより”存在感”が増した女優さんのひとり。

正直私は「上手過ぎる女優感」があり、あんまり好きではなかったけど、いま、多くの人がこんなにも 樹木希林さんのことばを欲しがり、何を求めてるんだろって考えてみたの。


彼女の自由の中の倫理観

”夫”である内田裕也さんとは長い別居婚。どんなことがあっても決して離婚という選択はしなかった樹木希林さん。

それは女の執念なのか?愛なのか?

何かに書いてのを見たけど「縁あって結婚したんだから、簡単には離婚しない結婚に責任をもつ」自由奔放に見える彼女は、ちゃんと”おんな”だったんだよね。内田裕也があって、樹木希林。樹木希林があって、内田裕也。

夫婦のカタチがうんぬんより、やっぱりそれ、最高のパートナーだよな


そうよね、そうそう。一切なりゆきで!

いろいろな事に考え悩む女性たち。

そんな世の女性たちが【かっこいい、強く生きた女性、人生の先輩のことば】の中に 自分にむけての ”まる”を求めてるのかもしれない。

『そうそう、あなたはそれでいいのよ、』って。


これは樹木希林さんの生き方であって、私の生き方の見本ではない

でもね、私はね、本には「あなたの答え」はないよ、って思うわね。

生れてた環境も、場所も、経験も境遇も違う。だから、

やっぱり己の生き方は、己で決めてやろう、って思いたい。

自分の生き方や人生にお手本なんてないんだからね。


誰にも依存しないこと

あとは自分で考えて、

樹木希林さんの言葉。わたしは、これが一番好きなの。

少しヒントや勇気をもらったら、あとは自分で考えて、自分で答えを出す。それが ”カッコいいおんな”だと私思うね。他の何かになりたがってはダメよ、絶対。

よろしくべいべー。

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