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情報を共有し合える仲間と

写真は『むらさきいものモンブラン』と『かぼちゃのモンブランタルト』。

むらさきいもの場合はむらさきいもを、かぼちゃの場合はかぼちゃを蒸したり鍋で煮込んだりして、柔らかくし、それを裏ごしし、あとはバターや生クリームを混ぜ、クリームを作る。

むらさきいももモンブラン
かぼちゃんのモンブランタルト




先日、友人に

「むらさきいものモンブランに使ういもは手で裏ごししてるんですか?」

と聞かれ、

「はじめはハンドル式の裏ごし器で粗めに裏ごしして、次に一番目の細かいメッシュの裏ごし器で、しゃもじを使って手で裏ごしする」

と答えると、

「ハンドル式の裏ごし器ってのがあるんですか?」

と驚かれた。

ハンドル式の裏ごし器は、粗めにしか裏ごしできないが、熱々のむらさきいもを放り込んでハンドルを回せば、軽い力で裏ごしすることができるし、そのあと、目の細かいメッシュで裏ごしてする時も、それほど力を必要としない。

以前は私も、直接目の細かい裏ごし器でしゃもじを使って手で裏ごししていたが、それだとものすごく力が要るし、時間もかかるので、ハンドル式の裏ごし器を知ってからは、それを使っている。

製菓(料理)とはつまり、どれだけ道具を知っているか、どれだけ道具を所有しているか、そしてその道具を適切な時に使用できるか、ということ。(食材と知識と道具の組み合わせで料理は出来上がる)

裏ごしについて質問をしてきたのは、飲食に携わっている普段から親しい友人だが、飲食に携わっていても知らない調理道具というのはある。

その友人とは、プライベート以外でも、商工会議所青年部や観光物産協会飲食部などでも一緒に活動している。

そういうこと(知らない知識や道具のこと)をお互いに、遠慮なく聴き合える間柄、というのは大事だと思う。

今度、所属している飲食のグループ内で、みんなで、お互いに『便利グッズ』を紹介しあうのもいいんじゃないか、という話になった。

私が所属している団体でいうと、商工会議所青年部や観光物産協会飲食部やブレンドの会などがあるが、どのメンバーも優しい人ばかりで、異分野であっても同業者であっても、仕事上のことでわからないことがあった時、お互いに聞き合える仲であり、誰かに聞けば必ず誰かのレスポンスはあるし、丁寧に教えてくれたりする。

そんな間柄のメンバーとは、たくさんの情報を共有している。


先日、尾鷲で前代未聞・空前絶後・阿鼻叫喚のイベント『バイブスミーティング』が開催された。

実は『バイブズミーティング』の情報も、そういうつながりで、公式に発表される数ヶ月前から『非公式・未確定・オフレコ』の状態で耳に入っていた。
(非公式の状態で、去年から情報は入ってきていた)

団体や組合に所属することは、そういう『インサイダー情報』をいち早く知れる、というメリットがあると思う。

イベント開催の情報が公式に発表される前から知っていることと、公式に発表されてから知ることでは別に大差はないが、出店慣れしていない人や、イベントのシステム対応に時間のかかる人にとってはありがたい情報だと思う。

その証拠に、私の知る限りでも、いち早く大きなイベントの情報を知り得た人の中で、イベント出店にかかる機材の導入に補助金を利用したり、大きなイベントに出店するための経験値を積むために、他のイベントにも出店して準備を整えた、という人がいる。

団体や組合に所属することは、それだけ会議があったり、年会費がかかったりと、何かと面倒なことも多いが、大きなメリットもある。
(逆にいうとそのメリットが感じられないならば、そういう組織や団体に所属する意味がない)

先述した通り、コミュニティは、参加するのは億劫だが、『信頼できる情報の共有の場』や『問題の解決のための集合知』として有益だと思う。

今は所属している団体や組織には、信頼できる友人がたくさんできて、心強く思う。



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