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火の国の女、熊本の女、海老原菜帆



海老原菜帆 SSR [プニョフワの女王]

九州産交グループ80周年記念の特別企画として、アイドルマスターシンデレラガールズと熊本城のコラボ「熊本城復興応援キャンペーン」が先日、発表されました。めでたい。

熊本県出身のアイドルの神崎蘭子、小日向美穂、海老原菜帆の3人がコラボアイドルとして登場し、ラッピングバスやコラボグッズで活躍してくれるとのことです。

火の国の女とは 女優 石田えりから見るその特徴

さて、このコラボを初めて聞いたときに思い出したのは映画「釣りバカ日誌」でした。その中で初期の作品にハマちゃんの妻として女優の石田えりさんが出演なさっていました。この映画はよくテレビで放送されていたので、家族で見てました。その時に父が石田さんに対して「火の国の女だからな」と言っていたのを記憶しています。

その時は幼くてあまり意味が分かりませんでしたが、成長すると少しずつ意味が分かってきました。映画「釣りバカ日誌」は漫画原作でファミリー向け映画としての側面もありましたので、直接的な表現は避けていましたが、確かにハマちゃんと奥さんのちょっとお色気が想像できるようなカットもありました。

さえない男と素晴らしい女性がカップルになり、「こんな男になんでこんな美人が」と表現される作品も多いですよね。ハマちゃん夫婦もそんな描かれ方をしています。ゲームですが、ドラクエ4のトルネコとネネさんもそんな夫婦でした。

思い出すと、確かに石田さんには子どもでも分かるような色気があったのを覚えています。映画の中では物静かで、でもしっかり者として演技なさっていました。と石田えりさんは熊本県出身、そして「火の国の女」という表現。今思い返すとその表現がしっくり来ます。

火の国と言われる所以は、熊本県はかつて旧国名で「肥後国」と呼ばれていいて、そこが「火の国」「肥国(ひのくに)」と呼ばれていたのが由来の1つ。また、九州には17の活火山があり、九州卯全体が「火の国」と呼ばれていて、時が過ぎ、熊本・長崎・佐賀の地域を「火国(ひのくに)」「肥国(ひのくに)」と呼ぶようになり、さらに「肥国」が「肥前」と「肥後」に分かれたときに「肥後」の熊本だけが「火の国」と呼ばれるようになったことも由来の1つだそうです。ほかにも様々な説があるそうですが、ちょっと省略します。

そんな熊本県の女性の特徴は「火の国の女」という言葉のイメージに近く、情熱的で開放的、好き嫌いがはっきりしている、自立心が強い、それらが特徴的と言われています。まさに「火」です。恐らく石田えりさんの演技を見て、父はその言葉を発したのでしょう。今ならその理由もわかります。

情熱的なアイドル 海老原菜帆は「火の国の女」

さて熊本城コラボで登場するシンデレラガールズのアイドルには熊本県出身のアイドルが3人います。その中で一番「火の国の女」の特徴が出ているのは海老原菜帆だと私は考えています。

海老原菜帆は17歳の高校生で、和菓子が大好きで、とてもおっとり。「ぷにょふわ」と表現される特徴的なスタイルをしています。その特徴を自身でも自覚していて、プレイヤーであるプロデューサーやファンに堂々と自ら伝えていきます。イラストもセクシーなものが多く、とても高校生とは思えない時もあります。今回のコラボを見たときに、先ほど言及した石田えりさんを重ねて思い出しました。

そうか、海老原菜帆は「火の国の女」だったと。

情熱的で開放的。ハマちゃんの奥さん役もぴったりはまりそうです。色気を出す演技もできるでしょう。彼女が熊本県出身であることが自分の中でさらにしっくり来ています。

彼女の魅力にまだ気づいていない方も多いとは思いますが、今回の熊本城コラボをきっかけに是非とも触れてほしいです。きっと気に入ります。おすすめです。

この記事で紹介している画像は海老原菜帆の2周目のSSR[プニョフワの女王]です。そこから彼女の特徴がはっきりと出ているセリフを一部紹介します。

「プロデューサーさんもこたつに入りませんか~。帰るまで、まだまだ時間ありますから~。ほら、猫ちゃんも言っていますよ。こっちに来て一緒にあったまるにゃ~、って。うふふっ♪」

「ときには大胆に、自分のすべてをさらけ出すように……。 ふふっ、のんびりしているばかりの私じゃありませんよ? 熊本の女は、覚悟を決めたらすごいんですから~♪」

まさに「火の国の女」です。

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