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なぜFREITAGなのか
僕は故郷の和歌山にFREITAGを広めたい、常々そう思っている。
FREITAGとの出会いは20年近く前、まだ東京に住んでいた頃。
セレクトショップで目にしたリサイクルバッグがFREITAGだった。
記念すべき1st FREITAGはメッセンジャータイプのF42 SURFSIDE6。
出会った瞬間ビビビッ、とくるような所謂運命的な出会いなどではなく、
「カッコイイなぁ」とこぼしたのを隣で聞いていた恋人からのプレゼントという
なんとも平凡な出会いから、運命の歯車はゆっくりと回り始める。
偶然にもインダストリアルグリーン、通称”イングリ”と呼ばれる
FREITAGのブランドカラーを纏ったそれは今も自宅のロフトに鎮座し、
何か特別な日には持ち出すようにしている。
なぜFREITAGなのか。
人それぞれであるこのテーマに僕なりの解釈をつけるとするならば
「オンリーワンの価値観」という点に尽きる。
FREITAGはご存知の通りトラックのタープ、自転車のチューブ、
シートベルト、エアバッグ、などをリサイクルして造られる
「リサイクル=一点物」なスイスのバッグブランドだ。
僕がFREITAGにどハマりしたキッカケを振り返ってみると、
大きなポイントが2つある。
SNSが流行する以前、mixiというコミュニティサービスが
流行したのを覚えているだろうか。
mixiは存在するもの全てをコミュニティ化しそこに属する事で得られる連帯感が
ネット世界の楽しみを創造する新しいサービスだった。(ように思う。)
そしてそこには当然FREITAGのコミュニティも存在し、
更にそこには「見せっこ」という神コンテンツが存在していた。
一点物であるがゆえのユニーク性に見せられたFREITAGユーザー達が
我こそはと自慢のFREITAGを「見せっこ」するのだ。
見せっこは活気に溢れていたし、何よりFREITAGのユニーク性を教えてくれた。
2つ目のキッカケは、やはりSNSである。
SNSの流行に伴いmixiのようなクローズド状態の交流から
オープンな交流の時代に変わっていった。
(閉じた場所というのはいつの時代も需要はあるが。)
SNSがなぜキッカケになれたのか。
それはリアルに出会えるからである。
FREITAGが好きだとSNS上で声をあげれば
FREITAGが好きな人に出会えたのである。
オフ会と称し自慢のFREITAGを持ち寄り持論を語り、
時には動画配信を行い遠方とコミュニケーションを取る。
それはとても刺激的で、爆発的に世界が広がった瞬間でもあった。
当時、九州にいた僕はFREITAGユーザーに声をかけ「九州F-クラスタ」を創設し
各地のFクラスタと交流を深めた。
おかげで今では日本全国にFREITAGを通じて知り合った友人が沢山活躍している。
FREITAGと出会い、ハマり、発信していく事で世界が広がった。
僕は故郷の和歌山にFREITAGを広めたい、常々そう思っている。
FREITAGを通して世界が広がるという事を一人でも多くの人に経験して欲しい。
単に近所でFREITAGの話がしたい、ってのももちろんあるけれど。(笑)
コンセプトと機能性とユニーク性を兼ね備えたFREITAGというバッグは、
コミュニケーションツールとして無限の可能性を秘めている。
そんな価値観を一人でも多くの人と共有する事が出来れば、
倍々に広がった世界には日々を豊かにするエッセンスが溢れている事に気付く。
それこそが人生の宝だと、本気でそう感じているから、
僕は故郷の和歌山にFREITAGを広めたい、常々そう思っている。
FREITAGの扉をノックしたくなったらCAFE884を訪ねてみてください。
FREITAGのお話、しましょうよ。
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