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眠れぬ夜に。

写真は『抹茶のウィークエンド』。

抹茶のウィークエンド


のっぴきならない事情で、お店を長らくお休みしておりました。

事情が事情なだけにおおっぴらにお出かけするわけにもいかず、お店で事務仕事をしたり、製菓の勉強をしたりしておりました。

『抹茶のウィークエンド』は、お休みの間に勉強したお菓子の一つです。

『ウィークエンド』とはそのまま『週末』を意味しますが、これはレモンのパウンドケーキにアイシングをした『ウィークエンドシトロン』というお菓子の、レモンを抹茶に変えたものなので、『抹茶のウィークエンド』です。

もともとの『ウィークエンドシトロン』ですが、『シトロン』はレモン(柑橘)の意味で、『ウィークエンド』は、「週末、ピクニックに持っていくための、日持ちがしやすく、持ち運びが簡単なお菓子」の代表的なお菓子だったことに由来しているそうです。

過去、『ウィークエンドシトロン』を作った時の記事はコチラ↓


さて、長らくお店をお休みにしていた『のっぴきならない理由』とは、右手の手術です。

5/21に右手中指の『狭窄性腱鞘炎』(通称『バネ指』)の治療のための手術をしました。

3日ほど休養すればいいかな、と思っていたのですが、術後の経過が芳しくなく、結局10日ほどお店を休みにしました。

この間、右手が不自由、ということもあり、外出も極力控えており、部屋にこもっておりました。

しかし、仕事をしていないと、生活に緊張感もなく、生活リズムが完全に狂ってしまいました。

もともと深夜まで仕事をする生活サイクルでしたが、さらにそこに昼夜逆転が進み、明け方前に就寝、という生活をしてしまいました。

先日、明け方近くになってもあまりにも眠気がこないので、熊野まで車を走らせて朝日を見ました。


まだ夜明け前の熊野、七里御浜。


そのまま帰ろうかとも思いましたが、相変わらず眠気もなく、そのまま車を走らせて『熊野本宮大社』まで行きました。



熊野本宮大社にお参りするのは30代の頃以来ですが、荘厳な雰囲気に背筋が伸びる思いがしました。

とりあえず、手術した右手が一日でも早く全快するよう、健康の祈願をしてきました。

この日は、天気もよく、水田に水も貼られており、大斎原(おおゆのはら)の大鳥居が、水面に逆さまに映っていました。

大斎原(おおゆのはら)の大鳥居。もともとはここが熊野本宮大社の社殿でした。

水田の風景と熊野本宮の荘厳とした雰囲気……日本の原風景を残す光景を、たくさんの外国人観光客が写真を撮っていました。


『熊野本宮大社』をお参りした後は、新宮に寄って、尾鷲に帰りました。


まだ、右手中指は全快ではありませんが、なんとか生活リズムを取り戻し、今日から仕事を再開しました。


無事に働ける日々に感謝です。



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