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人生、残り10カウント。まだ倒れるわけにはいかない。

きっかけ

 自分は現在、44歳のおじさん。今年6月に骨髄バンクのドナー登録をしました。きっかけは大好きなアイドルマスターシンデレラガールズで夢見りあむを演じている声優の星希成奏さんが2022年に23歳の若さで急性リンパ性白血病を患ったと発表したからです。
 その発表の直前、愛知でシンデレラガールズのライブに元気に出演していたのを現地で見かけていたので、その落差にショックを受けました。また、23歳という自分のおよそ半分の年齢の方が重病に罹ったことにも衝撃を受けました。
 自分でもミーハーなのはわかっています。ですが、独身中年の私は、今後結婚する予定もありませんし、子を成して社会に貢献する予定もありません。自分ができる社会貢献として、労働と納税に加えて、血液や骨髄を提供するくらいしかないのではないかと思い、ドナー登録を目指しました。

提供までの道のり

ドナー登録の条件

 その年の9月の会社での健康診断はひどいものでした。HbA1cは9.5でした。医者によっては即入院となる数値でした。ドナー登録の条件に健康状態が良好な方とありましたので、とにかく健康にならなくてはと、食事を改めて、翌年3月にはHbA1cを6.0まで下げました。体重も9kg以上下げました。現在は、転職等で少し体重が戻っていますが。
 そして、6月に骨髄バンクのドナー登録を行いました。登録自体はあっさり終わりました。

ドナーカード


残り10カウント

提供できる条件

 1つ心残りがあります。それは骨髄を提供できる年齢の限界が55歳までなんです。およそ10年しかありません。もっと早く登録していたなら、救えた命があったかもしれない。そう思います。しかし過去にはもう戻れないので、せめて今後10年間は骨髄を提供できるような健康な身体を維持したいと思います。

1.血液を含む健康状態を健康に保つ
2.無謀なことをして、提供できる条件から外れるけがを避ける
3.とにかく生きる

 この3か条を守っていこうと思います。自分の人生は残り10カウント。毎年カウントしていきます。そして10カウント経過後、提供する機会があれば提供をして、提供をする機会がないならば、55歳を過ぎた後、タバコ屋のおばちゃんに「俺、10年間健康頑張ったんだよ」って軽口をたたいて、褒めてもらおうと思います。そして褒められたら、俺の人生は価値があったと自画自賛します。
 残り10カウント。俺はまだ倒れるわけにはいかない。


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